建築系ラジオ: 2010年10月アーカイブ

2010年10月

収録日時:2010年10月23日
収録場所:香川県小豆島
収録時間:24分47秒
ファイル形式:MP3
ファイルサイズ:11.6MB
PLAY 出演者:入江徹+糸崎公朗+五十嵐太郎+北川啓介+彦坂尚嘉

建築系ラジオによる瀬戸内芸術祭ツアー2日目の収録の後編です。始めに豊島美術館を写真家•美術家である糸崎公朗さんの自然の中に芸術をみる視点ではなく、違う視点でみた意図を語ります。次に同じ瀬戸内でプロジェクトをしている安藤忠雄さんとSANAAを比較をしながら、豊島美術館の魅力に迫っていきます。最後には、建築とアートの駆け引きを語る収録になっています。(百田圭廣)

・出演者プロフィール
糸崎公朗(いとざき・きみお)
美術家。1965年長野県生まれ。東京造形大学卒業。写真家・美術家。「非人称芸術」のコンセプトのもと、「フォトモ」「ツギラマ」などの独自の写真技法による作品を制作。展覧会やワークショップのほか、出版や雑誌執筆など幅広い活動を行なう。主な個展に「"FOTOMO x CITY" Multi-Perspective Sx Editions」(香港藝術中心)、「金沢をブリコラージュする。」(金沢21世紀美術館)。主な受賞にコニカフォト・プレミオ2000年度大賞、19回東川賞新人作家賞など。主な著書に『フォトモの物件』『東京昆虫デジワイド』(共にアートン新社)など。
収録日時:2010年10月23日
収録場所:香川県小豆島
収録時間:29分16秒
ファイル形式:MP3
ファイルサイズ:13.4MB
PLAY 出演者:入江徹+佐野智哉+大村玲加+関口卓哉+五十嵐太郎+彦坂尚嘉

建築系ラジオによる瀬戸内芸術祭ツアー2日目の収録です。2日目の目玉である豊島美術館について参加者はどう思ったのでしょうか? 学生の立場からの感想を述べた後はコアメンバーの五十嵐太郎さんが建築的解説を行い、次にパートナー彦坂尚嘉さんが美術的解説を行います。同じ建築物を見ても建築的観点と美術的観点でどう違いが出るのでしょうか? そんな違いが少し垣間見れる収録です。全2回の配信です。(吉岡佑樹)
収録日時:2010年10月24日
収録場所:東京オペラシティアートギャラリー
収録時間:1時間18分52秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:37.9MB
PLAY 出演者:前田茂樹+松田達

東京オペラシティアートギャラリーにて、2010年10月23日(土)から12月26日(日)まで展覧会「ドミニク・ペロー 都市というランドスケープ」が開催されています。今回は、元DPAチーフアーキテクトの前田茂樹さんに展覧会と出展作品の詳細な解説をして頂いており、展覧会のオーディオガイドとしても使用することができます。約80分間の内容で、会場をめぐる動線にしたがって解説が進みます。以下に、頭出しができるよう、それぞれの解説がはじまる時間を列記してあります。(松田達)

展覧会「ドミニク・ペロー 都市というランドスケープ」オーディオガイド(解説:前田茂樹)
0:00:10 イントロダクション
0:02:11 section 1:映像について
0:10:08 section 1:モニターについて
0:13:51 section 2:会場の構成について
0:17:00 section 2:Table 1「都市の地形」
0:23:38 section 2:Table 2「自然への接地」
0:32:07 section 2:Table 3「場の発見」
0:42:37 section 2:Table 4「ランドスケープとしてのスカイライン」
0:52:04 section 2:Table 5「地形の変容」
1:02:32 section 3:スケッチとディテール
1:08:59 現在のドミニク・ペロー事務所について
1:13:20 テーマ「都市というランドスケープ」について

・出演者プロフィール
前田茂樹(まえだ・しげき)
1974年大阪生まれ。1998年大阪大学工学部建築工学科卒業。2000年東京藝術大学美術研究科建築専攻中退。2000年-DPA DOMINIQUE PERRAULT ARCHITECTURE 勤務。2006年一級建築士取得。2007年前田茂樹建築設計事務所(現、ジオ-グラフィック・デザイン・ラボ)設立。2010年-大阪工業大学工学部建築学科講師。

・関連項目
「ドミニク・ペロー 都市というランドスケープ」東京オペラシティアートギャラリー
出演者:武智仁志

告知情報にもあります通り、2010年10月31日に「ダンボール茶室から考える建築とアートの可能性 産業遺産活用からのアプローチ」 公開収録があります。これに臨む前に、今回ご紹介するコンテンツを聞いていただければ、コアメンバーの、特に山田幸司さんの人となりが垣間みれるのではないかと思います。

このコンテンツは、YSSK TIMEのお二人がコアメンバーに鋭くせまるコーナーです。YSSK TIMEのお二人は、質問センスがありますね!なるほど、こんなにいつも聞いているコアメンバーの声なのに、分からないことだらけでした。とても面白い配信になったと思います。山田幸司さんが、活き活きと話している様子が浮かんできました(笑)。YSSK TIMEさんの味がよくでていると思いますので、次回の合同収録も期待しています。

どの質問も面白いですが、僕が食いついた話題をひとつ。
「美人は3日で飽きる」っていいますよね。あれって、自分の経験や思い込みからつくりあげた「美人像」が基準になるから飽きるんだと思います。フォーマットですよ。フォーマットの項目は、先が読めるんですよね。これだけ足りないとか、この項目が実際は違ってたとか・・・。具体的には、細身でスタイルが良いのがいいとか、明石屋さんまさんだと、ポニーテールが好きとか、国や時代によっては体型がふくよかな方が好まれますよね。(ちなみに、僕個人の意見では、細すぎるのは色気を感じないかと・・・。)実際には、フォーマットの規格外の方が楽しかったり、発見があったり、自分が項目に挙げられなかった事ができる人に憧れや尊敬が生まれるもんです。

山田幸司さんと梅林克さんの好みの女性像は、僕もタイプが似ています(笑)。完全一致ではなく、シャッキ!と気が強そうな女性像は共感できます。具体的には、ニュースを読んでいる時の滝川クリステルさんっ(誰も聞いてないでしょうけど、公の場でこんな事言うのは照れますね。)。あんな人が目の前で実際に動いていたら、中から別の人が出てくるのではないかと。着ぐるみじゃないかと思う程の美形です。雰囲気も美形で色気があります。僕が住んでいる街で見た事がないです(笑)。ただ、滝川さんは、お二人のタイプからは少しずれている気がしますけど。

実際におつきあいできたとしても多分、飽きるというか飽きられるというか、身の丈というものが世の中には存在しているんですよねー。フォーマットに合い過ぎると、それ以上のものを発見できない限り、飽きると思うんです。・・・強気に出過ぎました・・・(笑)。

女の人と男の人の相性って、どちらかというと反対の性格の方が問題が少ないと思うんです。どちらも、お互いのストッパー役になれるという点で。お話にも出て来たママドルにしても、旦那と二人で暴走した後は、激突しかないと思うので・・・。結婚を経験すると、ヘタしたら趣味も違う方が周りがよく見えるんじゃないかとも思って来ました。まず金がかからない(笑)。性格や趣味がまったく同じだと、それだけに、互いにはじき合うはずです。コダワリが強いだけに。あ、もちろん根本的な価値感は共通していないと行動に共感できませんよ。なにからなにまで趣味が一緒だと気疲れするということです。これから結婚を考えている方の参考になればと思います(笑)。僕は、どちらかと言うと草食系と思っているのですが、お二人は、どう見ても(聞いても)、肉食野獣系ですよね(笑)。なのに、好みのタイプが似ている・・・。っと、言う事は、実は、お二人は「隠れ草食系」なのではないですか?

さて、フォーマットという言葉で話は急に変りますが、建築をつくる時、お施主さんの要求と自分がつくりたい建築のそれぞれのフォーマットにどう折り合いをつけていくかということに悩みそうです。要求を満たすだけでは、一般的な家電となんの代り映えもないのでつまらないのですが、そこで、お施主さんの用意したフォーマットを超える提案ができるかどうかが建築家の力量を表していますよね。フォーマットを持っていれば仕事がやりやすいのでしょうけれど、機械的にこなすだけになってしまうことってないのでしょうか。でも、フォーマット通りでも美人ってやっぱり皆が好きですよね。美人を超えた美人ってなかなか居ないと思います。一度でいいから、動いている生の滝川さんを遠くからでもいいから見てみたい!(笑)
あー、そんな事で悩む前に、さっさと卒業しろと、妻の声が聞こえてきました。空耳かな?

それにしても、面白いコンテンツですね!
これを聞けば、コアメンバーの皆さんや梅林さんを身近に感じられるようになりますよ。

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ラヂオは友の
「でしゃばり目次」
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43A: 建築系ラジオ新春企画「YSSK TIMEとの合同収録」〜トップ会談〜

01:20〜「出演者の自己紹介」
02:43〜「トップ会談の副題発表!」
03:35〜「リスクをかえりみず建築系ラジオを続けるモチベーションは?」
10:16〜「今までの建築系ラジオの番組で一番印象に残っているものとは?幻の・・・」
13:30〜「それぞれの好きな食べ物は?〜パスタ問題!?〜」
16:41〜「呼びかけです」
18:00〜「YSSK TIMEと、ぽむ企画の関係!?」
20:00〜「血液型を当ててみよう!」
20:52〜「子供の頃の習い事」
21:45〜「犬派?それとも猫派?」
23:25〜「ノンジャンルで愛読書は?」
24:31〜「子供の頃のニックネーム」
25:24〜「好きなスポーツ選手」
28:05〜「男として好きな女性タレント〜脱走者問題!?〜」

(全 32:54)
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収録日時:2010年10月3日
収録場所:田町某居酒屋
収録時間:40分58秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:18.7MB
PLAY 出演者:針貝傑史+赤瀬玲央奈+杉山聖昇+伊東鷹介+島矢愛子+中島和信+山道雄太+上月亮太+中邑真路+松田達

Archi-TV2010総括コンテンツ、最終回は打ち上げのラジオ収録の現場に居合わせた学生達全員に意見を求め、今回の26時間を通して感じたことをより身近な視点から話題を広げます。多くの場合意匠系学生と協働しない構造系学生が参加する事で見つけられた新たな発見や、WS独特の閉鎖的感覚を感じたという意見。「建築は世界をつなぐことができる。」そんな想いを常に持ちつつも、専門的知識を積み重ねるために自分たちの内輪の中で議論を展開してしまう。一方、ネット社会という早すぎる時代の流れの中でちょっと思いついた事をすぐに発表しなければならない社会の中で学ぶ辛さ。今、建築を考える人間にとって常に付き纏うそんなジレンマに対して、真摯に向き合った次世代の建築界で輝く可能性を秘めた学生達の新たなる出逢い。そんな彼らの顔が見たいコンテンツになっています。(平郡竜志)

・出演者プロフィール
針貝傑史(はりかい・たけし)
1988年生まれ。東京理科大学理工学研究科建築学専攻1年。Archi-TV 2010代表。 twitterアカウント @t_harikai

赤瀬玲央奈(あかせ・れおな)
1988年生まれ。日本大学理工学部建築学科4年。Archi-TV 2010副代表。twitterアカウント @reona_akase

杉山聖昇(すぎやま・きよのり)
1987年生まれ。神奈川大学大学院工学研究科建築学専攻修士1年。twitterアカウント @hoshiyarou

伊東鷹介(いとう・ようすけ)
1989年生まれ。横浜国立大学工学部建設学科建築学コース3年。Y-PAC。Archi-TV2010全国学生団体会議ディレクター。twitterアカウント @yousukekinoko

島矢愛子(しまや・あいこ)
1987年生まれ。日本大学理工学部建築学科4年。Archi-TV2010 RealTimeReview!!!レビュアー。twitterアカウント @aiko0412

中島和信(なかじま・かずのぶ)
1987年生まれ。法政大学大学院デザイン工学研究科建築学専攻修士1年。Archi-TV2010 RealTimeReview!!!ディレクター。twitterアカウント @kazunobu_

山道雄太(やまみち・ゆうた)
1987年生まれ。芝浦工業大学工学研究科建設工学専攻修士1年。Archi-TV2010批評系WSチーフディレクター。twitterアカウント @yama326

上月亮太(こうづき・りょうた)
1987年生まれ。横浜国立大学工学部建設学科建築学コース4年。銀茶会WS男性チーム代表。twitterアカウント @KozukiRyota

中邑真路(なかむら・まさみち)
1987年生まれ。日本大学理工学部建築学科OB。Archi-TV2010当日スタッフ。twitterアカウント @maronnium
収録日時:2010年10月3日
収録場所:田町某居酒屋
収録時間:23分18秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:10.6MB
PLAY 出演者:針貝傑史+赤瀬玲央奈+杉山聖昇+伊東鷹介+島矢愛子+中島和信+山道雄太+上月亮太+中邑真路+松田達

Archi-TV2010総括コンテンツ、第2回は現代の建築学生とその周辺環境との関係性についての議論です。前回から続く、多くの建築学生が利用しその特異性を含め以前から話題として挙げられることが多い「twitter」。実際のリアルな現場を視覚化するという新しい試みとしての「Ustream」の利用。これらのメディアが及ぼす学生達への影響、そして今後のメディアのあるべき姿について等、実際に26時間という長丁場のWSを行っている最中に感じた自分達が置かれている状況の把握・分析と、実感を基としたそれぞれの溢れ出す思いをお互いに出し合う深い議論が行われていきます。(平郡竜志)

・出演者プロフィール
針貝傑史(はりかい・たけし)
1988年生まれ。東京理科大学理工学研究科建築学専攻1年。Archi-TV 2010代表。 twitterアカウント @t_harikai

赤瀬玲央奈(あかせ・れおな)
1988年生まれ。日本大学理工学部建築学科4年。Archi-TV 2010副代表。twitterアカウント @reona_akase

杉山聖昇(すぎやま・きよのり)
1987年生まれ。神奈川大学大学院工学研究科建築学専攻修士1年。twitterアカウント @hoshiyarou

伊東鷹介(いとう・ようすけ)
1989年生まれ。横浜国立大学工学部建設学科建築学コース3年。Y-PAC。Archi-TV2010全国学生団体会議ディレクター。twitterアカウント @yousukekinoko

島矢愛子(しまや・あいこ)
1987年生まれ。日本大学理工学部建築学科4年。Archi-TV2010 RealTimeReview!!!レビュアー。twitterアカウント @aiko0412

中島和信(なかじま・かずのぶ)
1987年生まれ。法政大学大学院デザイン工学研究科建築学専攻修士1年。Archi-TV2010 RealTimeReview!!!ディレクター。twitterアカウント @kazunobu_

山道雄太(やまみち・ゆうた)
1987年生まれ。芝浦工業大学工学研究科建設工学専攻修士1年。Archi-TV2010批評系WSチーフディレクター。twitterアカウント @yama326

上月亮太(こうづき・りょうた)
1987年生まれ。横浜国立大学工学部建設学科建築学コース4年。銀茶会WS男性チーム代表。twitterアカウント @KozukiRyota

中邑真路(なかむら・まさみち)
1987年生まれ。日本大学理工学部建築学科OB。Archi-TV2010当日スタッフ。twitterアカウント @maronnium

 建築学科を卒業したら何をする?
 ゼネコンに就職、アトリエ系事務所に行く、人それぞれの進路。
 でも、「建築」を学んだからできることってきっと他にもある。
 職能としての建築、だけでないなにか。
 「建築学生にできること」はなにがあるんだろう?

高専における初の建築系ラジオイベントが開催されます。豊田高専こうよう祭におけるイベントであり、一般の方もご参加が可能です。豊田高専SD研の展示もあるそうです。ぜひお越し下さい。概要は下記になります。

*

豊田高専SD研究部主催講演会「建築学生にできること」のお知らせ

<日時>
2010年10月30日(土)
15:00〜17:00(会場14:30〜)

<場所>
豊田工業高等専門学校 一般学課棟 2階造形デザイン室

<講演者>
五十嵐太郎・南泰裕・松田達

<テーマ>
「建築学生にできること」

<参加費>
無料

<定員>
100名(先着順)

<アクセス>
・愛知環状鉄道利用の場合
愛環梅坪駅より徒歩約15分
・名鉄線利用の場合
上豊田駅または梅坪駅より徒歩約20分

当日は駐車スペース等はございませんので、公共交通機関のご利用にご協力お願い致します。なお、文化祭期間中は名鉄梅坪駅からシャトルバスの運行が予定されております。 シャトルバスの時刻表等に関しましては本校のHPに詳細が掲載される予定ですので、そちらをご確認ください。その他ご質問等ありましたら sd.member.tnct(a)gmail.com までお問い合わせください。多くの方の来場をお待ちしております。

<主催>
豊田高専SpaceDesign研究部

<関連リンク>

収録日時:2010年10月3日
収録場所:田町某居酒屋
収録時間:26分12秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:11.9MB
PLAY 出演者:針貝傑史+赤瀬玲央奈+杉山聖昇+伊東鷹介+島矢愛子+中島和信+山道雄太+上月亮太+中邑真路+松田達

10月2日から3日にかけて26時間行われたArchi-TV2010の打ち上げでの収録です。実行委員会のみなさんが、良かった点と反省点の両方を含めて26時間を振り返ります。今回のArchi-TVは、Ustreamとツイッターでの生中継により、建築会館に来なくても参加できるというところが新しい点でした。そのうえで反省すべき点として挙がったものが、実際に会場に足を運んだひとに対しての配慮と、ツイッター上での議論の展開という二つの点でした。これら二つの話題を中心に、Archi-TV2010終了直後の新鮮で活発な議論が展開されます。(花房佑衣)

・出演者プロフィール
針貝傑史(はりかい・たけし)
1988年生まれ。東京理科大学理工学研究科建築学専攻1年。Archi-TV 2010代表。 twitterアカウント @t_harikai

赤瀬玲央奈(あかせ・れおな)
1988年生まれ。日本大学理工学部建築学科4年。Archi-TV 2010副代表。twitterアカウント @reona_akase

杉山聖昇(すぎやま・きよのり)
1987年生まれ。神奈川大学大学院工学研究科建築学専攻修士1年。twitterアカウント @hoshiyarou

伊東鷹介(いとう・ようすけ)
1989年生まれ。横浜国立大学工学部建設学科建築学コース3年。Y-PAC。Archi-TV2010全国学生団体会議ディレクター。twitterアカウント @yousukekinoko

島矢愛子(しまや・あいこ)
1987年生まれ。日本大学理工学部建築学科4年。Archi-TV2010 RealTimeReview!!!レビュアー。twitterアカウント @aiko0412

中島和信(なかじま・かずのぶ)
1987年生まれ。法政大学大学院デザイン工学研究科建築学専攻修士1年。Archi-TV2010 RealTimeReview!!!ディレクター。twitterアカウント @kazunobu_

山道雄太(やまみち・ゆうた)
1987年生まれ。芝浦工業大学工学研究科建設工学専攻修士1年。Archi-TV2010批評系WSチーフディレクター。twitterアカウント @yama326

上月亮太(こうづき・りょうた)
1987年生まれ。横浜国立大学工学部建設学科建築学コース4年。銀茶会WS男性チーム代表。twitterアカウント @KozukiRyota

中邑真路(なかむら・まさみち)
1987年生まれ。日本大学理工学部建築学科OB。Archi-TV2010当日スタッフ。twitterアカウント @maronnium
出演者:武智仁志

始まりましたね。土木系ラジオ。
今後の展開と建築系ラジオとのからみが非常に楽しみです!
建築もまだよく分かっていない僕が、土木系もと言い出すと脳みそがポンッ!(軽い音(笑))と破裂しそうなので、簡単にではありますが土木系のメモをつくってみました。

■【土木系ラジオを立ち上げたきっかけ】
雑誌に比べるとメディアのスピードが早い。
土木系はデザインの分野が本格的になっていない。
土木のデザインや景観に対して発言する場がない。
土木系学生のためにメディアが必要。
こそこそと話していたものを話し合いたい。
建築系、土木系の2つの分野が融合していける分野を見つけたい。
デザインをしない人との交流も。


■【土木系ラジオの体制】
コアメンバーは9人
四国、関西、関東とまったく交流がないので全国からメンバーを集めた。


■【土木系の特徴】
大学卒業後は大きく3つの流れがある。
  ・ゼネコン
  ・コンサルタント
  ・役所
個人で土木系事務所をつくる人はほとんどいない。関東に集中している。
求められる耐久性がちがう。繊細につくると壊れる。
幅広く、多様に分かれている専門分野は閉じていて、たこ壷化している。
 スケールメリットを生かして考えていくべき。
川や山(水と地形)を対象とできる。
大きなところは得意で、細かいデザインができる人がいなかった。
ほとんどが役所の仕事。設計者は役所をみている。
土木系は不特定多数の人が利用する。
景観や安全が重要。基準があって、デザインの意識がない([3/5]で原因が詳しく解説されています。)まま基準に従っていれば良いと思っている人が多いが、ようやくデザインへの動きがでてきた。
仕事はすべてが公共事業。唯一の民間事業はバブル時期のゴルフ場。
土木系の仕事の善し悪しの基準は、ビジョンにふさわしいかどうか。
土木の仕事は境界線がない。外のことを考えている。敷地の中で収まらない。
限られた中のデザインが大事と思っている人が多くなっている。建築化しちゃうという危機感がある。
道路、下水などのインフラが多いので工夫しなくても食えるビジネスになってしまった。
設計者が言っても相手にされないのに大学の先生が同じ事を言ったら話が通る。
アンビルドをもてはやすメディアがない。土木系では2位案は出てこない。
発注形態は安ければいい。標準設計で発注され、入札で安いものが選ばれる。
設計と一緒にデザインも考えてね、というものがない。別枠。
土木批評家がいない。コンペで奨励賞ができたので外に向かって共有しようという批評の場ができつつある。
決まったら一気に進む。上が決めれば下が動く。


■【土木系の人間関係】
先輩に声をかけられたら、断れない。


■【建築系が土木系に入って来て問題になること】
土木の状況を知らない。
建築の価値観を押し込むと反発される。土木に建築の思想を持ち込むだけでは駄目。
少しずつ変えるための我慢が必要。
行き過ぎるとゼロになるので、落としどころを良く考える。積み重ねが大切。
システムを組み換えていけば、それもデザインになる。
集まっている世界からの全体性は、土木につながる。


■【感想】
【理想と現実の問題】
建築系も土木系も、現実の都市をみてもその通りになっていない気がするというトークが やっぱり現実なんですね。建築系や土木系の学校で学んできた方達は、理想を語り合った り、技術の知識があったりと妄想の世界を現実の世界に落とし込む能力を持っていますが、 建築系も土木系も、実際に利用する人々は、なんの知識もない一般人ですよね。 結局は、利用する人々を口説いて現実化しなければならないと。

土木系の仕事のように、役所で専門知識を持っている人を対象にしても、デザイン的にす ぐれた提案が業界の常識をはずれたものであれば通用しないというんですから、本当に地 道な努力の積み重ねが必要なんですね・・。

建築系ラジオや土木系ラジオが出現して、知名度があがったとしても、興味がない一般人 には通用しないと思うんです。ラジオがそこまでは対象化していないとは言え、街を形づ くっているのは専門知識を持たない一般の方達の方が多いわけです。国家戦略として、建 築系と土木系を義務教育に取込めないのでしょうかね(笑)。街並みも、国の財産になる と思うんですよ。ヨーロッパの街並みを見て、「きれいだな」と思うような風景が日本に もできれば観光資源にもなりますしね。かつての屋根瓦の風景は、もうほとんど見当たり ませんよね。これは日本の風景だと誇れる景観をつくれたらいいですね。

一生を懸けたお金をつぎ込んでつくる住居や、税金というカタチで使われる、しかもある ことが当たり前と思われている道路などのインフラの大切さ。もっと視点を変えて、これ らの建築やインフラは国の財産として扱い、人そのものの豊かさを追求できる余力を生む 仕組みができればなあと思います。

現在の多くの人の生き方は、なんだか目的と手段が入れ替わっているような気がします。 良い家を買うために働いているのではなくて、良い家で豊かに暮らすために働いているは ずなんですよね。一般人からすると、良い建築や橋が目的ではなくて良い建築や橋を利用 することで豊かさを得たいだけなんです。

土木的な視点で建築をつくれたら実現できそうな気がします。
それは、各住居を構成する単位をもっと大きくした建築です。スケール的に土木系に近づ いたものです。家族単位、ご近所単位、町単位、市単位と段階的に大きくなる単位ではな く、境界をとっぱらって共用できる部分は国の資産として扱い、プライベートな最低限の 部分は個人の資産とする・・。クラウド化した建築。はやりの言葉を入れれば良いっても んじゃないですか(笑)。なんかうまい方法はないものですかね。

【業界の境界も超えて】
大学の専門が分かれすぎているのは、世の中が効率優先で分業化が進みすぎているのに合 わせ過ぎているからではないでしょうか。教え方をどうしようかと悩んだ末に、分けて教 えたら教えやすいんじゃないかという教える側の効率や、都合で次々に分化してきたので しょうね。

企業の組織の中にいても、ここまでが担当で、あとは引き継ぎをして下流部署に仕事を流 して、君は次の仕事をしてね、という工程で進んでいます。でも、実際には後ろから突か れて、焦ってコダワリが薄れてしまったり、小さなミスがあったりで、本当に効率的なの か?と疑うこともあります。

世の中、急ぎすぎているのでしょうね。田舎に住んでいるから、こんなことを思うのかも しれませんが、焦ってもろくな事にならないことが多いです。

崎谷さんがおっしゃっていた「建築以外は土木とみていい」とか、倉方さんがおっしゃっ ていた「建築と土木だけでいいんじゃないか」という言葉。抜き出した言葉だけで呑み込 んでしまうと誤解があるので、ラジオを聞いていただきたいのですが、これからはハード だけではないという議論があった通り、細かい技術だの、物理的なものだのなんかは、建 築家なり土木家なりが吸収してしまえば、細かく分業しなくても事はうまく進むのではな いかなと思いました。もちろん、それをしなければならない人は大変ですが、その大変さ は喜びに変わると思います。実際、建築系ラジオに出演されている方々は、多能で人とし ての魅力があると思います。

建築系ラジオや、都市系ラジオ、そして、土木系ラジオが、より一般の人々に訴えかける ことができる環境づくりが大切だと思いました。


・関連項目
土木系ラジオ+建築系ラジオ合同全体討議[1/5]──土木系ラジオ発足
土木系ラジオ+建築系ラジオ合同全体討議[2/5]──土木におけるアイデンティティ
土木系ラジオ+建築系ラジオ合同全体討議[3/5]──土木という領域をめぐって
土木系ラジオ+建築系ラジオ合同全体討議[4/5]──土木におけるコンペとメディアの可能性
土木系ラジオ+建築系ラジオ合同全体討議[5/5]──未来の土木デザインに向けて
収録日時:2010年10月22日
収録場所:香川県香川郡直島町向島
収録時間:40分39秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:19.5MB
PLAY 出演者:入江徹+吉田民瞳+片田江由佳+糸崎公朗+近藤洋輔+五十嵐太郎+吉岡佑樹+谷村仰仕+中川晋介+北川啓介+松田達

建築系ラジオによる瀬戸内国際芸術祭2010ツアーにおける収録です。犬島と直島をめぐった第1日目の夜、ツアー参加者はそれぞれ何を感じたでしょうか? 今回は建築系ラジオスタッフも多く討議に参加しています。犬島では、柳幸典/三分一博志による「精錬所」、柳幸典/妹島和世/長谷川祐子による、犬島・家プロジェクト(F邸、S邸、I邸、中の谷東屋)など、直島では直島銭湯(大竹伸朗/graf)、直島・家プロジェクト、李禹煥美術館(李禹煥/安藤忠雄)などを見学しました。特に妹島さんらのS邸、安藤さんの李禹煥美術館が話題にあがります。(編集部)
収録日時:2010年10月10日
収録場所:ナチュラル・エリップス
収録時間:21分27秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:10.1MB
PLAY 出演者:尾崎龍一+佐藤仁哉+長門亮+近藤洋輔+花房佑衣+片田江由佳+吉田民瞳+松田達

ナチュラル・エリップスにて行われた建築系ラジオスタッフ合宿での収録。初めてのスタッフ合宿ということで、参加されたスタッフの方々におすすめコンテンツを訊くところから始まり、後半はスタッフそれぞれのラジオとの関係、参加した印象へと話は移り、建築系ラジオのメディアとしての側面・議論の場としての側面について考える収録になりました。おすすめコンテンツとあわせて聞いていただき、建築系ラジオについて興味を持っていただければと思います。(尾崎龍一)

・出演者プロフィール
尾崎龍一(おざき・りゅういち)
1988年愛知生まれ、埼玉育ち。多摩美術大学環境デザイン学科所属。性格、肯定しがち。

佐藤仁哉(さとう・じんや)
1986年生まれ。国士舘大学大学院南泰裕研究室所属。趣味、仮面ライダー。

長門亮(ながと・りょう)
1989年生まれ。国士舘大学南泰裕研究室所属。趣味、ガラクタ集め。

近藤洋輔(こんどう・ようすけ)
1990年愛知県生まれ。静岡文化芸術大学空間造形学科所属。趣味は食事、知らない街を散歩すること。

花房佑衣(はなふさ・ゆい)
1987年大阪府生まれ。早稲田大学国際教養学部所属。趣味、妄想、ぶらりひとり旅。建築ライターを目指してます。

片田江由佳(かたたえ・ゆか)
1986年福岡生まれ。福岡大学卒。東京理科大学大学院 伊藤香織研究室所属。福岡の都市戦略を研究中。地方都市と市民と建築に斬りこむ研究職を目指しています。

吉田民瞳(よしだ・みんと)
1991年石川県金沢市生まれ。現在、東京工業大学第6類にて建築学科所属のために勉強中の学部1年生。同学類より所属できる社会工学科にも魅力を感じている。言語好き。メディアアートに興味あり。
収録場所:ナチュラル・エリップス
収録時間:24分47秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:11.9MB
PLAY 出演者:西村浩+松浦隆幸+山口敬太+崎谷浩一郎+真田純子+片田江由佳+建築系ラジオコアメンバー

西村──僕が今日一番これから頑張らなきゃいけないなと思ったのは、南さんの「せっかく立ち上げるんだったら言いたい事を言え」ということですね。まさにその通りで、そのつもりで立ち上げて、やり始めたつもりです。(中略)土木系ラジオは全国に9人いますから、全国の情報をとにかく集めて、各地で起こっている話や学生の話をピックアップして、配信をしていくつもりなので、ぜひ応援をしていただければと思います。

土木系ラジオ+建築系ラジオ合同全体討議、最終回は土木の思想、土木と建築の関係、都市のあり方を共に考える体制など、これから土木・建築はどうあるべきかが議論されます。今まさに時代が求めて動き出す、新しい土木批評メディア=土木系ラジオ。今後の配信が楽しみです。(片田江由佳)

・出演者プロフィール
西村浩(にしむら・ひろし)
1967 年佐賀県生まれ。1991年東京大学工学部土木工学科卒業。1993年東京大学工学系研究科土木工学専攻修士課程修了。1993-1998年GIA設計勤務。1999年ワークヴィジョンズ設立。現在、北海道教育大学芸術課程特任教授、東北大学・日本大学・お茶の水女子大学非常勤講師。主な作品に、岩見沢複合駅舎(日本建築学会賞(作品)、グッドデザイン賞大賞、BCS賞など受賞)、長崎水辺の森公園橋梁群(グッドデザイン賞金賞、土木学会デザイン賞優秀賞受賞)、鳥羽市「カモメの散歩道」(土木学会デザイン賞優秀賞、グッドデザイン賞受賞)、広島市平和大橋歩道橋(平和大橋歩道橋デザインコンペ最優秀賞:設計中)など。

松浦隆幸(まつうら・たかゆき)
1966年東京都生まれ。1990年東京理科大学工学部建築学科卒業。1990-1994年日経BP社(日経アーキテクチュア記者)、米国周遊、農業生活を経てフリーのエディター/ライターに。2005年有限会社オン・ザ・ロード設立。主に、建築・住宅・土木の領域で書籍等の編集制作・取材執筆、イベント等の企画・運営を手がける。1997-2002年日経コンストラクション誌の「土木の風景」担当。編著書は「住宅アンソロジー1981-2000」、「秘境を貫く飛騨トンネル物語」など。UIA2011東京大会広報委員。

崎谷浩一郎(さきたに・こういちろう)
1976年佐賀県生まれ。1999年北海道大学工学部土木工学科卒業。2001年東京大学工学系研究科社会基盤工学専攻修士課程修了。2001-2002年日本工営勤務。2003年eau設立。現在、国士舘大学非常勤講師。主な作品に、日南市広渡川郷ノ原床止工、熱海市渚親水公園、長崎市中央橋(グッドデザイン賞受賞)、新潟県旧佐渡鉱山北沢地区工作工場跡地広場・同大間地区大間港跡地広場(グッドデザイン賞受賞)など。

山口敬太(やまぐち・けいた)
1980年兵庫県生まれ。 2004年京都大学工学部地球工学科卒業。2005年IAESTE派遣生としてスイス留学。2009年京都大学大学院工学研究科都市環境工学専攻博士課程修了。現在、京都大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻景観設計学分野助教。主な研究テーマとして、「地形との関連でみた眺望景観解析と緑地デザイン分析」「歴史的景観資産を活かした地区レベルでの空間計画の方法論」など。

真田純子(さなだ・じゅんこ)
1974年広島県生まれ。1996年ヴルカヌスプログラム(EU-Japan Center)にて、イタリア留学。1998年東京工業大学工学部社会工学科卒業。2000年東京工業大学大学院社会理工学研究科社会工学専攻修士課程修了。2005年同大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程修了、 博士(工学)取得。現在、徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部助教。主な研究テーマとして、「東京緑地計画の計画思想」「地域資源や風景を核としたまちづくり」など。

片田江由佳(かたたえ・ゆか)
1986年福岡生まれ。福岡大学卒。東京理科大学大学院 伊藤香織研究室所属。福岡の都市戦略を研究中。地方都市と市民と建築に斬りこむ研究職を目指しています。趣味はアニメ、宝塚、百人一首。

建築系ラジオコアメンバー
五十嵐太郎+南泰裕+倉方俊輔+松田達

収録場所:ナチュラル・エリップス
収録時間:30分2秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:14.4MB
PLAY 出演者:西村浩+松浦隆幸+山口敬太+崎谷浩一郎+真田純子+片田江由佳+建築系ラジオコアメンバー

土木系ラジオ+建築系ラジオ合同全体討議、第4回は前回に引き続き、土木全体における景観系の立ち位置、建築や都市計画との関係など、土木デザインの領域について議論が進みます。建築と土木のコンペについての対比の中で、建築の前進はアンビルド案にも価値が見いだされる状況が一因であるという指摘から、土木メディアの必要性も浮かび上がってきました。土木を語ることは、翻って建築の現状を照射します。(片田江由佳)

・出演者プロフィール
西村浩(にしむら・ひろし)
1967年佐賀県生まれ。1991年東京大学工学部土木工学科卒業。1993年東京大学工学系研究科土木工学専攻修士課程修了。1993-1998年GIA設計勤務。1999年ワークヴィジョンズ設立。現在、北海道教育大学芸術課程特任教授、東北大学・日本大学・お茶の水女子大学非常勤講師。主な作品に、岩見沢複合駅舎(日本建築学会賞(作品)、グッドデザイン賞大賞、BCS賞など受賞)、長崎水辺の森公園橋梁群(グッドデザイン賞金賞、土木学会デザイン賞優秀賞受賞)、鳥羽市「カモメの散歩道」(土木学会デザイン賞優秀賞、グッドデザイン賞受賞)、広島市平和大橋歩道橋(平和大橋歩道橋デザインコンペ最優秀賞:設計中)など。

松浦隆幸(まつうら・たかゆき)
1966年東京都生まれ。1990年東京理科大学工学部建築学科卒業。1990-1994年日経BP社(日経アーキテクチュア記者)、米国周遊、農業生活を経てフリーのエディター/ライターに。2005年有限会社オン・ザ・ロード設立。主に、建築・住宅・土木の領域で書籍等の編集制作・取材執筆、イベント等の企画・運営を手がける。1997-2002年日経コンストラクション誌の「土木の風景」担当。編著書は「住宅アンソロジー1981-2000」、「秘境を貫く飛騨トンネル物語」など。UIA2011東京大会広報委員。

崎谷浩一郎(さきたに・こういちろう)
1976年佐賀県生まれ。1999年北海道大学工学部土木工学科卒業。2001年東京大学工学系研究科社会基盤工学専攻修士課程修了。2001-2002年日本工営勤務。2003年eau設立。現在、国士舘大学非常勤講師。主な作品に、日南市広渡川郷ノ原床止工、熱海市渚親水公園、長崎市中央橋(グッドデザイン賞受賞)、新潟県旧佐渡鉱山北沢地区工作工場跡地広場・同大間地区大間港跡地広場(グッドデザイン賞受賞)など。

山口敬太(やまぐち・けいた)
1980年兵庫県生まれ。2004年京都大学工学部地球工学科卒業。2005年IAESTE派遣生としてスイス留学。2009年京都大学大学院工学研究科都市環境工学専攻博士課程修了。現在、京都大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻景観設計学分野助教。主な研究テーマとして、「地形との関連でみた眺望景観解析と緑地デザイン分析」「歴史的景観資産を活かした地区レベルでの空間計画の方法論」など。

真田純子(さなだ・じゅんこ)
1974年広島県生まれ。1996年ヴルカヌスプログラム(EU-Japan Center)にて、イタリア留学。1998年東京工業大学工学部社会工学科卒業。2000年東京工業大学大学院社会理工学研究科社会工学専攻修士課程修了。2005年同大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程修了、博士(工学)取得。現在、徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部助教。主な研究テーマとして、「東京緑地計画の計画思想」「地域資源や風景を核としたまちづくり」など。

片田江由佳(かたたえ・ゆか)
1986年福岡生まれ。福岡大学卒。東京理科大学大学院 伊藤香織研究室所属。福岡の都市戦略を研究中。地方都市と市民と建築に斬りこむ研究職を目指しています。趣味はアニメ、宝塚、百人一首。

建築系ラジオコアメンバー
五十嵐太郎+南泰裕+倉方俊輔+松田達

収録場所:ナチュラル・エリップス
収録時間:22分19秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:10.5MB
PLAY 出演者:西村浩+松浦隆幸+山口敬太+崎谷浩一郎+真田純子+片田江由佳+建築系ラジオコアメンバー

西村──日本の中での土木にとって、一番大きいのは戦争なんですよ、(土木が)大きく変わったのは。戦前はやっぱり一つ一つ土木のデザイン、物作りに対する形があって、姿があって、そこに使う人がいて、そのために工学がある、というスタンスが築かれていたんですけど、戦争があって全て一気に焼け野原になった時に、道路や橋という物を大至急復旧しなきゃいけない時代になったんです。

渋谷のナチュラル・エリップスで収録された「土木系ラジオ+建築系ラジオ合同全体討議」。第三回は「土木」という言葉の由来を皮切りに、市民の生活と土木の関係について考えていきます。戦争は土木のあり方をどう変えていったのでしょうか。必要に迫られ変貌を遂げてきた戦後の土木は、いかにして現在の土木を形成していったのか、前二回に引き続いて白熱の討議が展開します。現代社会において「強い土木」は成立しうるのでしょうか?(吉田民瞳)

・出演者プロフィール
西村浩(にしむら・ひろし)
1967 年佐賀県生まれ。1991年東京大学工学部土木工学科卒業。1993年東京大学工学系研究科土木工学専攻修士課程修了。1993-1998年GIA設計勤務。1999年ワークヴィジョンズ設立。現在、北海道教育大学芸術課程特任教授、東北大学・日本大学・お茶の水女子大学非常勤講師。主な作品に、岩見沢複合駅舎(日本建築学会賞(作品)、グッドデザイン賞大賞、BCS賞など受賞)、長崎水辺の森公園橋梁群(グッドデザイン賞金賞、土木学会デザイン賞優秀賞受賞)、鳥羽市「カモメの散歩道」(土木学会デザイン賞優秀賞、グッドデザイン賞受賞)、広島市平和大橋歩道橋(平和大橋歩道橋デザインコンペ最優秀賞:設計中)など。

松浦隆幸(まつうら・たかゆき)
1966年東京都生まれ。1990年東京理科大学工学部建築学科卒業。1990-1994年日経BP社(日経アーキテクチュア記者)、米国周遊、農業生活を経てフリーのエディター/ライターに。2005年有限会社オン・ザ・ロード設立。主に、建築・住宅・土木の領域で書籍等の編集制作・取材執筆、イベント等の企画・運営を手がける。1997-2002年日経コンストラクション誌の「土木の風景」担当。編著書は「住宅アンソロジー1981-2000」、「秘境を貫く飛騨トンネル物語」など。UIA2011東京大会広報委員。

崎谷浩一郎(さきたに・こういちろう)
1976年佐賀県生まれ。1999年北海道大学工学部土木工学科卒業。2001年東京大学工学系研究科社会基盤工学専攻修士課程修了。2001-2002年日本工営勤務。2003年eau設立。現在、国士舘大学非常勤講師。主な作品に、日南市広渡川郷ノ原床止工、熱海市渚親水公園、長崎市中央橋(グッドデザイン賞受賞)、新潟県旧佐渡鉱山北沢地区工作工場跡地広場・同大間地区大間港跡地広場(グッドデザイン賞受賞)など。

山口敬太(やまぐち・けいた)
1980年兵庫県生まれ。 2004年京都大学工学部地球工学科卒業。2005年IAESTE派遣生としてスイス留学。2009年京都大学大学院工学研究科都市環境工学専攻博士課程修了。現在、京都大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻景観設計学分野助教。主な研究テーマとして、「地形との関連でみた眺望景観解析と緑地デザイン分析」「歴史的景観資産を活かした地区レベルでの空間計画の方法論」など。

真田純子(さなだ・じゅんこ)
1974年広島県生まれ。1996年ヴルカヌスプログラム(EU-Japan Center)にて、イタリア留学。1998年東京工業大学工学部社会工学科卒業。2000年東京工業大学大学院社会理工学研究科社会工学専攻修士課程修了。2005年同大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程修了、 博士(工学)取得。現在、徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部助教。主な研究テーマとして、「東京緑地計画の計画思想」「地域資源や風景を核としたまちづくり」など。

片田江由佳(かたたえ・ゆか)
1986年福岡生まれ。福岡大学卒。東京理科大学大学院 伊藤香織研究室所属。福岡の都市戦略を研究中。地方都市と市民と建築に斬りこむ研究職を目指しています。趣味はアニメ、宝塚、百人一首。

建築系ラジオコアメンバー
五十嵐太郎+南泰裕+倉方俊輔+松田達

収録場所:ナチュラル・エリップス
収録時間:23分26秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:21.4MB
PLAY 出演者:西村浩+松浦隆幸+山口敬太+崎谷浩一郎+真田純子+片田江由佳+建築系ラジオコアメンバー

西村──スケールのものすごく大きい中でのトータリティを考えているのが、土木の強さだと思うんですよ。ところが土木のデザインってできてから20年くらいだから、デザインデザイン言ってきたじゃないですか。一部誤解する人は「ある垣根」の中のデザインがとても大事だから、そこだけに特化してやれば終わりだって思ってる人が増えてしまっているのが今難しいところでもありますね。

渋谷のナチュラル・エリップスで収録された、「土木系ラジオ+建築系ラジオ合同全体討議」。今回は主に、「土木の公共性の強さ」という内容から始まります。 土木系ラジオのメンバーは「建築」と「土木」の間の共通点や境界・違いについてどのように考えているのか?土木のアイデンティティーはどのような部分に見いだされていくのか? 建築に属する方も、土木に属する方も是非この収録を聞いていただきたいと思います。(関口達也)

・出演者プロフィール
西村浩(にしむら・ひろし)
1967年佐賀県生まれ。1991年東京大学工学部土木工学科卒業。1993年東京大学工学系研究科土木工学専攻修士課程修了。1993-1998年GIA設計勤務。1999年ワークヴィジョンズ設立。現在、北海道教育大学芸術課程特任教授、東北大学・日本大学・お茶の水女子大学非常勤講師。主な作品に、岩見沢複合駅舎(日本建築学会賞(作品)、グッドデザイン賞大賞、BCS賞など受賞)、長崎水辺の森公園橋梁群(グッドデザイン賞金賞、土木学会デザイン賞優秀賞受賞)、鳥羽市「カモメの散歩道」(土木学会デザイン賞優秀賞、グッドデザイン賞受賞)、広島市平和大橋歩道橋(平和大橋歩道橋デザインコンペ最優秀賞:設計中)など。

松浦隆幸(まつうら・たかゆき)
1966年東京都生まれ。1990年東京理科大学工学部建築学科卒業。1990-1994年日経BP社(日経アーキテクチュア記者)、米国周遊、農業生活を経てフリーのエディター/ライターに。2005年有限会社オン・ザ・ロード設立。主に、建築・住宅・土木の領域で書籍等の編集制作・取材執筆、イベント等の企画・運営を手がける。1997-2002年日経コンストラクション誌の「土木の風景」担当。編著書は「住宅アンソロジー1981-2000」、「秘境を貫く飛騨トンネル物語」など。UIA2011東京大会広報委員。

崎谷浩一郎(さきたに・こういちろう)
1976年佐賀県生まれ。1999年北海道大学工学部土木工学科卒業。2001年東京大学工学系研究科社会基盤工学専攻修士課程修了。2001-2002年日本工営勤務。2003年eau設立。現在、国士舘大学非常勤講師。主な作品に、日南市広渡川郷ノ原床止工、熱海市渚親水公園、長崎市中央橋(グッドデザイン賞受賞)、新潟県旧佐渡鉱山北沢地区工作工場跡地広場・同大間地区大間港跡地広場(グッドデザイン賞受賞)など。

山口敬太(やまぐち・けいた)
1980年兵庫県生まれ。2004年京都大学工学部地球工学科卒業。2005年IAESTE派遣生としてスイス留学。2009年京都大学大学院工学研究科都市環境工学専攻博士課程修了。現在、京都大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻景観設計学分野助教。主な研究テーマとして、「地形との関連でみた眺望景観解析と緑地デザイン分析」「歴史的景観資産を活かした地区レベルでの空間計画の方法論」など。

真田純子(さなだ・じゅんこ)
1974年広島県生まれ。1996年ヴルカヌスプログラム(EU-Japan Center)にて、イタリア留学。1998年東京工業大学工学部社会工学科卒業。2000年東京工業大学大学院社会理工学研究科社会工学専攻修士課程修了。2005年同大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程修了、 博士(工学)取得。現在、徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部助教。主な研究テーマとして、「東京緑地計画の計画思想」「地域資源や風景を核としたまちづくり」など。

片田江由佳(かたたえ・ゆか)
1986年福岡生まれ。福岡大学卒。東京理科大学大学院 伊藤香織研究室所属。福岡の都市戦略を研究中。地方都市と市民と建築に斬りこむ研究職を目指しています。趣味はアニメ、宝塚、百人一首。

建築系ラジオコアメンバー
五十嵐太郎+南泰裕+倉方俊輔+松田達

収録日時:2010年10月11日
収録場所:ナチュラル・エリップス
収録時間:29分02秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:26.5MB
PLAY 出演者:西村浩+松浦隆幸+山口敬太+崎谷浩一郎+真田純子+片田江由佳+建築系ラジオコアメンバー

建築系ラジオに出演経験のある西村浩さんが、ついに「土木系ラジオ」を立ち上げます。記念すべき最初の収録は、建築系ラジオとの合同討議としておこなわれました。本収録を含め計5回にわたって、その討議の様子を配信していきます。一回目となる今日は、土木系ラジオのメンバーが自己紹介とともに、それぞれがどのようなきっかけや想いを持って土木という分野を選ばれたのか、各メンバーが活躍されているフィールドについての話をされていきます。次回はどのようにな内容になるのか、目が離せませんね。(関口達也)

・出演者プロフィール
西村浩(にしむら・ひろし)
1967年佐賀県生まれ。1991年東京大学工学部土木工学科卒業。1993年東京大学工学系研究科土木工学専攻修士課程修了。1993-1998年GIA設計勤務。1999年ワークヴィジョンズ設立。現在、北海道教育大学芸術課程特任教授、東北大学・日本大学・お茶の水女子大学非常勤講師。主な作品に、岩見沢複合駅舎(日本建築学会賞(作品)、グッドデザイン賞大賞、BCS賞など受賞)、長崎水辺の森公園橋梁群(グッドデザイン賞金賞、土木学会デザイン賞優秀賞受賞)、鳥羽市「カモメの散歩道」(土木学会デザイン賞優秀賞、グッドデザイン賞受賞)、広島市平和大橋歩道橋(平和大橋歩道橋デザインコンペ最優秀賞:設計中)など。

松浦隆幸(まつうら・たかゆき) 
1966年東京都生まれ。1990年東京理科大学工学部建築学科卒業。1990-1994年日経BP社(日経アーキテクチュア記者)、米国周遊、農業生活を経てフリーのエディター/ライターに。2005年有限会社オン・ザ・ロード設立。主に、建築・住宅・土木の領域で書籍等の編集制作・取材執筆、イベント等の企画・運営を手がける。1997-2002年日経コンストラクション誌の「土木の風景」担当。編著書は「住宅アンソロジー1981-2000」、「秘境を貫く飛騨トンネル物語」など。UIA2011東京大会広報委員。

崎谷浩一郎(さきたに・こういちろう)
1976年佐賀県生まれ。1999年北海道大学工学部土木工学科卒業。2001年東京大学工学系研究科社会基盤工学専攻修士課程修了。2001-2002年日本工営勤務。2003年eau設立。現在、国士舘大学非常勤講師。主な作品に、日南市広渡川郷ノ原床止工、熱海市渚親水公園、長崎市中央橋(グッドデザイン賞受賞)、新潟県旧佐渡鉱山北沢地区工作工場跡地広場・同大間地区大間港跡地広場(グッドデザイン賞受賞)など。

山口敬太(やまぐち・けいた)
1980年兵庫県生まれ。2004年京都大学工学部地球工学科卒業。2005年IAESTE派遣生としてスイス留学。2009年京都大学大学院工学研究科都市環境工学専攻博士課程修了。現在、京都大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻景観設計学分野助教。主な研究テーマとして、「地形との関連でみた眺望景観解析と緑地デザイン分析」「歴史的景観資産を活かした地区レベルでの空間計画の方法論」など。

真田純子(さなだ・じゅんこ)
1974年広島県生まれ。1996年ヴルカヌスプログラム(EU-Japan Center)にて、イタリア留学。1998年東京工業大学工学部社会工学科卒業。2000年東京工業大学大学院社会理工学研究科社会工学専攻修士課程修了。2005年同大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程修了、 博士(工学)取得。現在、徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部助教。主な研究テーマとして、「東京緑地計画の計画思想」「地域資源や風景を核としたまちづくり」など。

片田江由佳(かたたえ・ゆか)
1986年福岡生まれ。福岡大学卒。東京理科大学大学院 伊藤香織研究室所属。福岡の都市戦略を研究中。地方都市と市民と建築に斬りこむ研究職を目指しています。趣味はアニメ、宝塚、百人一首。

建築系ラジオコアメンバー
五十嵐太郎+南泰裕+倉方俊輔+松田達

収録日時:2010年10月7日
収録場所:国士舘大学南研究室
収録時間:17分42秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:8.1MB
PLAY 出演者:南泰裕+佐藤仁哉+福原一真

レビュー作品:《サーペンタイン・ギャラリー・パヴィリオン2010》 ジャン・ヌーヴェル
a+u9月号後半は先日、研究室で行ったプロジェクト「project b2」について南先生と学生とが現場で実際に施工を行う難しさについて議論しています。project b2とは直径9.6m、高さ4.8mの半円の竹のドームに、2.4m立方のキューブを4つ内包した仮設博物館です。プログラムはギャラリー、シアタールーム、茶室となっており、その中でも茶室の外壁は全て真っ赤で400mm浮いています。浮いた、立方体をした、庵ということで「浮立庵(ふりつあん)」と名付けられたこの茶室は今回a+u9月号に載っているジャン・ヌーヴェルのサーペンタイン・ギャラリー・パヴィリオンを参照して赤く塗られています。ぜひ学生が初めて感じた現場の感想をお聞き下さい。(佐藤仁哉)

・出演者プロフィール
佐藤仁哉(さとう・じんや)
1986年生まれ。国士舘大学大学院工学研究科建設工学研究科専攻
趣味...仮面ライダー(特にカブト、W、オーズ)

福原一真(ふくはら・かずま)
1987年生まれ。国士舘大学大学院工学研究科建設工学研究科専攻
趣味...釣り全般

・関連項目
project b2展(LUCHTAイベント情報
収録日時:2010年10月10日
収録場所:ナチュラル・エリップス
収録時間:23分18秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:11.2MB
PLAY 出演者:尾崎龍一+近藤洋輔+花房佑衣+吉田民瞳+佐藤仁哉+長門亮

ここでは、純粋に他大学に対する興味をもとに、各スタッフの所属する大学の特徴であったり活動内容について、学部1年生から、M1の様々な大学の学生を巻き込んで話してもらっています。そこから各々の将来像にまで話は展開していきます。そういった話の中から、同じ建築学生でも違った面が見えてきたり、もしくは共通する部分もあったりと、大学間の差異や共通点が見えてきます。今の建築学生の本質が聞いてとれる、コンテンツとなっています。(長門亮)

・出演者プロフィール
尾崎龍一(おざき・りゅういち)
1988年愛知生まれ、埼玉育ち。多摩美術大学環境デザイン学科所属。性格、肯定しがち。

佐藤仁哉(さとう・じんや)
1986年生まれ。国士舘大学大学院南泰裕研究室所属。趣味、仮面ライダー。

長門亮(ながと・りょう)
1989年生まれ。国士舘大学南泰裕研究室所属。趣味、ガラクタ集め。

近藤洋輔(こんどう・ようすけ)
1990年愛知県生まれ。静岡文化芸術大学空間造形学科所属。趣味は食事、知らない街を散歩すること。

花房佑衣(はなふさ・ゆい)
1987年大阪府生まれ。早稲田大学国際教養学部所属。趣味、妄想、ぶらりひとり旅。建築ライターを目指してます。

吉田民瞳(よしだ・みんと)
1991年石川県金沢市生まれ。現在、東京工業大学第6類にて建築学科所属のために勉強中の学部1年生。同学類より所属できる社会工学科にも魅力を感じている。言語好き。メディアアートに興味あり。
収録日時:2010年10月9日
収録場所:新宿某所
収録時間:30分48秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:14.8MB
PLAY 出演者:長江健太+玄島雄太+岩崎真央+藤原直矢+鈴木駿介+宮下浩+藤原慎平+木下彰裕+松田達

「TETSUSON2011」実行委員の皆様へ行ったインタビューの模様です。今年で11年目を迎える「TETSUSON2011」。インタビューでは概要や魅力を語って頂きます。「TETSUSON2011」には、建築だけでなく、映像や音楽、ダンスといった「ものづくり」をしている学生ならどんな分野の学生でも応募できる大きな特徴があります。応募者だけでなく、審査員、運営する学生が異分野が構成されるイベントなだけあって、他とは全く違う経験ができそうです。卒業制作を控えている4年生のみなさん、今から応募の検討をしてみてはいかがでしょうか!?(編集部)

・出演者プロフィール
長江健太(ながえ・けんた)
1989年愛知県生まれ。千葉大学工学部建築学科在籍。TETSUSON2011代表。

玄島雄太(げんじま・ゆうた)
1989年山口県生まれ。千葉大学工学部建築学科在籍。TETSUSON2011関東代表。

岩崎真央(岩崎・まお)
1988年東京生まれ。千葉大学工学部建築学科在籍。

藤原直矢(ふじわら・なおや)
1989年兵庫県生まれ。2010年明石高等専門学校卒業。千葉大学工学部建築学科在籍。

鈴木駿介(すずき・しゅんすけ)
1988年静岡県生まれ。豊橋技術科学大学工学部建設工学課程在籍。

宮下浩(みやした・ひろし)
1985年愛知県生まれ。2007年豊田高等専門学校建築学科卒業。2010年京都府立大学環境デザイン学科同大学史系住環境学研究室在籍。

藤原慎平(ふじわら・しんぺい)
1988年高知県生まれ。豊橋技術科学大学工学部建設科在籍。

木下彰裕(きのした・あきひろ)
1988年長崎県生まれ。千葉大学工学部デザイン工学科(建築系)在籍。

・関連項目
TETSUSON2011
出演者:武智仁志

建築を、物理的なものや空間的な目でみるのではなく、「制度」でみる視点が僕にとって斬新でした。制度という視点でみると、なるほど壁や天井、床や柱、窓や扉の存在が消えて見えます。建築を考えるときは、自然と外部と内部の境界線に意識がいくのですが、境界線そのものをつくっている要素ではなくて、境界線を生み出すであろう根源の存在に注意を向けてみるということですね。

保健室が学校制度と異質の制度でできているという事に気が付きませんでしたよ。当たり前の事だと思っていました。小中高時代の保健室を思い出すと、教室よりは狭い部屋ですけど教室と同じように、四角く区切られた部屋でしたね。教室と、壁のあり方は同じ様なものでしたが、勉強机がないことや、ベットがあってカーテンがあったりと、その部屋にどのような家具や道具が置いてあるかで部屋の用途が保健室になっていましたね。外との位置関係の違い以外がほとんど同質な場合は、部屋の質は家具一つで変えられる事もあるということでしょうか。

お話しに出て来た学習机は、学校制度を自分家に持ち込むキッカケをつくっている点では、保健室と同じような機能を果たしていますが、保険「室」と比べて領域性を持った境界線が透明化されたイメージを持ちました。「室」のように「囲まれている」という感覚よりも、光のような帯状の領域に入り込んでいるという感覚です。うーん、例えて言うなら懐中電灯そのものが学習机で、懐中電灯が放つ光が学習机の上で繰り広げられる行為を促す雰囲気です。

ある部屋に学習机をポンッと置くと、机を置いた周辺が勉強の場になるということですよね。学習机が、その机を取り囲む空間をさらに細かく分節しているように見えてきますね。

これ、石上純也さんの「神奈川工科大学KAIT工房」が持つ雰囲気に似ている気がします。柱の配置間隔や方向が一室空間の領域をゆるやかに分節していると思いますが、そこに、テーブルや椅子、どんな道具を持ち込むかによって、その場が工房から別の場にも変容できます。空間を使う人の操作が加わって機能が与えられるというか。家具によって制度の中に制度を持ってこれるのですね。なんという繊細な空間。

この場合、主張の少ない静的な場に目的意識が強いものを置くことで、主張が少ない方が薄れて行くという処理が行われていますね・・・。あー、違う、柱が1本だけあると存在感がありますが、柱を連続的に配置すると、柱単体の存在感が薄れます。学校と保健室の関係でみると、学校の機能の方が繰り返し連続していて、保健室は、その連続性の中のものと比べると異質です。より多い存在が、より少ない存在を強調しているわけです。僕達は集団行動をするにあたって多数決というものを尊重して行動していることが多いですが、少ない方が勝っているという見方は、面白いものです。

対象が建築でなくても、道路に面した店先に丸椅子とテーブルを置けば屋外に増築された部屋のようなものが出来ている光景は街中でも見られますね。道路という車の為の制度でできている場所に家具を置くだけでカフェにもなると。制度の中に挿入された制度って、規定の制限を打ち破るようで、なんだかワクワクしますね。「当たり前だと思っていることが、実は当たり前ではない」という山崎さんの言うようなことに気づけるかどうかで、ワクワク感が感じられるかどうかに影響がありますよね。山崎さんは保健室にワクワクしたのですね(笑)。

空間に家具を置く方法ではなくて、もっと他のもので制度の中の制度ってつくれないものでしょうか。空間とか、壁に囲まれた部屋というと、何かをするにも「手がかり」がないです。そこに家具や道具が持ち込まれると、手がかりになります。大きなスケールの中に、自分が把握しやすいスケールを認識した時に空間の特徴というか、制度を認識するのでしょうか。「制度」を切り替えるのは、あるスケールを持った存在ということかな?

最後の、家と住宅という呼び方については、従来の建築に携わる人のような目じゃない視点で建築を見ているという印象を持ちました。「住む所」という表現は、明らかに従来の建築を構成する壁や床に疑問を投げ掛け、住む人側の現実的な望みを知っている雰囲気を感じました。

山崎さんのインタビューでは、「面白い」という言葉が沢山でてきましたね。本当に建築を考えることが好きなんだなあと思います。

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ラヂオは友の
「でしゃばり目次」
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山崎泰寛インタヴュー
「建築外からのモチベーション 保健室から建築へ」


00:33〜「建築活動のモチベーションは?」
01:32〜「保健室って?」
02:22〜「学習机と制度」
04:26〜「制度の中の制度」
04:40〜「葛藤する家具」
05:43〜「保健室が建築として面白い理由」
07:54〜「皆が当たり前と思っていることが、別に当たり前じゃない」
08:55〜「研究以外の方向へ向かった理由」
09:56〜「建築のことを誰も知らない」
11:38〜「建築の伝え方について」
14:29〜「とびらプロジェクトから考える事」
17:05〜「シンポジウムで別の視点を建築にもつ」
19:10〜「編集者としての仕事」
21:10〜「建築が山崎さんを惹き付ける理由」
24:40〜「家と住宅」
(全 28:17)
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建築系ラジオ全体討議
「ダンボール茶室から考える建築とアートの可能性 産業遺産活用からのアプローチ」 
公開収録のお知らせ

<日時> 
2010年10月31日(日)14:30-16:30
(13:30-14:30と16:30-17:30の2回、ダンボール茶室を囲んでの大茶会も行う予定です) 

<会場> 
岡谷鋼機株式会社・第三倉庫
住所:愛知県名古屋市中川区舟戸町
(アクセス方法は、下記を御覧ください)

<テーマ> 
「ダンボール茶室から考える建築とアートの可能性」
建築家山田幸司氏によるダンボール茶室は、時には大胆な行動力によって、時には精緻な職人的手立てによって、私達の日常を取り巻く事象の可能性を最大限に引き上げる氏ならではの方法論が体現された作品です。
全体討議は、まず、産業遺産を活用した中川運河キャナルアート開催にあたっての実践的な視点で地方の都市再生の可能性を討議します。更に、今回が最後の一般公開となる山田幸司氏のダンボール茶室から、モノ・コト・トキ・ヒトに向かう氏独特の方法論を再考しつつ、建築の可能性、アートの可能性を討議していきます。

<スケジュール> 
13:30-14:30 
・ダンボール茶室を囲んでの大茶会 
 一席、300円でお茶とお菓子がいただけます。 
 建築家山田幸司氏の作品の数々を映像と音声でご紹介します。 
14:30-15:00 
・建築系ラジオ公開収録 
 「中川運河キャナルアートにおける産業遺産活用」 
 コアメンバー/五十嵐太郎、南泰裕、北川啓介、松田達 
 ゲスト/服部充代、村上心、田中大介(中川運河キャナルアート実行委員会) 
 司会=北川啓介 
15:00-16:30 
・建築系ラジオ公開収録 
 「ダンボール茶室から考える建築とアートの可能性」 
 コアメンバー/五十嵐太郎、南泰裕、北川啓介、松田達 
 ゲスト/村上心、服部充代、ほか 
 司会=北川啓介 
16:30-17:30 
・ダンボール茶室を囲んでの大茶会 
 一席、300円でお茶とお菓子がいただけます。 
 建築家山田幸司氏の作品の数々を映像と音声でご紹介します。 

<参加申込み> 
参加無料、聴講自由、予約無しでどなたでも聴きに来れます。 
直接会場にお越し下さい。 
(今回は中川運河開通80周年記念事業 中川運河キャナルアートの一環で開催します) 

<定員> 
80名 

<アクセス> 
中川運河キャナルアート・岡谷鋼機株式会社 第三倉庫会場 
・名鉄名古屋本線「山王駅」から徒歩で10分 
・近鉄名古屋線「黄金駅」から徒歩で15分 
・名古屋駅、金山駅からタクシーで10分 
・会場に駐車場がございませんので、交通機関でお越し頂くか、 
施設周辺のパーキングをご利用ください。 

<中川運河キャナルアート> 
尾張名古屋の産業遺産ともいえる中川運河でアートイベントを展開することにより「アートとの融合がモノづくり名古屋の未来を拓く」という価値・信条を発信すると同時に、中川運河を新たな都市軸として、水辺空間を最大限に生かした街づくりムーブメントへと発展させていきます。ダンボール茶室は、10月30日(土)と31日(日)の両日、展示しております。 
10月31日(日)の建築系ラジオ全体討議終了後には、建築家青木茂氏のご息女で現代能パフォーマーの青木涼子氏をお迎えし、ストラスブール在住のフルート奏者の大久保彩子氏との「現代能+現代音楽」も披露されます。 

<主催> 
中川運河キャナルアート実行委員会 http://www.canal-art.org/ 
(表示されない場合は、再読み込みをしてください)

<後援> 
愛知県・名古屋市・名古屋港管理組合・名古屋都市センター 

<協力> 
岡谷鋼機株式会社 

<問い合わせ先> 


収録日時:2010年10月2日
収録場所:大阪梅田ビル
収録時間:20分04秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:18.3MB
PLAY 出演者:小島衆太+平山健太+東出優子+木村陽子+浜田朱音+竹山聖+藤本壮介+大西麻貴+五十嵐太郎+松田達

10月の1~3日に大阪の梅田にて行われた「建築新人戦2010」。受賞者の学生、審査委員の方々へのインタビュー、前後半の二部編成の後半になります。今回はさらに藤本壮介さん、大西麻貴さんが加わり、建築の本質的なところに迫ってコメントを述べていきます。 後半では、優勝を争った小島・平山さんの二人の激闘が回想されつつ、さらに受賞者の皆さんの各作品についてインタビューは進みます。各作品の建築性・コンセプトなどについて評価された点・惜しかった点が、時に審査委員の方々の厳しいコメントを交えながら議論されます。当日のイベントの情景が目に浮かんでくるような収録です。(関口達也)

・出演者プロフィール
小島衆太(こじま・しゅうた)
九州大学2年。建築新人戦2010最優秀新人賞受賞。

平山健太(ひらやま・けんた)
早稲田大学3年。建築新人戦2010ベスト4受賞。

東出優子(ひがしで・ゆうこ)
芝浦工業大学3年生。建築新人戦2010ベスト4受賞。

木村陽子(きむら・ようこ)
名古屋工業大学3年。建築新人戦2010ベスト4受賞。

浜田朱音(はまだ・あやね)
京都府立大学3年。建築新人戦2010ベスト16受賞。

竹山聖(たけやま・せい)
1954年大阪生まれ。1977年に京都大学工学部を卒業。その後東京大学大学院に進学し、博士課程を修了。大学院在学中の1979年に設計組織アモルフを創設して設計活動を始める。平行して様々なメディアで批評活動を展開。1992年より京都大学准教授。主な作品には《大阪府立北野高等学校》や《TERRAZZA青山》ほか。著書に、「ぼんやり空でも眺めてみようか」(彰国社、2007)やCD-ROM作品集「竹山聖/空の建築」(ハートランド、1995)ほか。
 
藤本壮介(ふじもと・そうすけ)
1971 年北海道生まれ。1994年、東京大学工学部建築学科卒業。2000年、藤本壮介設計事務所設立。東京大学特任准教授・慶応義塾大学、東京理科大学非常勤講師。主な作品に《Primitive Future House》(2001)《T house》(2005)《情緒障害児短期治療施設》(2006)、《house N》(2008)、《Tokyo Apartment》(2010)、《武蔵野美術大学美術館・図書館》(2010)、ほか。著書に『藤本壮介│原初的な未来の建築』(INAX出版、 2008)、『2G - Sou Fujimoto』(Gustavo Gili、2009)、『建築が生まれるとき』(王国社、2010)、『武蔵野美術大学美術館・図書館』(INAX出版、2010)、『El Croquis 151 - Sou Fujimoto』(El Croquis Editorial、2010)。
http://www.sou-fujimoto.com/

大西麻貴(おおにし・まき)
1983年愛知県生まれ。2006年京都大学工学部卒業。2008年東京大学大学院建築学専攻修了。同年より同大学院博士課程藤井明研究室所属。大西麻貴+百田有希共同主宰。

五十嵐太郎(いがらし・たろう)
建築系ラジオコアメンバー。

松田達(まつだ・たつ)
建築系ラジオコアメンバー。

・関連項目
建築新人戦2010
収録日時:2010年10月2日
収録場所:大阪梅田ビル
収録時間:16分58秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:15.5MB
PLAY 出演者:小島衆太+平山健太+東出優子+木村陽子+竹山聖+五十嵐太郎+松田達

竹山──仙台の卒業設計日本一は、「コントロールのあるスピードボール」を投げるピッチャーを選ぶとすると、建築新人戦は多少コントロールがなくても、「生きたすごい球」投げるやつを選ぶんじゃないかと・・・。

10月の1~3日に大阪の梅田にて行われた「建築新人戦2010」。1・2日に行われた審査において、見事入賞に輝いた受賞者の学生、審査委員の方々に松田達さんがインタビューをします。今回は二部編成の前半になります。受賞者の方々が建築新人戦を経て感じたこと、当日の感想などを語ります。ベスト4を勝ち取った方々でありながらの「悔しい」、作品に込めたものを「伝えたい」というコメントは、彼・彼女らの向上心・建築にかける熱い想いが伝わります。 話は五十嵐さんや竹山聖さんの審査する側からのコメントも交えて進んでいきます。「新人戦」として受賞者の作品のどのような部分が評価されたのか?必聴です。 (関口達也)

・出演者プロフィール
小島衆太(こじま・しゅうた)
九州大学2年。建築新人戦2010最優秀新人賞受賞。

平山健太(ひらやま・けんた)
早稲田大学3年。建築新人戦2010ベスト4入賞。

東出優子(ひがしで・ゆうこ)
芝浦工業大学3年。建築新人戦2010ベスト4入賞。

木村陽子(きむら・ようこ)
名古屋工業大学3年。建築新人戦2010ベスト4入賞。

竹山聖(たけやま・せい)
1954年大阪生まれ。1977年に京都大学工学部を卒業。その後東京大学大学院に進学し、博士課程を修了。大学院在学中の1979年に設計組織アモルフを創設して設計活動を始める。平行して様々なメディアで批評活動を展開。1992年より京都大学准教授。 主な作品には《大阪府立北野高等学校》や《TERRAZZA青山》ほか。著書に、「ぼんやり空でも眺めてみようか」(彰国社、2007)やCD-ROM作品集「竹山聖/空の建築」(ハートランド、1995)ほか。

五十嵐太郎(いがらし・たろう)
建築系ラジオコアメンバー。
 
松田達(まつだ・たつ)
建築系ラジオコアメンバー。

・関連項目
建築新人戦2010


recording date:18.09.2010
recording place:Shirakawa Park, Nagoya city
recording time:20min43s
file format:MP3
file size:9.9MB
PLAY 出演者:Jostein Fardal+Mai Matsuoka

I had an interview with Jostein Fardal. He is an Architecture exchange student from Norway.He worked in the Sou Fujimoto Architecture office and Junya Ishigami's exhibition in this summer. What dose European architecture student think about Japanese Architecture? What is the difference between Japan and Europa? We can see Japan from foreign country in this radio. At the beginning the radio we talk in Japanese, and one minutes after we talk in English. (Mai Matsuoka)

・Profile
Jostein Fardal
born in 1988 on Norway. Architecture student.

Mai Matsuoka
Toyota National College of Technology student. Kenchikukei Radio staff.
収録日時:2010年10月7日
収録場所:国士舘大学南研究室
収録時間:15分05秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:6.9MB
PLAY 出演者:南泰裕+佐藤仁哉+福原一真

レビュー作品:《サーペンタイン・ギャラリー・パヴィリオン2010》 ジャン・ヌーヴェル
今回は全身真っ赤なパヴィリオン、サーペンタイン・ギャラリーと南研究室で最近行ったプロジェクトの「project b2」について話しています。ギャラリーは東屋のようなカフェレストランで、緑の公園の中に建つ赤い巨大な斜壁が強烈なコントラストを放っている色気を持った建築作品になっています。また後半は南研究室の学生が「project b2」で実際に施工した仮設博物館についての概要を話します。詳しい現場のトークは2本目に収録されています。お楽しみに!(佐藤仁哉)

・出演者プロフィール
佐藤仁哉(さとう・じんや)
1986年生まれ。国士舘大学大学院工学研究科建設工学研究科専攻
趣味...仮面ライダー(特にカブト、W、オーズ)

福原一真(ふくはら・かずま)
1987年生まれ。国士舘大学大学院工学研究科建設工学研究科専攻
趣味...釣り全般
本日10月10日20:00頃より、渋谷の渋谷のナチュラル・エリップス(糀屋箱機構)にて行われる、建築系ラジオスタッフ合宿の模様をこちらのページから断続的にUstream配信いたします。

スタッフ合宿では、会場となるナチュラル・エリップスの見学、建築系ラジオ名刺コンペの審査、コアメンバーの収録やスタッフコンテンツなど、様々なコンテンツを準備しております。11日の15:00からは、先日告知された「土木系ラジオ+建築系ラジオ合同全体討議」の公開収録も企画されていますので是非ご覧ください。

建築系ラジオスタッフ合宿
スタッフ合宿・23時間建築系ラジオのタイムテーブルはこちらです。

10月10日(日)〜11日(月)
18:00 外部参加者カードコンペ提出締め切り
19:00 開始、建築見学
20:00 五十嵐さんの建築解説、慰労会乾杯(Ustream配信開始)
21:00 (Skype中継開始予定)
22:00 カードコンペ審査(〜24:00授賞式込み)
23:00 
24:00 新番組試験収録(コアメンバー)(〜01:00)
01:00 佐藤くん&長門くんMC企画(〜02:00)
02:00 斎藤らいらさんMC(〜02:30)/尾崎くんMC(〜03:00)
03:00 北川啓介さんもう一つの建築設計資料集成(〜04:00)
04:00 スタッフMC企画コンテンツ収録(〜05:00)
05:00 スタッフMC企画コンテンツ収録(〜06:00)
06:00 
07:00 
08:00 
09:00 起床、朝食
10:00 音声クレジット製作(2本)
11:00 加藤くんMC(〜11:30)/吉田くんMC(〜12:00)
12:00 スタッフMC企画コンテンツ収録開始
13:00 昼食会(〜14時)
14:00 コーヒータイム
15:00 土木系ラジオ+建築系ラジオ合同全体討議(〜17:00)
16:00 ↓
17:00 全体討議終了、片付け開始
18:00 完全撤収
19:00 土木系ラジオとの合同懇親会が企画されています。

収録日時:2010年9月18日
収録場所:名古屋市白川公園内
収録時間:20分43秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:9.9MB
PLAY 出演者:Jostein Fardal+松岡舞

この夏に東工大へ留学生としてノルウェーからやって来た建築学生Jostein君へのインタビュー。夏のインターン先である藤本壮介建築設計事務所で出会い、豊田市美術館において行われている石上展の設営ボランティアで再会、そこでラジオの収録をすることになりました。ノルウェー人留学生が感じた日本建築はいったいどんなもの?日本とヨーロッパの違いは?普段なかなか聞く事が出来ない外国からみた日本を知る事ができます。この収録は英語です。(松岡舞)

・出演者プロフィール
Jostein Fardal(ジャスティン・ファーダル)
1988年生まれ。ノルウェー出身。2010年夏から半年間東工大に留学中。

松岡舞(まつおか・まい)
豊田工業高等専門学校建築学科。建築系ラジオスタッフ。
収録日時:2010年9月18日
収録場所:川村記念美術館内レストラン
収録時間:22分12秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:10.4MB
PLAY 出演者:栃原比比奈+江藤靖子+彦坂尚嘉+天内大樹

川村記念美術館での「バーネット・ニューマン展」(開催中~10.12.12まで)の批評の最終回です。冒頭では、バーネット・ニューマンの彫刻作品について語られます。相変わらず彦坂さんからは厳しいコメントが続出です。本シリーズを聞いて頂ければ、作品の解説だけでなく、バーネット・ニューマンの人物像がわかります。遅咲きで、苦労人だったバーネット・ニューマン。この番組を聴いてから作品を鑑賞すると、また違った見方ができるかもしれません。番組の最後では川村記念美術館の建物や環境にも触れられています。(編集部)

・出演者プロフィール
栃原比比奈(とちはら・ひいな)
1977年生まれ。2001年多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。2000年より中野区の知的障害者施設のスタッフとして、ダウン症や自閉症、重度の知的障害者などが絵を描くプロセスと作品を研究。2001年よりサンエックス(株)勤務、2004年退社。2010年彦坂尚嘉アトリエ(気体分子アトリエ展)、ギャラリー山口にて個展。

江藤靖子(えとう・やすこ)
東北芸術工科大学美術科日本画コース4年。

・関連項目
川村記念美術館バーネット・ニューマン展
出演者:武智仁志

ついに始まりますね。
土木系のコアメンバーには、あの西村浩さんがいます。
そうです、 西村浩×山崎亮「自走力のデザインメソッド」 のコンテンツで山崎さんと楽しいトークを展開されていた方です。

声が明るいので、ラジオを聞いているとつられて楽しくなってくるんです。「自走力のデザインメソッド」のコンテンツは、土木系ラジオの前身として伝説のトークになるのではないでしょうか。

さて、僕の「土木系」という言葉のイメージは、
  ・規模が大きい
  ・個体としての外観がなく、大きな景色の一部
  ・外部と内部の境界がない
  ・地下
というものです。

土木系は、建築系での「個体の集まり」というイメージと違って、「分節できない大きな存在」というイメージがあります。大げさに言えば、地球に手を加えるというような。建築のように地球の上になにかを追加していくのではなくて、地球の一部を編集していくような感覚です。

ですから、個の集まりというよりは、背景になってしまうほど、そうですね、大きな「もの」ではなくて、存在とでも言いますか、無意識でも存在が感じられるという感じです。「通い慣れた」橋や道なんて良い例です。

人そのものが快適(快適さとは?という問題もありますが)に過ごせる、室内のような環境ではなく、建築や人や空気や植物などを包み込むような大きなイメージもあります。全てをひっくるめて扱うので、なにか個別のターゲットだけが満足するための「境界」が無いような気がします。

あとは、地下のイメージですね。アルゴリズムを使った建築設計ですと、現在は植物が伸びていくような繊維状の構造体が目立って来てます。境界が溶け出していくようで、これはこれで面白いのですが、地下ですと、逆に境界は強固な壁となっていき、違う方向性が見えてきます。アルゴリズム手法で地下を条件にプログラムで展開すると、どういう形態が生成されるのでしょうね。蟻の巣のようですと、ベタな感じがしますけど。木の根状に広がるのもベタですかね。地下の生物がどう過ごしているかが参考になりそうです。

地下は温度が一定ですし、地震の影響も少なくて済むし、地下水もあるし、最近では、LEDの光源で野菜も育てられるようですので、地下都市への展開も面白そうですね。地上の核の脅威も軽減されますしね・・。地下都市は、環境が密閉できるので、重力を制御できるかもしれませんね。そうすると、地上では実現しにくかった反重力的な斬新な建築ができるとか。ヴォイドの存在が人の生死に大きな影響を与えますね。

海底都市への応用も効きそうです。今後、温暖化とか氷河期がやってくるとか騒がれていますが、地下や海底で、土木と建築の力を発揮すれば問題ないですね。あれ?無責任発言・・?

配信日が待ち遠しいですね!
きっと、目から鱗のトークが展開されますよっ!

・関連項目
■「建築」を超えろ!
西村浩×山崎亮「自走力のデザインメソッド」[1/4]
西村浩×山崎亮「自走力のデザインメソッド」[2/4]
西村浩×山崎亮「自走力のデザインメソッド」[3/4]
西村浩×山崎亮「自走力のデザインメソッド」[4/4]

■r4
山崎亮インタヴュー ランドスケープ・プログラミング
収録日時:2010年9月18日
収録場所:南洋堂書店4階N+ギャラリー
収録時間:25分20秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:12.2MB
PLAY 出演者:Japanese Junction展参加学生+中田千彦+高橋堅+豊田啓介+坂本和子+河野裕+松田達

南洋堂4階N+ギャラリーにて、2010年9月13日から18日まで開かれた、5カ国、10大学の日本人建築留学生による「Japanese Junction2010」展、最終日に行われたレビューの様子を5回に分けてお送りします。最後となる第5回目では、ダイアグラムを使わないなど、国ごとのタブーのようなものはあるのか。ディスカッションの方法は? など、深く内容を掘り下げつつ、日本人建築留学生が集まって見えたものとは何か。彼らは国外で何を見つけ、何を感じてきたのか。留学の面白さとは何か。といった総論に入ります。留学という特権を手にした彼らは、これからどういった展開をしていくのでしょうか。(大木翔太)

・出演者プロフィール
中田千彦(なかた・せんひこ)
1965年東京都生まれ。1990年東京芸術大学美術学部建築科卒業。1993年コロンビア大学建築・都市・歴史保存大学院建築修士課程修了。1997-2003年京都造形芸術大学環境デザイン学科助教授。2003-2006年『新建築』『a+u』副編集長。2006年よりrengo DMS に参画、宮城大学事業構想学部准教授。

高橋堅(たかはし・けん)
1969年生まれ。1995年東京理科大学大学院、96年コロンビア大学大学院修了後、青木淳建築計画事務所を経て2000年より高橋堅建築設計事務所主宰。東京理科大学・京都造形芸術大学非常勤講師。主な作品に「鵠沼の長屋」「鵠沼の二世帯住宅」「東京理科大学コミュニケーション棟」「弦巻の住宅」など。

豊田啓介(とよだ・けいすけ)
1972年、千葉県出身 1996年、東京大学工学部建築学科卒業 1996-00年、安藤忠雄建築研究所 2002年コロンビア大学建築学部修士課程(AAD)修了 2002-06 年、SHoP Architects (New York) 2007年より東京と台北をベースに、蔡佳萱と共同でnoiz / architecture, design & planningを主宰 現在、noizパートナー、台湾国立交通大学建築研究所助理教授。

坂本和子(さかもと・かずこ)
1991年武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。1994年コロンビア大学建築学部修士課程修了。1995-96年(株)磯崎新アトリエに勤務後、 1996-97年(株)プラネットワークスに勤務。2002年より設計活動を個人で開始、2005年より武蔵野美術大学および京都造形芸術大学非常勤講師。

河野裕(こうの・ひろし)
1966年 北海道札幌市生まれ 1990年 東京工業大学工学部建築学科卒業 1990-98年 日建設計東京本社設計部 1999-2000年 三菱総合研究所(社会基盤部)嘱託研究員、K's Architects(大阪)などを経て 2001-03年 (オランダ)the Berlage Institute 特別研究員 2003年 同大学院修了(建築学/M.Arch.Excellence)。2004年 河野裕建築設計事務所開設 現在、同事務所代表、日本工業大学建築学科非常勤講師(2005年-)

留目知明(とどめ・ともあき)
1984年岩手県生まれ。2007年宮城大学事業構想学部デザイン情報学科卒業。2009年イーストロンドン大学修士課程(University of East London, MArch)修了。Japanese Junction展キュレーター、現在、ロンドンを拠点に活動中。

・関連項目
日本人建築留学生による建築展"Japanese Junction"のプレビュー(architecturephoto.net)
(その他の作品の詳細はこちらに掲載されています。)
収録日時:2010年9月18日
収録場所:南洋堂書店4階N+ギャラリー
収録時間:26分37秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:12.2MB
PLAY 出演者:Japanese Junction展参加学生+中田千彦+高橋堅+豊田啓介+坂本和子+河野裕+松田達

南洋堂4階N+ギャラリーにて、2010年9月13日から18日まで開かれた「Japanese Junction2010」展、最終日におけるレビューの4回目です。4回目はイギリスから参加の3名、University of East Londonの留目知明さん、山口暁さん、London Metropolitan Universityの阿部真理子さんのプレゼンが行われます。出展者プレゼンテーションより、イギリス建築教育のプラクティカルな傾向があらわれ、表現方法と建築・建築理論をめぐり議論が大きく展開します。(尾崎龍一)

・出演者プロフィール
中田千彦(なかた・せんひこ)
1965年東京都生まれ。1990年東京芸術大学美術学部建築科卒業。1993年コロンビア大学建築・都市・歴史保存大学院建築修士課程修了。1997-2003年京都造形芸術大学環境デザイン学科助教授。2003-2006年『新建築』『a+u』副編集長。2006年よりrengo DMS に参画、宮城大学事業構想学部准教授。

高橋堅(たかはし・けん)
1969年生まれ。1995年東京理科大学大学院、96年コロンビア大学大学院修了後、青木淳建築計画事務所を経て2000年より高橋堅建築設計事務所主宰。東京理科大学・京都造形芸術大学非常勤講師。主な作品に「鵠沼の長屋」「鵠沼の二世帯住宅」「東京理科大学コミュニケーション棟」「弦巻の住宅」など。

豊田啓介(とよだ・けいすけ)
1972年、千葉県出身 1996年、東京大学工学部建築学科卒業 1996-00年、安藤忠雄建築研究所 2002年コロンビア大学建築学部修士課程(AAD)修了 2002-06 年、SHoP Architects (New York) 2007年より東京と台北をベースに、蔡佳萱と共同でnoiz / architecture, design & planningを主宰 現在、noizパートナー、台湾国立交通大学建築研究所助理教授。

坂本和子(さかもと・かずこ)
1991年武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。1994年コロンビア大学建築学部修士課程修了。1995-96年(株)磯崎新アトリエに勤務後、 1996-97年(株)プラネットワークスに勤務。2002年より設計活動を個人で開始、2005年より武蔵野美術大学および京都造形芸術大学非常勤講師。

河野裕(こうの・ひろし)
1966年 北海道札幌市生まれ 1990年 東京工業大学工学部建築学科卒業 1990-98年 日建設計東京本社設計部 1999-2000年 三菱総合研究所(社会基盤部)嘱託研究員、K's Architects(大阪)などを経て 2001-03年 (オランダ)the Berlage Institute 特別研究員 2003年 同大学院修了(建築学/M.Arch.Excellence)。2004年 河野裕建築設計事務所開設 現在、同事務所代表、日本工業大学建築学科非常勤講師(2005年-)

留目知明(とどめ・ともあき)
1984年岩手県生まれ。2007年宮城大学事業構想学部デザイン情報学科卒業。2009年イーストロンドン大学修士課程(University of East London, MArch)修了。Japanese Junction展キュレーター、現在、ロンドンを拠点に活動中。

阿部真理子(あべ・まりこ)
1986年福島県生まれ。2007年宮城大学事業構想学部デザイン情報学科卒業。2010年ロンドンメトロポリタン大学修士課程修了。現在、ロンドンを拠点に活動中。

山口暁(やまぐち・あきら)
1982年愛媛県生まれ。2007年大分大学大学院福祉環境工学修士前期課程修了。2010年イーストロンドン大学ディプロマコース修了。現在、ロンドンを拠点に活動中。

なお、その他の「Japanese Junction 2010」展参加学生のプロフィール(ただし、ここでは当レヴュー収録時における発言者のプロフィールのみ掲載しています)については「Japanese Junction 2010」展レヴュー [1/5]を御覧ください。
(作品の詳細はこちらに掲載されています。)
土木系ラジオ+建築系ラジオ合同全体討議
土木系ラジオの始まりにあたって−分野の連携で何がみえるか?

土木の分野において、「景観」や「デザイン」という概念がようやく定着しつつある現在、次のステップへの進化を期待して、今回「土木系ラジオ」を始めることにした。まだまだ歴史も浅く、その人材も手薄な土木のデザインの世界をこれから一層成熟させていくためには、土木を「語る」文化が必要だと考えた。今回の討議では、土木系ラジオコアメンバーに加え、建築系ラジオの方々を交えた討論によって、土木と建築特有の思考やその間にある「違和感」のようなものを浮かび上がらせ、これからの都市創造に向けて、その先にある新しい可能性を探ってみたい。(西村浩)

土木系ラジオが発足します。建築系ラジオでも何度もご出演頂いた西村浩氏が立ち上げられるということで、初回の討議を、建築系ラジオとの合同開催で行うということになりました。土木系ラジオの意義や方向性、建築分野との連携の可能性についても、この討議の中で問われることでしょう。なお、今回は現在レンタルスペースとなっていて、通常は個人ではなかなか見ることのできない渋谷のナチュラル・エリップス(糀屋箱機構)という現代建築の中で行ないますので、その見学もできます。また土木系ラジオのコアメンバーについては、下記をご参照下さい。(建築系ラジオ) 

<開催要領>
日時:2010年10月11日(祝)15:00−17:00(14:30開場)
会場:ナチュラル・エリップス(今回の会場について、下の説明をご覧ください)
   東京都 渋谷区円山町7-1(井の頭線神泉駅徒歩3分)
   地図はこちらを御覧下さい
出席者
土木系|崎谷浩一郎(eau)、真田純子(徳島大)、山口敬太(京都大)、
    松浦隆幸(オン・ザ・ロード)、西村浩(ワークヴィジョンズ)
建築系|五十嵐太郎、南泰裕(予定)、倉方俊輔、松田達、片田江由佳

定員:15名(会場の広さが限られているため、どうかご了承下さい)
参加申込み先info@architectural-radio.net(先着順となります。所属、名前、メールアドレス、連絡先をご記入の上、メールにてお申込みください) 
会費:学生1000円、一般1500円(ワンドリンク付き。またナチュラル・エリップスの見学もできます)
なお、終了後に近くの場所にて懇親会を予定しています。

今回の会場(ナチュラル・エリップス)について:ナチュラル・エリップスは、遠藤政樹氏と池田昌弘氏による設計で、渋谷に建つ4階建ての卵のような白い曲面で囲まれた現代建築です。もともと住宅として建てられましたが、現在は糀屋箱機構さんによるレンタルルームとなっています(レンタルルームとしての詳細は、こちらをご覧ください)。通常は時間貸しですが、今回その時間内に、合同全体討議を行うことになりました。そのため、参加者はあわせてナチュラル・エリップスの見学もできますので、ぜひこの機会にお越し下さい。ただし、会場のスペースが限られているため、先着順となります。どうぞご了承下さい。
なお、今回この会場を借りるのは、前日の10月10日から、建築系ラジオのスタッフ合宿を行っているからでもあります。こちらでも一部Ustream公開企画がありますので、どうぞご注目下さい。

土木系ラジオ|参加コアメンバープロフィール
西村浩(にしむら・ひろし)
1967年佐賀県生まれ。1991年東京大学工学部土木工学科卒業。1993年東京大学工学系研究科土木工学専攻修士課程修了。1993-1998年GIA設計勤務。1999年ワークヴィジョンズ設立。現在、北海道教育大学芸術課程特任教授、東北大学・日本大学・お茶の水女子大学非常勤講師。主な作品に、岩見沢複合駅舎(日本建築学会賞(作品)、グッドデザイン賞大賞、BCS賞など受賞)、長崎水辺の森公園橋梁群(グッドデザイン賞金賞、土木学会デザイン賞優秀賞受賞)、鳥羽市「カモメの散歩道」(土木学会デザイン賞優秀賞、グッドデザイン賞受賞)、広島市平和大橋歩道橋(平和大橋歩道橋デザインコンペ最優秀賞:設計中)など。

松浦隆幸(まつうら・たかゆき)
1966年東京都生まれ。1990年東京理科大学工学部建築学科卒業。1990-1994年日経BP社(日経アーキテクチュア記者)、米国周遊、農業生活を経てフリーのエディター/ライターに。2005年有限会社オン・ザ・ロード設立。主に、建築・住宅・土木の領域で書籍等の編集制作・取材執筆、イベント等の企画・運営を手がける。1997-2002年日経コンストラクション誌の「土木の風景」担当。編著書は「住宅アンソロジー1981-2000」、「秘境を貫く飛騨トンネル物語」など。UIA2011東京大会広報委員。

崎谷浩一郎(さきたに・こういちろう)
1976年佐賀県生まれ。1999年北海道大学工学部土木工学科卒業。2001年東京大学工学系研究科社会基盤工学専攻修士課程修了。2001-2002年日本工営勤務。2003年eau設立。現在、国士舘大学非常勤講師。主な作品に、日南市広渡川郷ノ原床止工、熱海市渚親水公園、長崎市中央橋(グッドデザイン賞受賞)、新潟県旧佐渡鉱山北沢地区工作工場跡地広場・同大間地区大間港跡地広場(グッドデザイン賞受賞)など。

山口敬太(やまぐち・けいた)
1980年兵庫県生まれ。2004年京都大学工学部地球工学科卒業。2005年IAESTE派遣生としてスイス留学。2009年京都大学大学院工学研究科都市環境工学専攻博士課程修了。現在、京都大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻景観設計学分野助教。主な研究テーマとして、「地形との関連でみた眺望景観解析と緑地デザイン分析」「歴史的景観資産を活かした地区レベルでの空間計画の方法論」など。

真田純子(さなだ・じゅんこ)
1974年広島県生まれ。1996年ヴルカヌスプログラム(EU-Japan Center)にて、イタリア留学。1998年東京工業大学工学部社会工学科卒業。2000年東京工業大学大学院社会理工学研究科社会工学専攻修士課程修了。2005年同大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程修了、 博士(工学)取得。現在、徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部助教。主な研究テーマとして、「東京緑地計画の計画思想」「地域資源や風景を核としたまちづくり」など。
収録日時:2010年9月18日
収録場所:南洋堂書店4階N+ギャラリー
収録時間:25分39秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:11.7MB
PLAY 出演者:Japanese Junction展参加学生+中田千彦+高橋堅+豊田啓介+坂本和子+河野裕+松田達

南洋堂4階N+ギャラリーにて、2010年9月13日から18日まで開かれた「Japanese Junction2010」展、最終日におけるレビューの3回目です。第3回ではスイスから参加の4名、ETH Zurichの川岸昇さん、杉山幸一郎さん、Academy of Architecture of Mendrisioの伊藤達信さん、伊与田卓身さんのプレゼンが行われます。スイスの建築学校におけるスタジオでのプロジェクトの進み方などから、スイス建築教育の流れについてのお話をお聞きしています。(尾崎龍一)

・出演者プロフィール
中田千彦(なかた・せんひこ)
1965年東京都生まれ。1990年東京芸術大学美術学部建築科卒業。1993年コロンビア大学建築・都市・歴史保存大学院建築修士課程修了。1997-2003年京都造形芸術大学環境デザイン学科助教授。2003-2006年『新建築』『a+u』副編集長。2006年よりrengo DMS に参画、宮城大学事業構想学部准教授。

高橋堅(たかはし・けん)
1969年生まれ。1995年東京理科大学大学院、96年コロンビア大学大学院修了後、青木淳建築計画事務所を経て2000年より高橋堅建築設計事務所主宰。東京理科大学・京都造形芸術大学非常勤講師。主な作品に「鵠沼の長屋」「鵠沼の二世帯住宅」「東京理科大学コミュニケーション棟」「弦巻の住宅」など。

豊田啓介(とよだ・けいすけ)
1972年、千葉県出身 1996年、東京大学工学部建築学科卒業 1996-00年、安藤忠雄建築研究所 2002年コロンビア大学建築学部修士課程(AAD)修了 2002-06 年、SHoP Architects (New York) 2007年より東京と台北をベースに、蔡佳萱と共同でnoiz / architecture, design & planningを主宰 現在、noizパートナー、台湾国立交通大学建築研究所助理教授。

坂本和子(さかもと・かずこ)
1991年武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。1994年コロンビア大学建築学部修士課程修了。1995-96年(株)磯崎新アトリエに勤務後、 1996-97年(株)プラネットワークスに勤務。2002年より設計活動を個人で開始、2005年より武蔵野美術大学および京都造形芸術大学非常勤講師。

河野裕(こうの・ひろし)
1966年 北海道札幌市生まれ 1990年 東京工業大学工学部建築学科卒業 1990-98年 日建設計東京本社設計部 1999-2000年 三菱総合研究所(社会基盤部)嘱託研究員、K's Architects(大阪)などを経て 2001-03年 (オランダ)the Berlage Institute 特別研究員 2003年 同大学院修了(建築学/M.Arch.Excellence)。2004年 河野裕建築設計事務所開設 現在、同事務所代表、日本工業大学建築学科非常勤講師(2005年-) 

留目知明(とどめ・ともあき)
1984年岩手県生まれ。2007年宮城大学事業構想学部デザイン情報学科卒業。2009年イーストロンドン大学修士課程(University of East London, MArch)修了。Japanese Junction展キュレーター、現在、ロンドンを拠点に活動中。

川岸昇(かわぎし・のぼる)
1981年石川県生まれ。2006年新潟大学大学院博士前期課程修了。2007年スイス連邦工科大学チューリッヒ校修士課程修了。現在、チューリッヒのKCAP Architects & Planners勤務。

杉山幸一郎(すぎやま・こういちろう)
1984年静岡県生まれ。2007年日本大学理工学部建築学科卒業。2008年より東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻在籍する傍ら、2009年スイス連邦工科大学チューリッヒ校へ留学、現在Bosshard Vaquer Architektenにて研修中。

伊藤達信(いとう・たつのぶ)
1982年岐阜県生まれ。2008年メンドリシオ建築アカデミー学士課程卒業。2008年よりMiller&Maranta Architektenにて研修、現在、日本を拠点に活動中。

伊与田卓身(いよだ・たくみ)
1982年静岡県生まれ。2005年東洋大学工学部建築学科卒業。2005年から2006年伊丹潤建築研究所勤務。2007年メンドリシオ建築アカデミー卒業。2008年よりEM2N ARCHITEKTENにて研修、現在、日本を拠点に活動中。

なお、その他の「Japanese Junction 2010」展参加学生のプロフィール(ただし、ここでは当レヴュー収録時における発言者のプロフィールのみ掲載しています)については「Japanese Junction 2010」展レヴュー [1/5]を御覧ください。
(作品の詳細はこちらに掲載されています。)
収録日時:2010年9月18日
収録場所:南洋堂書店4階N+ギャラリー
収録時間:16分35秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:7.6MB
PLAY 出演者:Japanese Junction展参加学生+中田千彦+高橋堅+豊田啓介+坂本和子+河野裕+松田達

南洋堂4階N+ギャラリーにて、2010年9月13日から18日まで開かれた「Japanese Junction2010」展、最終日におけるレビューの第2回目です。アメリカの4名の講評の続きで、パラメトリックに形をつくっていくことがいかに構築の新しい地平を開くことができるか、議論が展開されます。議論が盛り上がったところで、進行の仕方について松田達さんからの指摘があり、改めて会場の展示概要の説明がなされました。(赤松勝之)

・出演者プロフィール
中田千彦(なかた・せんひこ)
1965年東京都生まれ。1990年東京芸術大学美術学部建築科卒業。1993年コロンビア大学建築・都市・歴史保存大学院建築修士課程修了。1997-2003年京都造形芸術大学環境デザイン学科助教授。2003-2006年『新建築』『a+u』副編集長。2006年よりrengo DMS に参画、宮城大学事業構想学部准教授。

高橋堅(たかはし・けん)
1969年生まれ。1995年東京理科大学大学院、96年コロンビア大学大学院修了後、青木淳建築計画事務所を経て2000年より高橋堅建築設計事務所主宰。東京理科大学・京都造形芸術大学非常勤講師。主な作品に「鵠沼の長屋」「鵠沼の二世帯住宅」「東京理科大学コミュニケーション棟」「弦巻の住宅」など。

豊田啓介(とよだ・けいすけ)
1972年、千葉県出身 1996年、東京大学工学部建築学科卒業 1996-00年、安藤忠雄建築研究所 2002年コロンビア大学建築学部修士課程(AAD)修了 2002-06 年、SHoP Architects (New York) 2007年より東京と台北をベースに、蔡佳萱と共同でnoiz / architecture, design & planningを主宰 現在、noizパートナー、台湾国立交通大学建築研究所助理教授。

坂本和子(さかもと・かずこ)
1991年武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。1994年コロンビア大学建築学部修士課程修了。1995-96年(株)磯崎新アトリエに勤務後、 1996-97年(株)プラネットワークスに勤務。2002年より設計活動を個人で開始、2005年より武蔵野美術大学および京都造形芸術大学非常勤講師。

河野裕(こうの・ひろし)
1966年 北海道札幌市生まれ 1990年 東京工業大学工学部建築学科卒業 1990-98年 日建設計東京本社設計部 1999-2000年 三菱総合研究所(社会基盤部)嘱託研究員、K's Architects(大阪)などを経て 2001-03年 (オランダ)the Berlage Institute 特別研究員 2003年 同大学院修了(建築学/M.Arch.Excellence)。2004年 河野裕建築設計事務所開設 現在、同事務所代表、日本工業大学建築学科非常勤講師(2005年-) 

留目知明(とどめ・ともあき)
1984年岩手県生まれ。2007年宮城大学事業構想学部デザイン情報学科卒業。2009年イーストロンドン大学修士課程(University of East London, MArch)修了。Japanese Junction展キュレーター。現在、ロンドンを拠点に活動中。

藤吉弘樹(ふじよし・ひろき)
1984年愛知県生まれ。2007年名古屋工業大学大学院工学研究科在籍の傍ら、2009年プラットインスティチュートへ留学。現在、名古屋工業大学大学院へ戻り活動を再開。

坂入達也(さかいり・たつや)
大阪府生まれ。1997年大阪工業技術専門学校建築学部卒業。2005年プラットインスティテュートインテリアデザイン学部修士課程修了。アメリカにて複数の設計事務所勤務、教職活動の後、2009年ニューヨークにてSubsider Studio共同設立、現在、ニューヨークを拠点に活動中。2010年同大学建築学部修士課程修了。

中谷泰子(なかたに・ひろこ)
1981年東京都生まれ。2004年成城大学文学部英文学科卒業。2006年-2008年荒川修作+マデリン・ ギンズ事務所勤務。2009年よりプラットインスティチュートへ在籍中。

篠元貴之(しのもと・たかゆき)
1985年愛知県生まれ。2004年から2007年にFLATに参加。2008年名城大学理工学部建築学科卒業。2009年よりイリノイ大学修士課程に在籍中。

なお、その他の「Japanese Junction 2010」展参加学生のプロフィール(ただし、ここでは当レヴュー収録時における発言者のプロフィールのみ掲載しています)については「Japanese Junction 2010」展レヴュー [1/5]を御覧ください。
(作品の詳細はこちらに掲載されています。)
収録日時:2010年9月18日
収録場所:南洋堂書店4階N+ギャラリー
収録時間:24分52秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:11.4MB
PLAY 出演者:Japanese Junction展参加学生+中田千彦+高橋堅+豊田啓介+坂本和子+河野裕+松田達

南洋堂4階N+ギャラリーにて、2010年9月13日から18日まで開かれた、5カ国、10大学の日本人建築留学生による「Japanese Junction2010」展、最終日に行われたレビューの様子を5回に分けてお送りします。1回目はアメリカから参加の4名、Pratt Instituteの藤吉弘樹さん、坂入達也さん、中谷泰子さん、University of Illinois at Chicagoの篠元貴之さんが作品をプレゼンしたのち、ゲスト講評者がコメントします。デジタル技術から生まれる可能性やコンセプトを重視するアメリカの建築教育の特徴について、興味深い指摘がなされます。海外からのスカイプを通した音声録音のため一部聞きづらい箇所がありますこと、どうかご了承下さい。(赤松勝之)

・出演者プロフィール
中田千彦(なかた・せんひこ)
1965年東京都生まれ。1990年東京芸術大学美術学部建築科卒業。1993年コロンビア大学建築・都市・歴史保存大学院建築修士課程修了。1997-2003年京都造形芸術大学環境デザイン学科助教授。2003-2006年『新建築』『a+u』副編集長。2006年よりrengo DMS に参画、宮城大学事業構想学部准教授。

高橋堅(たかはし・けん)
1969年生まれ。1995年東京理科大学大学院、96年コロンビア大学大学院修了後、青木淳建築計画事務所を経て2000年より高橋堅建築設計事務所主宰。東京理科大学・京都造形芸術大学非常勤講師。主な作品に「鵠沼の長屋」「鵠沼の二世帯住宅」「東京理科大学コミュニケーション棟」「弦巻の住宅」など。

豊田啓介(とよだ・けいすけ)
1972年、千葉県出身 1996年、東京大学工学部建築学科卒業 1996-00年、安藤忠雄建築研究所 2002年コロンビア大学建築学部修士課程(AAD)修了 2002-06 年、SHoP Architects (New York) 2007年より東京と台北をベースに、蔡佳萱と共同でnoiz / architecture, design & planningを主宰 現在、noizパートナー、台湾国立交通大学建築研究所助理教授。

坂本和子(さかもと・かずこ)
1991年武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。1994年コロンビア大学建築学部修士課程修了。1995-96年(株)磯崎新アトリエに勤務後、 1996-97年(株)プラネットワークスに勤務。2002年より設計活動を個人で開始、2005年より武蔵野美術大学および京都造形芸術大学非常勤講師。

河野裕(こうの・ひろし)
1966年 北海道札幌市生まれ 1990年 東京工業大学工学部建築学科卒業 1990-98年 日建設計東京本社設計部 1999-2000年 三菱総合研究所(社会基盤部)嘱託研究員、K's Architects(大阪)などを経て 2001-03年 (オランダ)the Berlage Institute 特別研究員 2003年 同大学院修了(建築学/M.Arch.Excellence)。2004年 河野裕建築設計事務所開設 現在、同事務所代表、日本工業大学建築学科非常勤講師(2005年-)

留目知明(とどめ・ともあき)
1984年岩手県生まれ。2007年宮城大学事業構想学部デザイン情報学科卒業。2009年イーストロンドン大学修士課程(University of East London, MArch)修了。Japanese Junction展キュレーター。現在、ロンドンを拠点に活動中。

藤吉弘樹(ふじよし・ひろき)
1984年愛知県生まれ。2007年名古屋工業大学大学院工学研究科在籍の傍ら、2009年プラットインスティチュートへ留学。現在、名古屋工業大学大学院へ戻り活動を再開。

坂入達也(さかいり・たつや)
大阪府生まれ。1997年大阪工業技術専門学校建築学部卒業。2005年プラットインスティテュートインテリアデザイン学部修士課程修了。アメリカにて複数の設計事務所勤務、教職活動の後、2009年ニューヨークにてSubsider Studio共同設立、現在、ニューヨークを拠点に活動中。2010年同大学建築学部修士課程修了。

中谷泰子(なかたに・ひろこ)
1981年東京都生まれ。2004年成城大学文学部英文学科卒業。2006年-2008年荒川修作+マデリン・ ギンズ事務所勤務。2009年よりプラットインスティチュートへ在籍中。

篠元貴之(しのもと・たかゆき)
1985年愛知県生まれ。2004年から2007年にFLATに参加。2008年名城大学理工学部建築学科卒業。2009年よりイリノイ大学修士課程に在籍中。

川岸昇(かわぎし・のぼる)
1981年石川県生まれ。2006年新潟大学大学院博士前期課程修了。2007年スイス連邦工科大学チューリッヒ校修士課程修了。現在、チューリッヒのKCAP Architects & Planners勤務。

杉山幸一郎(すぎやま・こういちろう)
1984年静岡県生まれ。2007年日本大学理工学部建築学科卒業。2008年より東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻在籍する傍ら、2009年スイス連邦工科大学チューリッヒ校へ留学、現在Bosshard Vaquer Architektenにて研修中。

伊藤達信(いとう・たつのぶ)
1982年岐阜県生まれ。2008年メンドリシオ建築アカデミー学士課程卒業。2008年よりMiller&Maranta Architektenにて研修、現在、日本を拠点に活動中。

伊与田卓身(いよだ・たくみ)
1982年静岡県生まれ。2005年東洋大学工学部建築学科卒業。2005年から2006年伊丹潤建築研究所勤務。2007年メンドリシオ建築アカデミー卒業。2008年よりEM2N ARCHITEKTENにて研修、現在、日本を拠点に活動中。

阿部真理子(あべ・まりこ)
1986年福島県生まれ。2007年宮城大学事業構想学部デザイン情報学科卒業。2010年ロンドンメトロポリタン大学修士課程修了。現在、ロンドンを拠点に活動中。

山口暁(やまぐち・あきら)
1982年愛媛県生まれ。2007年大分大学大学院福祉環境工学修士前期課程修了。2010年イーストロンドン大学ディプロマコース修了。現在、ロンドンを拠点に活動中。

・関連項目
日本人建築留学生による建築展"Japanese Junction"のプレビュー(architecturephoto.net)
(会場の様子はこちらに掲載されています。)
収録日時:2010年9月10日
収録場所:CAAK(寺町の町家)、金沢
収録時間:23分53秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:11.0MB
PLAY 出演者:五十嵐淳+吉村寿博+都倉泰信+松田達

前二回に引き続き、「CAAK」での五十嵐淳氏のレクチャー後に行われた質疑応答の様子をお送りします。「House M」の解説を終えて、各人が抱いた様々な切り口からの質問に五十嵐氏が答えます。住宅を手がけることの多い五十嵐氏ですが、もし公共建築や商業建築を手がけることになったら?といった、同氏の今後の建築計画にも関わる大変興味深い質問も飛び出します。(吉田民瞳)

・出演者プロフィール
五十嵐淳(いがらし・じゅん)
1970年 北海道生まれ、1997年 五十嵐淳建築設計設立。現在、東北大学・名古屋工業大学・北海道工業大学非常勤講師。

吉村寿博(よしむら・としひろ)
1969年鳥取県生まれ。横浜国立大学大学院修了。
妹島和世建築設計事務所+SANAA勤務。
金沢21世紀美術館の竣工後、金沢にて吉村寿博建築設計事務所設立。
鷲田めるろ・松田達・林野紀子とともに2007年秋 CAAK共同設立。

都倉泰信(とくら・やすのぶ)
1972年生まれ。一級建築士。1995年金沢工業大学卒業、若林広幸建築研究所。
2001年マンゴーデザイン・アンド・アーキテクト設立。

・関連項目
CAAK(Center for Art and Architecture, Kanazawa)
五十嵐淳『ディテール別冊 五十嵐淳/状態の表示』(彰国社)
収録日時:2010年9月10日
収録場所:CAAK(寺町の町家)、金沢
収録時間:12分47秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:6.0MB
PLAY 出演者:五十嵐淳

前半に引き続き、金沢在住の若手美術・建築関係者によって結成されたグループ「CAAK」の場にて行われた五十嵐淳氏のレクチャーです。周辺のコンテクストに恵まれなかったという「House M」。壁に窓は開けられないという条件の下、五十嵐氏は一体どのように光を取り入れたのでしょうか。また天井高8mの廊下とリビングの間にはどのような関係性があるのでしょうか。スクリーンを使わずに拡散光を取り入れるには?人と窓との距離についての考察は注目です。採光にこだわった「House M」の全貌が明らかになります。(吉田民瞳)

・出演者プロフィール
五十嵐淳(いがらし・じゅん)
1970年 北海道生まれ、1997年 五十嵐淳建築設計設立。現在、東北大学・名古屋工業大学・北海道工業大学非常勤講師。

・関連項目
CAAK(Center for Art and Architecture, Kanazawa)
五十嵐淳『ディテール別冊 五十嵐淳/状態の表示』(彰国社)
収録日時:2010年9月10日
収録場所:CAAK(寺町の町家)、金沢
収録時間:18分10秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:8.7MB
PLAY 出演者:五十嵐淳+鷲田めるろ+松田達

五十嵐淳氏が金沢在住の若手美術・建築関係者によって結成されたグループ「CAAK」の場においてレクチャーします。前半では近作「House M」のきっかけとなった二つのプロジェクト「オルドス100」と「ハウスオブエデン」について語ります。話題はこれらのプロジェクトにおけるバッファーの取り方へと移ります。二者の間にはどのような違いがあるのか、またこれらのプロジェクトでのスタディーがいかに「House M」に反映されたのかに注目です。(吉田民瞳)

・出演者プロフィール
五十嵐淳(いがらし・じゅん)
1970年 北海道生まれ、1997年 五十嵐淳建築設計設立。現在、東北大学・名古屋工業大学・北海道工業大学非常勤講師。

鷲田めるろ(わしだ・めるろ)
1973年生まれ。金沢21世紀美術館キュレーター。展覧会=「妹島和世+西沢立衛/SANAA」「人間は自由なんだから」「アトリエ・ワン:いきいきプロジェクトin金沢」「金沢アートプラットホーム2008」など。

・関連項目
CAAK(Center for Art and Architecture, Kanazawa)

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