建築系ラジオ: 2014年11月アーカイブ

2014年11月

「3.11以後の建築」展 第三回
鷲田めるろインタビュー

収録日時:2014年10月31日
収録場所:金沢
収録時間:11分58秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:5.6MB PLAY 出演者:五十嵐太郎+鷲田めるろ

「3.11以後の建築」展の企画担当であり、金沢21世紀美術館の立ち上げ段階から関わった鷲田めるろさんへのインタビューです。SANAAやアトリエ・ワンといった建築展に関わってきた鷲田さんに、今回の展覧会の企画の経緯やこれまでの建築展との違い等について語って頂きます。鷲田さんならではのこの展覧会の見どころや解釈の仕方は必聴です。(田中良平)


・出演者プロフィール
五十嵐太郎(いがらし・たろう)
1967年生まれ。建築系ラジオコアメンバー。

鷲田めるろ(わしだ・めるろ)
金沢21世紀美術館キュレーター。参加や地域をテーマに、現代美術や建築の展覧会・プロジェクトを企画。
1973年京都市生まれ。 東京大学大学院修士課程修了(美術史学)。
1999年より金沢21世紀美術館建設事務局アシスタント・キュレーター。
2005年より現職。「妹島和世+西沢立衛/SANAA」(2005)、「アトリエ・ワン:いきいきプロジェクトin金沢」(2007)など企画。

・関連項目
ジャパン・アーキテクツ「3.11以後の建築」展
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1721

南研究室建築デザインレビュー
20世紀建築120選 -その58-

収録日時:2014年11月12日
収録場所:国士舘大学南研究室
収録時間:53分18秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:50.0MB
PLAY 出演者:韓雨霖+相馬亜美+南泰裕

レビュー作品:築地本願寺《伊東忠太(1934)》
南研デザインレビュー、20世紀建築120選の第58回目です。今回レビューする作品は、伊東忠太が設計した築地本願寺です。築地本願寺は、伊東忠太が設計した数多くの社寺建築のひとつです。インド・イスラム様式の特異な建築であり、本堂平面はシンメトリーとなっていて中央の屋根が円筒状になっているのが特徴です。(近藤勇人)

・出演者プロフィール
韓雨霖(かん・うりん)
1988年生まれ。国士舘大学南研究室4年。
趣味...バスケットボール。

相馬亜美(そうま・あみ)
1990年生まれ。国士舘大学大学院南研究室修士2年。
趣味...読書。

南泰裕(みなみ・やすひろ)
建築系ラジオコアメンバー。

収録日時:2014年11月1日
収録場所:金沢21世紀美術館横の芝生
収録時間:29分22秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:13.8MB PLAY 出演者:小津誠一+宮下智裕+松田達

今回の収録では金沢21世紀美術館で開催中の「3.11以後の建築展」にて、「金沢都市再編計画2014」の提案を行った小津誠一氏、宮下智裕氏、松田達氏に、展示内容の概要や学生により制作された金沢のまちの模型の裏話などをお話いただきました。「3.11以後の建築展」は2015年5月10日まで、同日にスタートした「ジャパン・アーキテクツ 1945-2010」は2015年3月15日まで金沢21世紀美術館にて開催しています。ぜひ展示会にも足を運んでみてください。(野島稔喜)

・出演者プロフィール
小津誠一(こづ・せいいち)
有限会社E.N.N.(エン)代表。1966年 石川県金沢市生まれ。1990年 武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。1998年 東京の設計事務所、代理店勤務などを経て、京都にて独立。京都精華大学で教鞭を執りながら、京都と東京を拠点に建築設計を行う。2002年 活動拠点を東京へ移転。設計事務所として住宅設計やオフィス、店舗設計などを行う。2003年 金沢でNPO任意団体を結成し、東京、金沢の二拠点活動を開始。同年末、金沢にてE.N.N.を設立し、廃墟ビルの再生と同時に飲食店a.k.a.を開業。2007年 金沢R不動産をスタート。2012年 東京の設計チームを金沢に移転し、27年ぶりの金沢市民となる。2014年 全国のR不動産メンバーとともに、移住ウェブマガジン「real local」をスタート。E.N.N.では建築設計チーム「studio KOZ.」、不動産チーム「金沢R不動産」、移住ウェブマガジンチーム「real local」などを率いる。嗜季では主計町の飲食店「嗜季」などを運営。

宮下智裕(みやした・ともひろ)
金沢工業大学准教授。1968年静岡県生まれ。1991年 芝浦工業大学建築学科卒業。1993年 芝浦工業大学大学院工学研究科修士課程(建設工学専攻)修了。1997年 南カリフォルニア建築大学(SCI-Arc)大学院修士課程修了。1999年 芝浦工業大学大学院博士課程工学研究科修了。2002年 金沢工業大学環境・建築学部建築学科講師。2007年 金沢工業大学環境・建築学部建築学科准教授 現職。受賞歴:2009年 金沢市都市美文化賞 アルミハウスプロジェクト/Low Carbon Life‐design Award。2009 「環境大臣賞」 ATATA=KAYA/北米照明学会 IES ILLUMINATION AWARD 2010。2010年 (社)アルミニウム協会賞「開発賞」アルミハウスプロジェクト。2011年 日本建築家協会環境建築賞 [A-ring]/第11回JIA環境建築賞 入賞 [A-ring]/第4回サスティナブル住宅賞 優秀賞 [A-ring] 他

松田達(まつだ・たつ)
1975年生まれ。建築家。東京大学助教。建築系ラジオコアメンバー。 

・関連項目
ジャパン・アーキテクツ「3.11以後の建築」展
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1721

「3.11以後の建築」展 第二回
市民ギャラリートライアル

収録日時:2014年10月31日
収録場所:金沢
収録時間:35分00秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:16.8MB PLAY 出演者:五十嵐太郎+403 architecture[dajiba]+dot Architects+垣内光司

今回は金沢21世紀美術館の市民ギャラリー利用団体と建築家のコラボレーションによる、展示空間をデザインする市民ギャラリープロジェクトについてです。オープニングは403architectureとモダンアーキテクト協会金沢支部による数珠つなぎの展示構成。続いて現在の金沢市の中学校美術教育の問題を浮かび上がらせながらプロジェクトを進めるdot Architects。垣内光司は金沢アート工房、金沢R不動産と協力し市民ギャラリーから飛び出すという最後を務めるものとしての着地点を考えた構想。建築家たちの考える市民ギャラリーとの関わり方と展示内容について語って頂いており、それぞれの会期の度に聴きたくなる内容となっています。(田中良平)


・出演者プロフィール
五十嵐太郎(いがらし・たろう)
1967年生まれ。建築系ラジオコアメンバー。

403architecture[dajiba]
2011年に彌田徹、辻琢磨、橋本健史によって設立。静岡県浜松市を拠点として活動。主な作品「渥美の床」「海老塚の段差」「富塚の天井」第30回吉岡賞受賞。
彌田徹(やだとおる)
1985年大分県生まれ。2011年筑波大学大学院芸術専攻貝島研究室修了
名城大学非常勤講師。
辻琢磨(つじ・たくま)
1986年静岡県生まれ。2010年横浜国立大学大学院建築都市スクールY-GSA修了。
名城大学非常勤講師。
橋本健史(はしもと・たけし)
1984年兵庫県生まれ。2010年横浜国立大学大学院建築都市スクールY-GSA修了。
名城大学非常勤講師。

dot Architects
2004年家成俊勝、赤代武志により共同設立
大阪・北加賀屋を拠点に活動。建築設計だけに留まらず、現場施工、アートプロジェクト、さまざまな企画にもかかわる。
家成俊勝 (いえなり・としかつ)
1974年兵庫県生まれ。関西大学法学部法律学科卒。大阪工業技術専門学校夜間部卒。

京都造形芸術大学 空間演出デザイン学部 特任准教授

大阪工業技術専門学校 建築学科Ⅱ部 非常勤講師
赤代武志 (しゃくしろ・たけし)
1974年兵庫県生まれ。神戸芸術工科大学芸術工学部環境デザイン学科卒。
北村陸夫+ズーム計画工房。宮本佳明建築設計事務所を経て設計活動を開始。

大阪工業技術専門学校 建築学科 非常勤講師

大阪市立大学 工学部 建築学科 非常勤講師

神戸芸術工科大学 デザイン学部 環境・建築デザイン学科 非常勤講師

垣内光司(かきうち・こうじ)
1976年京都市生まれ。 大阪芸術大学芸術学部建築学科卒業。
2002年実家の青果店八百光に設計部設立。
2008一級建築士事務所八百光設計部に改称
東京理科大学 非常勤講師
京都造形芸術大学 非常勤講師

・関連項目
ジャパン・アーキテクツ「3.11以後の建築」展
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1721

「3.11以後の建築」展 第一回
ギャラリーレクチャー

収録日時:2014年10月31日
収録場所:金沢
収録時間:33分31秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:15.7MB PLAY 出演者:五十嵐太郎

この秋開館10周年を迎えた金沢21世紀美術館で来年の5月10日まで開催されている「3.11以後の建築」についてのギャラリーレクチャーです。展示は7つのセクションに分けられ、みんなの家、アーキエイド、坂茂といった東日本大震災を受けての建築家の活動や、市民が関わっているもの、震災以前から続いているような建築家の取り組みや展示テーマについて紹介していきます。これをダウンロードして会場で聞きながら鑑賞すると、 セルフガイドツアーとして楽しめます。(田中良平)


・出演者プロフィール
五十嵐太郎(いがらし・たろう)
1967年生まれ。建築系ラジオコアメンバー。


・関連項目
ジャパン・アーキテクツ「3.11以後の建築」展
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1721

南研究室建築デザインレビュー
20世紀建築120選 -その57-

収録日時:2014年10月15日
収録場所:国士舘大学南研究室
収録時間:23分32秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:22.1MB
PLAY 出演者:韓雨霖+津野晃広+南泰裕

レビュー作品:第二ゲーテアヌム《ルドルフ・シュタイナー(1928)》
南研デザインレビュー、20世紀建築120選の第57回目です。今回レビューする作品は、ルドルフ・シュタイナーが設計した第二ゲーテアヌムです。ゲーテアヌムは宗教建築としてスイスのドルナッハに建設されました。ゲーテアヌムには第一、第二があり、第一ゲーテアヌムは木造の大ドーム空間が特徴的で、対称に第二ゲーテアヌムは至上最初の大規模鉄筋コンクリートの作品となっています。内部は神秘的なステンドグラスにより、講堂、図書館、劇場等の機能空間に分節されています。(佐藤敦)

・出演者プロフィール
韓雨霖(かん・うりん)
1988年生まれ。国士舘大学南研究室4年。
趣味...バスケットボール。

津野晃宏(つの・あきひろ)
1988年生まれ。国士舘大学大学院南研究室修士2年。
趣味...手料理。

南泰裕(みなみ・やすひろ)
建築系ラジオコアメンバー。


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