コメント:「全体討議 東京論 東京を漕ぐ──チャリーディング・ノーテーション」の感想です -[r4]- - 建築系ラジオ
出演者:武智仁志

いや〜、面白かったです(笑)。「r4」の中では、くだけた雰囲気なので「r4」を敬遠しているリスナーの入門的なコンテンツになるのではないでしょうか。

杉浦さんと中山さんには、笑いの神が降りてきていますね。電波が通じないハプニングを武器に、杉浦さんのつなぎの途中でやっと電波が通じた挙げ句に、「スースースーです」。
もう、最高でした(笑)。

本当にラジオ向けの内容ですね。通勤でチャリをこぎながら聞いているので上り坂の辛さを共感できました。これからは、「ん〜」とか「シャー」を言いながら起伏の体感を意識化できるようになります。

時間と空間を表すということでしたので、基準を決めるのはどうでしょうか。例えば、外径26インチ、タイヤ幅が1インチで、空気圧は4気圧のタイヤで、一漕ぎが1テンポ。このテンポに合わせて、ドラム役の音を刻みます。この基準があれば、起伏に対応する身体感覚をリズム(上りはゆっくりのテンポ)でもキャッチできて、より感覚の共有化が図れるかもしれません。ただ、再生時間は長くなりますが・・・。

オノマトペ音楽(仮称)の作曲者は実体験から仮想体験(音と絵による楽譜化)へという降順で、リスナーは仮想体験から実体験へという昇順という、順序が逆の体験をするので、同じ空間でも感じ方が違ってきます。大きく分けて2つの感覚を合わせて編曲するとどうなるのでしょう・・。互いが見落とした感覚を補え合えることができて、より完璧に近い感覚マップができますか・・・。

起伏は表現しているので、横への広がりは、ステレオのPANで左右への移動が表現できるかもしれませんね。

楽器に置き換えない、擬声語によるアナログな感じが良いと思います。おっしゃるとおり、アップダウンの状況を聞くとタイムリーに映像化できます。風景を知っていたら一緒にサイクリングしている絵も想像できたかもしれません。

土地と経験との関係を探れる可能性を秘めた感覚マップ。抽象化でTAB譜のような読みやすいノーテーションができるかも・・・。
面白いです。おそるべし、ガールズトークっ!

(思ひ出のコメントー初出:2009.9.14)

・関連項目
全体討議 東京論──新しい地形としての東京3
東京を漕ぐ──チャリーディング・ノーテーション
(2010年9月26日公開)

連載紹介

建築系ラジオのリスナーによる感想コーナーです。 気になってるけど、まだ聞いていないコンテンツの概要を知りたい場合に参考でどうぞ。感想文のリクエストがあれば、お答えいたします(笑)。
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