建築系ラジオ: 2013年8月アーカイブ

2013年8月

南研究室建築デザインレビュー
20世紀建築120選 -その28-

収録日時:2013年7月31日
収録場所:国士舘大学南研究室
収録時間:29分51秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:28.0MB
PLAY
レビュー作品:国立西洋美術館《ル・コルビュジェ(1959)》
南研デザインレビュー、20世紀建築120選の第28回目です。今回はル・コルビュジェが設計した国立西洋美術館についてレビューしています。コルビュジェが唯一日本で設計を行った作品です。基本設計はコルビュジェが担当し、それを元にコルビュジェの弟子である前川國男、坂倉準三、吉阪隆正が実施設計を行いました。メインエントランスのピロティ空間やモデュロールが反映された空間等を見ると、まさにコルビュジェが設計した建築であると感じ取ることが出来ることと思います。リスナーの皆さんも、このレビューを聴いた後に実際に現地へ足を運んでコルビュジェの建築を体感してみてはいかがでしょうか。(内山雄介)

・出演者プロフィール
熊坂さやか(くまさか・さやか)
1991年生まれ。国士舘大学南研究室4年。
趣味...ボート、乗馬。

千明弘典(ちあき・ひろのり)
1989年生まれ。国士舘大学大学院南研究室修士2年。
趣味...ゲーム。

南泰裕(みなみ・やすひろ)
建築系ラジオコアメンバー。

あいちトリエンナーレ2013 第12回
あいちトリエンナーレ2013公式ガイドブック

収録日時:2013年7月28日
収録場所:名古屋市「Tsurukame 錦」
収録時間:16分58秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:8.1MB
PLAY 出演者:五十嵐太郎+武藤隆+堀切春水+川北直樹

美術出版社発行の『あいちトリエンナーレ2013公式ガイドブック』制作を担当した川北さんと堀切さんにガイドブックの見どころや大変だったことについて語っていただきます。走り続けた壮絶な日々は部活のようだった、と思い返す堀切さん。完成した今だから話せる制作の裏側をお楽しみください。『あいち建築ガイドブック』と合わせて読むことであいちトリエンナーレをより楽しめること間違いなしです。(田中良平)



・出演者プロフィール


五十嵐太郎(いがらし・たろう)

1967年生まれ。建築系ラジオコアメンバー

武藤隆(むとう・たかし)

67年名古屋市生まれ。92-02年安藤忠雄建築研究所。02年-武藤隆建築研究所。10年-大同大学工学部建築学科准教授。あいちトリエンナーレ2013アーキテクト

堀切春水(ほりきり・はるみ)

あいちトリエンナーレ実行委員会事務局

川北直樹(かわきた・なおき)

あいちトリエンナーレ実行委員会事務局


・関連項目
あいちトリエンナーレ2013

建築学会大会直前! 札幌建築案内
帯広の屋台からホヤホヤをお届け

収録日時:2013年8月11日
収録場所:北の屋台(帯広市西1条南10丁目-7)
収録時間:35分59秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:16.9MB
PLAY 出演者:原朋教+岸佑+天内大樹

2013年8月末の日本建築学会大会は北海道大学で開かれます。これを機会に札幌や北海道の建築を見て回りたいという人が多いでしょう。さて、新千歳空港に着いてから札幌駅に行って、北大に行って発表するのはよいとして、そのあとどうしようか......という方に捧げる、札幌建築ガイドです。手近なところでは北大キャンパス内(モデルバーン=模範家畜房、北大総合博物館など)や札幌市内(聖ミカエル教会、ノアの箱舟など)に始まり、札幌郊外(モエレ沼公園、真駒内周辺など)、札幌市外(小樽、岩見沢、美唄、旭川)について言及しています。また札幌の街区の構成、北海道の一般住宅の特徴、もちろん気候や植生などを知ると、都市や建物の文脈をより容易に理解できると思います。
収録中は2本に分けて配信しようかと思いましたが、36分まとめてお送りすることにしました。新千歳空港から快速に乗ると、札幌駅までちょうどこれくらいです。

・出演者プロフィール
原朋教(はら・とものり)
1976年生まれ。建築史研究者、設計事務所勤務。博士(工学)。

岸佑(きし・ゆう)
1980年生まれ。日本近現代史・日本近代建築思想、国際基督教大学大学院比較文化研究科博士課程、アジア文化研究所準研究員。

天内大樹(あまない・だいき)
1980年生まれ。建築系ラジオパートナー。

あいちトリエンナーレ2013 第11回
あいち建築ガイド

収録日時:2013年7月28日
収録場所:名古屋市「Tsurukame 錦」
収録時間:30分19秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:14.6MB
PLAY 出演者:五十嵐太郎+武藤隆+加藤和雄+太田忍+柴田直美+脇坂圭一+村瀬良太+道尾淳子+藤田まや+辻本哲郎

あいち建築ガイド出版記念トークです。この本には愛知にある建築とインテリアがまとめられており制作を担当した方々にガイドブックの魅力やトリエンナーレの楽しみ方などを語って頂きます。840円と非常にリーズナブルなのも売りの一つで、あいちトリエンナーレに興味がある方だけでなく愛知を訪れる人にぜひおすすめ一冊となっています。(田中良平)


・出演者プロフィール

五十嵐太郎(いがらし・たろう)

1967年生まれ。建築系ラジオコアメンバー

武藤隆(むとう・たかし)

67年名古屋市生まれ。92-02年安藤忠雄建築研究所。02年-武藤隆建築研究所。10年-大同大学工学部建築学科准教授。あいちトリエンナーレ2013アーキテクト

加藤和雄(かとう・かずお)

インテリアデザイナ-・建築家 環境提案協会-中部会長

加藤和雄/状況空間研究所・所長 大同大学建築学科・客員教授

太田忍(おおた・しのぶ)

スペースデザイナー 株式会社アケボノアートワークス

環境提案協会-中部副会長

柴田直美(しばた・なおみ)

2013あいちトリエンナーレアシスタントキュレーター

脇坂圭一(わきさか・けいいち)

あいちトリエンナーレ実行委員会事務局

村瀬良太(むらせ・りょうた)

1977年生まれ。建築史家。著書:『「結婚式教会」の誕生』五十嵐太郎,村瀬良太著

道尾淳子(みちお・じゅんこ)

愛知淑徳大学助教

藤田まや(ふじた・まや)

あいちトリエンナーレ実行委員会事務局

辻本哲郎(つじもと・てつろう

あいちトリエンナーレ実行委員会事務局


あいちトリエンナーレ2013 第10回
藤森照信さんへのインタビュー

収録日時:2013年7月28日
収録場所:名古屋市美術館
収録時間:14分37秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:7MB
PLAY 出演者:五十嵐太郎+藤森照信

あいちトリエンナーレ2013出品作家である藤森照信さんのインタビューをお送りします。藤森さんの出身地である茅野市にある「空飛ぶ泥船」には吊り構造が採用されています。吊り構造は建築の分野では屋根に使われているものはありますが、この作品は建築全体を吊っておりその名の通り空中に浮かんでいるでいるようにみえます。制作の過程や、吊り構造を用いることによるこの作品の面白さについても語られているので、ぜひお聞きください。(田中良平)

再生途中から音声がよくなります。



・出演者プロフィール

藤森照信(ふじもり・てるのぶ)

あいちトリエンナーレ2013アーティスト。

1946年長野県生まれ。建築家、建築史家。1991年『神長官守矢史料館』で建築家としてデビュー。主な作品は『ニラ・ハウス』(日本芸術大賞受賞)、『熊本県立農業大学校学生寮』(日本建築学会作品賞受賞)など。『建築探偵の冒険・東京編』(サントリー学会賞受賞)、『藤森照信、素材の旅』など多数の建築史都市史関連の著書を発表。2006年第十回ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展で日本館のコミッショナーを務めた。

五十嵐太郎(いがらし・たろう)

1967年生まれ。建築系ラジオコアメンバー

アメリカ西海岸建築体験ツアーとAIAJ Schoolについて
アメリカ建築家協会日本支部による、建築学生と若手建築家のためのイベント

収録日時:2013年8月2日
収録場所:東京大学先端科学技術研究センター
収録時間:47分33秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:34.2MB
PLAY 出演者:国広ジョージ+柳澤恭行+櫻井泰行+松田達

日本の建築学生と若手実務者がより海外や英語に触れる機会をつくるため、アメリカ建築家協会日本支部(AIA Japan)がこの秋に二つのイベントを企画しています。アメリカ西海岸建築実態体験ツアーと、AIA Japan Schoolで、いずれも大変魅力的な内容です。その内容について、AIA国際担当理事でもあるくに国広ジョージ先生をはじめ、アメリカでの経験が長いAIAJ幹部の二人の建築家にお話を伺いました。お三方のアメリカでの体験も踏まえ、今後海外に出ようとする日本の若者に、大きなエールを送る内容となっています。このイベントに、また海外に出ることに興味を持っている人は、ぜひ聴いてみて下さい。


・出演者プロフィール
国広ジョージ(くにひろ・じょーじ)
国士舘大学工学部建築デザイン工学科教授。AIA国際理事。1951年東京生まれ(米国籍)。1964年渡米。1974年、カリフォルニア大学バークレー校環境デザイン学部を経て、1976年ハーバード大学大学院デザイン学部建築学科修士修了。アメリカで建築家として活動した後、1997年で設計活動を開始。日本建築家協会(JIA)、日本建築学会(AIJ)、アジア近代建築ネットワーク(mAAN)などでも広く活動。主な作品に《田無市消防団第7分団詰所》《グランブルー青山ビル》など。

柳澤恭行(やなぎさわ・やすゆき)
1995年新潟大学電気工学科卒業。2004年オレゴン大学大学院建築及び関連芸術学校建築学修士修了。2004年からロバートソンシャーウッドアーキテクト勤務。2008年久米設計勤務。現在、Steven Leach Associates勤務。所属団体AIA2013年支部長。2009年明治大学講師。2013年工学院大学非常勤講師として活躍中。

櫻井泰行(さくらい・やすゆき)
米国カリフォルニア州登録建築家。AIA会員(次期日本支部長)。1966年神奈川県小田原市生まれ。1990年武蔵工業大学工学部建築学科卒業。1992年南カリフォルニア大学建築学部卒業。1994年南カリフォルニア大学建築学部大学院修了。1994年EDPA Studio Architects(ロサンゼルス)勤務。1997年Altoon + Porter Architects、LLP(ロサンゼルス)勤務。1999年Zimmer Gunsul Frasca Partnership、LLP(ロサンゼルス)勤務。2000年黒川紀章建築・都市設計事務所設計部課長。2002年有限会社TAICO設立。

松田達(まつだ・たつ)
1975年生まれ。建築家。東京大学助教。建築系ラジオコアメンバー。

・関連項目

南研究室建築デザインレビュー
20世紀建築120選 -その27-

収録日時:2013年7月31日
収録場所:国士舘大学南研究室
収録時間:24分15秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:22.7MB
PLAY
レビュー作品:広島平和記念資料館《丹下健三(1955)》
南研デザインレビュー、20世紀建築120選の第27回目です。今回は丹下健三が設計した広島平和記念資料館についてレビューしています。広島原爆の惨状を後世に伝える為に建てられたこの建築は、建築デザインコンペによって設計者が選出されました。都市を方向づける軸として、平和大通りと直行するように、資料館、慰霊碑を配置し、その延長線上には原爆ドームがあります。ピロティや一定の間隔で刻まれているマリオンが見える正面のファサードは、ル・コルビュジェの影響を感じさせます。(内山雄介)

・出演者プロフィール
倉持俊(くらもち・しゅん)
1991年生まれ。国士舘大学南研究室4年。
趣味...スラックライン。

相馬亜美(そうま・あみ)
1990年生まれ。国士舘大学大学院南研究室修士1年。
趣味...読書。

南泰裕(みなみ・やすひろ)
建築系ラジオコアメンバー。


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