収録時間:22分19秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:10.5MB
PLAY 出演者:西村浩+松浦隆幸+山口敬太+崎谷浩一郎+真田純子+片田江由佳+建築系ラジオコアメンバー
西村──日本の中での土木にとって、一番大きいのは戦争なんですよ、(土木が)大きく変わったのは。戦前はやっぱり一つ一つ土木のデザイン、物作りに対する形があって、姿があって、そこに使う人がいて、そのために工学がある、というスタンスが築かれていたんですけど、戦争があって全て一気に焼け野原になった時に、道路や橋という物を大至急復旧しなきゃいけない時代になったんです。
渋谷のナチュラル・エリップスで収録された「土木系ラジオ+建築系ラジオ合同全体討議」。第三回は「土木」という言葉の由来を皮切りに、市民の生活と土木の関係について考えていきます。戦争は土木のあり方をどう変えていったのでしょうか。必要に迫られ変貌を遂げてきた戦後の土木は、いかにして現在の土木を形成していったのか、前二回に引き続いて白熱の討議が展開します。現代社会において「強い土木」は成立しうるのでしょうか?(吉田民瞳)
・出演者プロフィール
西村浩(にしむら・ひろし)
1967 年佐賀県生まれ。1991年東京大学工学部土木工学科卒業。1993年東京大学工学系研究科土木工学専攻修士課程修了。1993-1998年GIA設計勤務。1999年ワークヴィジョンズ設立。現在、北海道教育大学芸術課程特任教授、東北大学・日本大学・お茶の水女子大学非常勤講師。主な作品に、岩見沢複合駅舎(日本建築学会賞(作品)、グッドデザイン賞大賞、BCS賞など受賞)、長崎水辺の森公園橋梁群(グッドデザイン賞金賞、土木学会デザイン賞優秀賞受賞)、鳥羽市「カモメの散歩道」(土木学会デザイン賞優秀賞、グッドデザイン賞受賞)、広島市平和大橋歩道橋(平和大橋歩道橋デザインコンペ最優秀賞:設計中)など。
松浦隆幸(まつうら・たかゆき)
1966年東京都生まれ。1990年東京理科大学工学部建築学科卒業。1990-1994年日経BP社(日経アーキテクチュア記者)、米国周遊、農業生活を経てフリーのエディター/ライターに。2005年有限会社オン・ザ・ロード設立。主に、建築・住宅・土木の領域で書籍等の編集制作・取材執筆、イベント等の企画・運営を手がける。1997-2002年日経コンストラクション誌の「土木の風景」担当。編著書は「住宅アンソロジー1981-2000」、「秘境を貫く飛騨トンネル物語」など。UIA2011東京大会広報委員。
崎谷浩一郎(さきたに・こういちろう)
1976年佐賀県生まれ。1999年北海道大学工学部土木工学科卒業。2001年東京大学工学系研究科社会基盤工学専攻修士課程修了。2001-2002年日本工営勤務。2003年eau設立。現在、国士舘大学非常勤講師。主な作品に、日南市広渡川郷ノ原床止工、熱海市渚親水公園、長崎市中央橋(グッドデザイン賞受賞)、新潟県旧佐渡鉱山北沢地区工作工場跡地広場・同大間地区大間港跡地広場(グッドデザイン賞受賞)など。
山口敬太(やまぐち・けいた)
1980年兵庫県生まれ。 2004年京都大学工学部地球工学科卒業。2005年IAESTE派遣生としてスイス留学。2009年京都大学大学院工学研究科都市環境工学専攻博士課程修了。現在、京都大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻景観設計学分野助教。主な研究テーマとして、「地形との関連でみた眺望景観解析と緑地デザイン分析」「歴史的景観資産を活かした地区レベルでの空間計画の方法論」など。
真田純子(さなだ・じゅんこ)
1974年広島県生まれ。1996年ヴルカヌスプログラム(EU-Japan Center)にて、イタリア留学。1998年東京工業大学工学部社会工学科卒業。2000年東京工業大学大学院社会理工学研究科社会工学専攻修士課程修了。2005年同大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程修了、 博士(工学)取得。現在、徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部助教。主な研究テーマとして、「東京緑地計画の計画思想」「地域資源や風景を核としたまちづくり」など。
片田江由佳(かたたえ・ゆか)
1986年福岡生まれ。福岡大学卒。東京理科大学大学院 伊藤香織研究室所属。福岡の都市戦略を研究中。地方都市と市民と建築に斬りこむ研究職を目指しています。趣味はアニメ、宝塚、百人一首。
建築系ラジオコアメンバー
五十嵐太郎+南泰裕+倉方俊輔+松田達
渋谷のナチュラル・エリップスで収録された「土木系ラジオ+建築系ラジオ合同全体討議」。第三回は「土木」という言葉の由来を皮切りに、市民の生活と土木の関係について考えていきます。戦争は土木のあり方をどう変えていったのでしょうか。必要に迫られ変貌を遂げてきた戦後の土木は、いかにして現在の土木を形成していったのか、前二回に引き続いて白熱の討議が展開します。現代社会において「強い土木」は成立しうるのでしょうか?(吉田民瞳)
・出演者プロフィール
西村浩(にしむら・ひろし)
1967 年佐賀県生まれ。1991年東京大学工学部土木工学科卒業。1993年東京大学工学系研究科土木工学専攻修士課程修了。1993-1998年GIA設計勤務。1999年ワークヴィジョンズ設立。現在、北海道教育大学芸術課程特任教授、東北大学・日本大学・お茶の水女子大学非常勤講師。主な作品に、岩見沢複合駅舎(日本建築学会賞(作品)、グッドデザイン賞大賞、BCS賞など受賞)、長崎水辺の森公園橋梁群(グッドデザイン賞金賞、土木学会デザイン賞優秀賞受賞)、鳥羽市「カモメの散歩道」(土木学会デザイン賞優秀賞、グッドデザイン賞受賞)、広島市平和大橋歩道橋(平和大橋歩道橋デザインコンペ最優秀賞:設計中)など。
松浦隆幸(まつうら・たかゆき)
1966年東京都生まれ。1990年東京理科大学工学部建築学科卒業。1990-1994年日経BP社(日経アーキテクチュア記者)、米国周遊、農業生活を経てフリーのエディター/ライターに。2005年有限会社オン・ザ・ロード設立。主に、建築・住宅・土木の領域で書籍等の編集制作・取材執筆、イベント等の企画・運営を手がける。1997-2002年日経コンストラクション誌の「土木の風景」担当。編著書は「住宅アンソロジー1981-2000」、「秘境を貫く飛騨トンネル物語」など。UIA2011東京大会広報委員。
崎谷浩一郎(さきたに・こういちろう)
1976年佐賀県生まれ。1999年北海道大学工学部土木工学科卒業。2001年東京大学工学系研究科社会基盤工学専攻修士課程修了。2001-2002年日本工営勤務。2003年eau設立。現在、国士舘大学非常勤講師。主な作品に、日南市広渡川郷ノ原床止工、熱海市渚親水公園、長崎市中央橋(グッドデザイン賞受賞)、新潟県旧佐渡鉱山北沢地区工作工場跡地広場・同大間地区大間港跡地広場(グッドデザイン賞受賞)など。
山口敬太(やまぐち・けいた)
1980年兵庫県生まれ。 2004年京都大学工学部地球工学科卒業。2005年IAESTE派遣生としてスイス留学。2009年京都大学大学院工学研究科都市環境工学専攻博士課程修了。現在、京都大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻景観設計学分野助教。主な研究テーマとして、「地形との関連でみた眺望景観解析と緑地デザイン分析」「歴史的景観資産を活かした地区レベルでの空間計画の方法論」など。
真田純子(さなだ・じゅんこ)
1974年広島県生まれ。1996年ヴルカヌスプログラム(EU-Japan Center)にて、イタリア留学。1998年東京工業大学工学部社会工学科卒業。2000年東京工業大学大学院社会理工学研究科社会工学専攻修士課程修了。2005年同大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程修了、 博士(工学)取得。現在、徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部助教。主な研究テーマとして、「東京緑地計画の計画思想」「地域資源や風景を核としたまちづくり」など。
片田江由佳(かたたえ・ゆか)
1986年福岡生まれ。福岡大学卒。東京理科大学大学院 伊藤香織研究室所属。福岡の都市戦略を研究中。地方都市と市民と建築に斬りこむ研究職を目指しています。趣味はアニメ、宝塚、百人一首。
建築系ラジオコアメンバー
五十嵐太郎+南泰裕+倉方俊輔+松田達