隈研吾研究室とともに、建築教育を考える[2/5] - 建築系ラジオ

隈研吾研究室とともに、建築教育を考える[2/5]
5夜連続特別企画「第2夜:建築デザインの教育法」

収録日時:2012年10月2日
収録場所:東京大学工学部1号館 3階講評室
収録時間:30分46秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:21.6MB PLAY 出演者:隈研吾+中村航+倉方俊輔+北川啓介+松田達

建築系ラジオでは、隈研吾氏を囲み東京大学隈研吾研究室の取り組みを聞くことから、建築教育をテーマとした全体討議を2012年10月2日(火)に行いました。建築系ラジオコアメンバーが隈研吾研究室から話を伺いつつ、建築教育の現在とこれからについて討議を行いました。第二夜では、デザイン教育に焦点を当て議論が展開されました。隈研吾氏と、倉方俊輔氏に大学における建築デザインの教育法をお話いただきました。ともに大学で教鞭をとられるおふたりが、いかに学生にデザインを教えるかという命題を語り議論は深まっていきます。(近藤洋輔)

・出演者プロフィール
隈研吾(くま・けんご)
1954年横浜生まれ。1979年東京大学建築学科大学院修了。コロンビア大学客員研究員を経て、2001年より慶應義塾大学教授。2009年より東京大学教授。1997年「森舞台/登米町伝統芸能伝承館」で日本建築学会賞受賞、同年「水/ガラス」でアメリカ建築家協会ベネディクタス賞受賞。2002年「那珂川町馬頭広重美術館」をはじめとする木の建築でフィンランドよりスピリット・オブ・ネイチャー 国際木の建築賞受賞。2010年「根津美術館」で毎日芸術賞受賞。作品にサントリー美術館、根津美術館。著書に「自然な建築」(岩波新書)「負ける建築」(岩波書店)「新・ムラ論TOKYO」(集英社新書)、「場所原論」(市ヶ谷出版)など、多数。
工業化社会の建築的理念であるインターナショナリズムにかわる、「場所に根ざした建築」の可能性を追求し実践している。
日本では2012年に入り、長岡シティホールアオーレ、浅草文化観光センター等が竣工したほか、歌舞伎座の建て替えプロジェクトが進行中。海外では2011年末に、中国・成都で「知芸術館」が竣工。現在、イギリスのヴィクトリア&アルバート・ミュージアムのスコットランド分館、スペイン・グラナダのオペラ劇場、フランス・マルセイユのFRAC(地域現代美術財団)などが進行中。

中村航(なかむら・こう)
1978年生まれ。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻特任助教(隈研吾研究室)、Mosaic Design代表。

倉方俊輔(くらかた・しゅんすけ)
建築系ラジオコアメンバー。

北川啓介(きたがわ・けいすけ)
建築系ラジオコアメンバー。

松田達(まつだ・たつ)
建築系ラジオコアメンバー。

(2012年11月20日公開)

連載紹介

建築系ラジオがいま最も注目しているテーマについて、討議を行います。ゲスト数人を交え、主要なメンバーが集まっての熱い討議です。過去の収録回も是非お聞き下さい。
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