建築系ラジオ: 2011年1月アーカイブ

2011年1月

収録日時:2008年8月22日
収録場所:南洋堂N+ギャラリー
収録時間:9分59秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:9.5MB
PLAY 出演者:有田泰子+井坂幸恵+松田達

A-CUP スパイク・ガールズのキャプテンである有田泰子さんのインタビューです。サッカーの試合の際、女性一人なら、男性チームの中で遠慮してやらなければいけないと考え、スパイクガールズを結成。五十嵐さんをマスコットにされるなど、おちゃらけつつ、やることはやる、素敵なチームの考え方や今後の展開に触れられることでしょう。建築やデザインを職業とする女性たちに是非入部してもらいたいですね。(渡辺秀哉)

*

[Lab-03B] スパイク・ガールズ有田泰子さんインタビュー
コーナー名:この人に聴く
オリジナル配信日:2008年8月22日
オリジナルテキスト:

スパイク・ガールズのキャプテン有田泰子さんにインタビューしました。今年のA-cup(建築関係者によるサッカー大会)と今後の展開について語っていただきました。メンバーの井坂幸恵さんも参加、聞き役は松田(2008年8月22日、南洋堂N+ギャラリーにて)。

関連URL:A-CUP2008の優勝は「レアル・間取り・どう?」に

収録日時:2011年1月10日
収録場所:京都造形芸術大学瓜生山キャンパス
収録時間:21分36秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:10.1MB
PLAY 出演者:日高祐司+森裕美+伊藤文香+内山茂子+鶴田佳代子+山崎正晴+飯塚遵+齊藤智士+高橋春彦+松田達

京都造形芸術大学通信教育部の先生方へのインタビューに続き、後半は、学生の方々へのインタビューです。年齢も、職業も、住んでいるところも、建築を学びはじめたきっかけも実に様々な学生が、京都造形芸術大学で学ぶこと、または通信教育で学ぶことの利点、京都造形芸術大学で学ぼうと思ったきっかけ、実際にどのような生活を送っているかを、具体的なエピソードを交えながらひとりひとり話しています。多くの学生の生きいきとした声を聴くことができ、これから建築を学ぼうと考える人にとっても大変参考になるインタビューです。(花房佑衣)

・出演者プロフィール
日高祐司(ひだか・ゆうじ)
京都造形芸術大学 通信教育部 デザイン科 建築デザインコース。設計事務所勤務。

M.E.
いたって普通の30代OL。趣味は洋裁と旅行、女子会など。どんな場面でも初心や学ぶ姿勢を大切にしたいと思っています。

森裕美(もり・ひろみ)
京都生まれのアラフォー。もともとはインテリアコーディネートに興味があり、発展させるため建築を学ぶことに。現在は業界と無関係のOLですが、二級建築士資格取得後復帰を狙っています。

伊藤文香(いとう・ふみか)
岡山県在住。数種の職歴を経て現在設計事務所勤務。

内山茂子(うちやま・しげこ)
1955年生まれ。東京都在住。大学卒業後28年間都内の公立小学校で図工を教えていましたが、建築を勉強したくなり5年前に退職。すぐに京都造形芸術大学通信教育部の建築デザインコースに入学し、この春に卒業予定。

鶴田佳代子(つるだ・かよこ)
鹿児島県在住。京都造形芸術大学 通信教育部 建築デザインコース3年目。

山崎正晴(やまざき まさはる)
1982年大阪府生まれ。京都造形芸術大学 通信教育部 建築デザインコース4年目。今年度卒業予定。謝恩会幹事。

飯塚遵(いいづか・じゅん)
1965年神奈川県生まれ。京都造形芸術大学 通信教育部 建築デザインコース。仕事、建設業。趣味、旅。鎌倉在住。

齊藤智士(さいとう・さとし)
1986年生まれ。京都造形芸術大学通信教育部建築デザインコース。広渡建築設計事務所勤務。

高橋春彦(たかはし・はるひこ)
1981年生まれ。4年生大学も就職も他業種だったが、建築に興味を持ち3年前に建築設計事務所に転職。現在に至る。

・関連項目
京都造形芸術大学
京都造形芸術大学 通信教育部 建築デザインコース
収録日時:2011年1月10日
収録場所:京都造形芸術大学瓜生山キャンパス
収録時間:27分44秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:13.0MB
PLAY 出演者:植南草一郎+小杉宰子+岸川謙介+中田千彦+横内敏人+望月公紀+小野暁彦+坂本和子+西川博美+松岡聡+中西ひろむ+高橋堅+松田達

今回のインタビューでは、芸術系大学として日本で初めて通信教育部を設置した、京都造形芸術大学に迫ります。その中の建築デザインコースは、通信教育として初めて一級建築士の受験資格取得も認められたコースです。前半となるこの配信では、教員の皆さんから、通信というスタイルがもつ特徴や、授業カリキュラムの内容などについて、様々な視点からお話頂いています。通信で建築を学ぶ具体的なイメージをつかんで頂けるのではないかと思います。通信教育では幅広い年代の学生が集まるという点も重要です。直接講義を受けるスクーリングという通学授業もありますが、そこでは異なる世代の学生の皆さんが、互いに刺激をしながら学んでいます。今回の内容は、例えばいま仕事をしているけれども建築を学びたいと考えている方々、以前に建築を学んでいてもう一度勉強したいと考えている方々など、建築を学びたいと考えるあらゆる人たちに、聴いて頂ければと思います。(平野晴香+松田達)

・出演者プロフィール
植南草一郎(うえなみ・そういちろう)
京都造形芸術大学 通信教育部 建築デザインコース 教授。京都大学工学部建築学科卒業。1994年 同大学院博士課程在学中に、河井敏明・中村潔・馬場徹らと共に「建築少年」設立。1998年 京都造形芸術大学通信教育部建築デザインコース開設に携わる。1999年「建築少年」解散後、田岡佳江子と共に「ケンチクイロハ」設立、現在に至る。

小杉宰子(こすぎ・さいこ)
京都造形芸術大学 通信教育部 建築デザインコース 准教授。京都府出身。東京芸術大学美術学部建築科卒業。1994年-2002年安藤忠雄建築研究所。2003年より京都造形芸術大学。2006年小杉宰子建築計画事務所設立。

岸川謙介(きしかわ・けんすけ)
1971年長崎県生まれ。1997年京都大学大学院修士課程修了後、渡英。1999年AA school Diploma(hons), London 修了。2005年までforeign office architects, Londonに勤務。現在、akk architectsを共同主宰。自然とテクノロジーが融合し生成される新たな場所性とマテリアリティを、建築が獲得することの可能性を日々探究しています。

中田千彦(なかた・せんひこ)
1965年東京都生まれ。1990年東京芸術大学美術学部建築科卒業。1993年コロンビア大学建築・都市・歴史保存大学院建築修士課程修了。1997-2003年京都造形芸術大学環境デザイン学科助教授。2003-2006年『新建築』『a+u』副編集長。2006年よりrengo DMSに参画、宮城大学事業構想学部准教授。

横内敏人(よこうち・としひと)
1954年山梨県生まれ。東京芸術大学美術学部建築科卒業、マサチューセッツ工科大学大学院修了。1987年より京都芸術短期大学インテリアデザインコース講師、その後京都造形芸術大学に移籍し、現在環境デザイン学科教授、2005年度から副学長、芸術教育研究センター所長、瓜生通信編集長を兼任。建築家。

望月公紀(もちづき・きみのり)
京都造形芸術大学 通信教育部 建築デザインコース専任講師。静岡県出身。2005年東京芸術大学大学院建築科修了後、2005-2007年乾久美子建築設計事務所。現在、建築築事務所を共同主宰。建築築するとは何かを日々模索中。

小野暁彦(おの・あきひこ)
1965年岡山県生まれ。1989年京都大学工学部建築学科卒業後、1989〜91年篠原一男アトリエ、1994〜95年芦原太郎+丹羽英喜設計共同体、1995〜99年NYの荒川修作+マドリン・ギンズ事務所を経て、2000年小野暁彦建築設計事務所設立。現在、京都造形芸術大学准教授。一級建築士。

坂本和子(さかもと・かずこ)
武蔵野美術大学造形学部建築学科、コロンビア大学建築学部修士課程修了。(株)磯崎新アトリエ、(株)プラネットワークスに勤務の後、2002年より個人の設計活動を開始。2008年よりE.N.N.一級建築士事務所に所属。2005年より武蔵野美術大学および京都造形芸術大学非常勤講師。

西川博美(にしかわ・ひろみ)
1995 大阪工業大学工学部建築学科卒業。1995〜2002 塚口明洋建築研究室勤務。2001 AAスクール留学。2002 WR一級建築事務所を設立。2002〜2006 京都芸術デザイン専門学校専任教員。2006〜 京都造形芸術大学非常勤講師。2009〜 京都女子大学非常勤講師。2009〜 京都工芸繊維大学博士後期課程在学。

松岡聡(まつおか・さとし)
2000年東京大学大学院修士修了。MVRDV, SANNA勤務を経て、2005年松岡聡田村裕希設立。2007年から京都造形芸術大学専任講師。2008年から独立行政法人建築研究所研究員。

中西ひろむ(なかにし・ひろむ)
1980年生まれ。大阪府出身。2002年京都大学工学部建築学科卒業。2004年 同大学院修了。2004年 建築商会(-2006年)。中西ひろむ建築設計事務所主宰。京都造形芸術大学京都精華大学大阪市立大学非常勤講師。

高橋堅(たかはし・けん)
1969年生まれ。1995年東京理科大学大学院、96年コロンビア大学大学院修了後、青木淳建築計画事務所を経て2000年より高橋堅建築設計事務所主宰。東京理科大学・京都造形芸術大学非常勤講師。主な作品に「鵠沼の長屋」「鵠沼の二世帯住宅」「東京理科大学コミュニケーション棟」「弦巻の住宅」など。

中村勇大(なかむら・ゆうだい)
1959年 京都市生まれ。1982年 近畿大学工学部建築学科卒業。1988年 北村陸夫+ズーム計画工房。1990年 中村勇大アトリエ設立。1993〜1999年 京都芸術短期大学専任講師。1996〜2000年 京都府立大学非常勤講師。2000〜2003年 京都造形芸術大学助教授。2009年〜京都市立芸術大学非常勤講師。現在,京都造形芸術大学教授。1991・94年 SD Review入選。2001年日本建築家協会新人賞受賞。2004年吉岡賞受賞。その他受賞多数。

渡辺企弥子(わたなべ・きみこ)
1978年 鹿児島県生まれ。2003年 立命館大学 大学院文学研究科 日本文学専攻 修了。現在は、京都造形芸術大学 通信教育部にて建築デザインコース研究室の事務スタッフとして勤務。

・関連項目
京都造形芸術大学
京都造形芸術大学 通信教育部 建築デザインコース
出演者:花房佑衣

みなさま、大変遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
1月もあっという間に過ぎて行きましたね。本日ご紹介するものも含め、これまでインタビューものの予告編が続いたので、2011年はいろんなカテゴリのコンテンツを楽しく紹介していければと思います。また、このコーナーで建築系ラジオのコンテンツをみなさんにご紹介していくなかで、私自身、もっといろんな角度から建築を知り、建築をもっともっと好きになっていけたらいいなと思っています。
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。


<京都造形芸術大学通信教育学部インタビュー>予告編
松田達さんによる、京都造形芸術大学通信教育学部の教員方、そして学生のみなさんへのインタビューです。前半・後半を二日にわたって配信予定です。今回のこちらのコーナーでは、特に興味深かった学生へのインタビューの予告編をお届けしたいと思います。

■多様なバックグラウンドを持つ学生たち
一番の聴きどころは、実にさまざまなバックグラウンドを持った学生さんたちによる、建築を学ぼうと思ったきっかけや、実際に学んでみてどうだったか、というエピソードです。インタビューに参加した12名の学生さんたちは、職業も、住んでいるところも、建築を学ぶ理由もそれぞれで、とても興味深く、もっと詳しく聞いてみたいなぁと思う部分が多々ありました。また、働きながら、決して楽ではない状況で建築を学んできた学生さんたちの話を聞いて、自分が建築を学びたいと思ったきっかけは何だったのか、その時の気持ちを思い出してみたり、自分自身のモチベーションにもつながるような内容になっています。

■これから建築を学びたいと思うひとに向けて
このインタビューは、これから建築を学んでみたいと思っているひとたちにとっても、非常に参考になります。京都造形芸術大学通信教育学部という環境がどのようなものか、通信教育ならではの利点、また、大変だったことなども、具体的な体験談とともに語られています。12名ひとりひとりが、それぞれの視点でそれらのエピソードを話してくれているので、働きながら建築を学ぶこと、通信で建築を学ぶことをイメージしやすいかと思います。前半の教員の方々へのインタビューも含め、これから建築を学ぶことを検討しているひとたちにはぜひ聴いてもらいたいコンテンツです。

京都造形芸術大学がどんなところか、インタビューを聴く前にちょっと知っておきたいなと思った方は、ぜひホームページもご覧ください。
京都造形芸術大学


それでは、配信をどうぞお楽しみに!
収録日時:2011年1月6日
収録場所:ハウスクエア横浜
収録時間:16分10秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:7.39MB
PLAY 出演者:村上心+入江徹+彦坂尚嘉+五十嵐太郎+南泰裕+北川啓介+松田達

セミナー「茶室空間の可能性」におけるパネルディスカッションの後半になります。今回は、ダンボール茶室について、さらに茶室空間そのものに話を広げ、そこに秘められた現代性をひも解いていきます。前者については、ダンボールを「積み上げ」て茶室空間を作ることと現代技術のつながり、開口部を切り口とした設計の可能性などが語られます。そして後者については、茶室空間の「和」としての要素、当時では珍しい斜めの壁を利用した空間利用の在り方などから学び、現代の空間設計に生かす可能性が述べられていきます。現代に生きる私たちは、茶室空間に何を学ぶのでしょうか。(関口達也)

・出演者プロフィール
村上心(むらかみ・しん)
1960年生まれ。椙山女学園大学生活科学部生活環境デザイン学科教授。博士(工学)。写真家・建築家。1985年東京大学工学部建築学科卒業。1992年同大学工学系研究科博士課程満了。1997年蘭・デルフト工科大学OBOM研究所客員研究員。著書に「The Grand Tourー世界の建築風景」「建築再生の進め方」(都市住宅学会著作賞受賞)、訳書に「サステイナブル集合住宅」など。

入江徹(いりえ・とおる)
1974年生まれ。建築家。琉球大学工学部環境建設工学科建築コース准教授。横浜国立大学大学院修了。専門は、建築設計・現代建築理論。

・関連項目
中川運河キャナルアート

収録日時:2011年1月6日
収録場所:ハウスクエア横浜
収録時間:25分16秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:11.5MB
PLAY 出演者:村上心+入江徹+彦坂尚嘉+五十嵐太郎+南泰裕+北川啓介+松田達

セミナー「茶室空間の可能性」、ここからは彦坂尚嘉さん、村上心さん、入江徹さんと、4人の建築系ラジオコアメンバーによるパネルディスカッションが行われます。ダンボール茶室の紹介から討議は始まります。ダンボール茶室のこれまで、茶室空間とダンボールという素材のつながりなど、興味深い話題が続き、設計者の山田幸司さんがダンボール茶室に込めた想いを読み解いていきます。その中で、出演者の方々がそれぞれの思い出、想いを交えてその姿を語っていきます。建築家としての、また、教育者としての山田さんはどのような人間であったのでしょうか?(関口達也)

・出演者プロフィール
村上心(むらかみ・しん)
1960年生まれ。椙山女学園大学生活科学部生活環境デザイン学科教授。博士(工学)。写真家・建築家。1985年東京大学工学部建築学科卒業。1992年同大学工学系研究科博士課程満了。1997年蘭・デルフト工科大学OBOM研究所客員研究員。著書に「The Grand Tourー世界の建築風景」「建築再生の進め方」(都市住宅学会著作賞受賞)、訳書に「サステイナブル集合住宅」など。

入江徹(いりえ・とおる)
1974年生まれ。建築家。琉球大学工学部環境建設工学科建築コース准教授。横浜国立大学大学院修了。専門は、建築設計・現代建築理論。

・関連項目
中川運河キャナルアート
出演者:武智仁志

僕は、使えない新番組の提案を何度かさせていただいたことがあります。中田千彦さんは、いとも簡単に企画を通してしまいました。それもそのはず、ご提案の「しりとり」は、誰でも、簡単に、建築系ラジオメンバーが活き活きとする飲み会の席でも楽しめる遊びだからです。

山崎泰寛さんのインタビュー(「建築外からのモチベーション 保健室から建築へ」)でも、建築の教育について語っておられましたが、このしりとりは教育に使えるんではないでしょうか。

大人には、知識のバロメーターとして使えるし、子供でも楽しめますね。よく、テレビであるじゃないですか、小学生なのに日本全国の鉄道の路線を順番に言える子。または、世界の国旗や首都を全て言い当てる子。大人も感心する程の知識量ですよね。

ただ、問題は、子供が建築に興味を持てるか?です。ちなみに平凡なうちの子は、某テレビ局のリフォーム番組の破壊シーンは大好きなのですが、奇麗になったお家には興味がないようです(笑)。興味がないと言っても現実の体験として、冷やかし(?)で内覧会にいっしょに行くとすごく喜ぶんです。体験を伴わない映像で見るとつまらないようです。

かっこいいお家か、かわいいお家なら、映像だけでも子供心にズキューン!と響くはず。どんなお家が好きでしょう。そういうお家って、多分、分かりやすいフォームを持っているんでしょうね。ロボットみたいとか、ハートマークみたいとか。

うーん、考えてみると、ロボットはロボットだし、ハートマークは、ハートだし、電車も電車だし、他の何かに例えて表現する必要はない存在ですね。お家も、いわゆる家型であれば、何かに例えて表現する必要もないですが、そうではない場合は、何かを参照して語りたくなります。「何々みたい〜」って。

建築らしいフォームってありますかね。
だれでも、ピンっ!とくるフォームがある方が良いのか、そうではないのか・・・。今、定着している家型が、定着する前って、やっぱりアイコン的な姿として認識されていたのでしょうか。自動車は機能美であの形が定着しているし、バイクもしかり。雨を凌ぐ形として、家型は合理的ですよね。自動車もバイクも使う人と「一緒に移動する」という感情を持たせますね。ガンダムの人気も、人型であるので「手足を機能的に強化したような」感覚があって感情移入しやすいのではないかと思います。自分の分身のような。モビルスーツって言いますもんね。対して今の建築は、建築の内部を移動しているので、他者的な感覚が強くて、自分の体の一部のような感覚が少ないですね。

他人のような感覚を住まいに抱いてしまうのは、住む人がどれだけ建築をつくる時に関われたかが影響ある気がします。頭だけで考えた行動とくらべると、自分の手から得た情報を元に行動した方が感覚を総動員しやすく、思い入れが深くなりますよね。

住宅の言葉のイメージと「建築」という言葉へのイメージって、なんだか違うような気がします。住宅や住居というと、一般的にも身近な存在として意識しやすいのですが、建築という言葉だと遠い世界の存在とか、気難しい存在というイメージを僕は漠然と持っていました。建築と住宅は違うと言う方もいますが、集合体として見ると建築なのでしょうか。集合体でみると「都市」という呼び方になりますか?もし、自分がコントロールできる許容範囲の大きさや周辺に与える影響度が基準であれば、住宅も十分建築と言えると思います。個体で見ずに集合体で見ると意識が違ってきますかね。新築にしても様々な部品を組み立てて全体ができていますから、住宅も地域や都市の部品でしょうか。

建築への関心と、ロボットや車への興味度合いが違うのは、世の中に浸透したコレクター魂をくすぐるフォームが思い浮かぶかどうかに左右されているように思います。この辺の感覚が、建築に対する一般的な興味との関連性があるような気がします。

だいぶ脱線してしまいました。
子供達がもし、コルビュジェだの、篠原一男だのと、しりとり遊びを始めたら、すごいですよ、多分。決勝戦ともなると、テニスのウィンブルドン選手権のように、周りの大人達は、一斉に左の子を見たり、右の子を見たりで、激しいリターンの応酬が展開されそうですね(笑)。こうして建築界は、安泰だあ!

・関連項目
44A: 宮城「建築系しりとり」選手権
収録日時:2011年1月16日
収録場所:ハウスクエア横浜
収録時間:10分21秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:4.73MB
PLAY 出演者:南泰裕

引き続き南泰裕先生が、現代の建築家による茶室のデザインの事例について熱く語ります。前半では藤森照信さんや内田繁さん、磯崎新さん、そして南先生ご自身が設計した茶室について、その特徴をわかりやすく解説しています。後半では、国士舘大学で取り組んだ茶室のコンセプトや、学生が一から建設している工程を動画で紹介しています。(木崎美帆、正木哲)

・出演者プロフィール
南泰裕(みなみ・やすひろ)
建築系ラジオコアメンバー。
収録日時:2011年1月16日
収録場所:ハウスクエア横浜
収録時間:22分17秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:10.2MB
PLAY 出演者:南泰裕

ハウススクエア横浜にて、ダンボール茶室の展示最終日に行われた、南泰裕先生による基調講演です。3つの国宝茶室について語ります。日本建築としては非常に特異な極小の密室空間であり、また、建築における「余剰の空間」に位置づけられる茶室。茶室空間の「可能性」とは? まずは「茶室とはなにか」という論点から入り、「千利休」「ヒンジ」「待庵」「如庵」「密庵」などのキーワードと共に、歴史的な観点や実際の如庵の外観や内装の様子など、多方面から迫ります。(木崎美帆、正木哲)

・出演者プロフィール
南泰裕(みなみ・やすひろ)
建築系ラジオコアメンバー。
収録日時:2011年1月20日
収録場所:国士舘大学南研究室
収録時間:21分17秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:9.47MB
PLAY 出演者:南泰裕+佐藤仁哉+大沢康介

レビュー作品:《ヘルヴェティア・パトリア本社増築》 ヘルツォーク・アンド・ド・ムーロン 
2011年の第一回目となる今回は、特集されているスイスの建築の中からスイスを代表する建築家、国際的にも注目を浴びる作品を数多く手掛けるヘルツォーク・アンド・ド・ムーロンの作品と取り上げます。常に新たな建築のカタチへの取り組みがみられる彼らの作品のように、新しいものに対して敏感な建築学生とそれ以上に強い好奇心を持つ先生との率直な議論が飛び交います。独創的な形態の中に見る側それぞれの強烈なイメージを与える彼らの作品。皆さんもそれぞれの印象について意見を交換してみると意外な発見があるかもしれません。(友常由貴子)

・出演者プロフィール
大沢康介(おおさわ・こうすけ)
1985年生まれ。国士舘大学大学院工学研究科建設工学研究科専攻
あだ名...sawa,かみ

佐藤仁哉(さとう・じんや)
1986年生まれ。国士舘大学大学院工学研究科建設工学研究科専攻
あだ名...J(ジェイ)

・関連項目
新建築社

収録日時:2010年12月26日
収録場所:北温泉
収録時間:38分04秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:17.4MB
PLAY 出演者:星裕之+菅原麻衣子+加藤拓郎+村越怜+真田菜正+北本直裕

東北大学五十嵐太郎研究室では昨年末に栃木県は那須方面でゼミ合宿を行い、その一日目に訪れた隈研吾氏の三部作(那須歴史探訪館、石の美術館、馬頭広重美術館)をめぐり様々な意見が飛び交いました。「表層と構造」「建築は美しければいいのか」などを軸に、隈研吾氏の三部作の是非を問います。この議論を一歩引いて眺めると建築に対する各々の評価軸や倫理観のスタンスが垣間見えてきます。(加藤拓郎)


・出演者プロフィール
星裕之(ほし・ひろゆき)
1969年生まれ。93年宇都宮大学卒業後、近藤春司建築事務所や構造設計事務所を経て98年STUDIO POH設立。コンシューマー誌への作品発表の他、専門誌への技術的寄稿多数。著書に『建築学生の「就活」完全マニュアル』他。宇都宮大学非常勤講師、東北大学大学博士課程後期在籍。

菅原麻衣子(すがわら・まいこ)
東北大学工学部工学研究科 都市・建築デザイン学 技術職員

加藤拓郎(かとう・たくろう)
1986年生まれ。東北大学大学院五十嵐太郎研究室所属。

村越怜(むらこし・れい)
1987年生まれ。
東北大学大学院五十嵐太郎研究室所属。

真田菜正(さなだ・なつら)
1987年生まれ。東北大学大学院五十嵐太郎研究室所属。

北本直裕(きたもと・なおひろ)
1987年生まれ。東北大学建築学科五十嵐太郎研究室所属。
収録日時:2011年1月16日
収録場所:ハウスクエア横浜
収録時間:15分03秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:7.1MB
PLAY 出演者:五十嵐太郎+松田達

ハウススクエア横浜で開催された「ダンボールで再現した国宝茶室、如庵に入ってみよう」展でのギャラリートークの模様です。ダンボール茶室のシステム設計を行った山田幸司さんに代わって、五十嵐太郎さんより国宝茶室「如庵」の特異性について、建築のスケールや窓の穿ち方といった空間構成などからわかりやすく語られています。(正木哲)

・出演者プロフィール
五十嵐太郎(いがらし・たろう)
建築系ラジオコアメンバー。
収録日時:2008年8月22日
収録場所:南洋堂N+ギャラリー
収録時間:29分07秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:13.7MB
PLAY 出演者:松田達+南泰裕+五十嵐太郎+山田幸司+荒田哲史+井坂幸恵+平塚桂+有田泰子

数種の建築雑誌の廃刊の経緯を考え、建築雑誌の未来を考える議論です。かつて『新建築』、『建築文化』、『日経アーキテクチュア』が日本における建築雑誌の中心的な存在だったが、ある建築雑誌の登場を境に建築雑誌界の構図が変わった。廃刊になった雑誌と生き残った雑誌の違いに触れています。そして話題は雑誌の売れ行きに。そこではバックナンバーの販売が減っていることに苦言が呈されています。これを機に建築雑誌の買い方も一考してみてはどうでしょうか。(伊東一馬)

*

04A:「雑誌消滅の時代?」(基調報告1──南泰裕「建築とメディア」)
コーナー名:全体討議「建築メディアはどうなっているのか?」
オリジナル配信日:2008年8月26日
オリジナルテキスト:

建築メディアが急速に変貌している。多くの雑誌が消え、新しいメディアが生まれている。 そもそも近代建築は雑誌によって誕生した。雑誌の消滅は、では建築にどう影響するのか?(2008年8月22日、南洋堂N+ギャラリーにて)。
収録日時:2011年1月8日
収録場所:新宿区歌舞伎町某喫茶店
収録時間:23分44秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:10.8MB
PLAY 出演者:天内大樹+五十嵐太郎

建築系ラジオパートナーとして建築系ラジオを支えつつ、また、建築系美術ラジオの中心人物として多くの音声配信に参加されている天内大樹さん。今回は研究者としての天内さんの素顔を知るためにインタビューを行いました。分離派建築会に関する研究を博士論文のテーマとして扱っている天内さん。そこに辿り着くまでの研究の軌跡、研究内容、そしてこれからの研究への興味について熱く語ってくださいました。自分の研究についてはだれにも負けない、そんな天内さんの想いが伝わってくるような収録です。 (関口達也)

・出演者プロフィール
天内大樹(あまない・だいき)
1980年東京生まれ。日本近代建築思想。2008年東京大学大学院(美学芸術学)博士課程単位取得満期退学。日本学術振興会特別研究員(PD、大阪大学)、國學院大学・多摩美術大学非常勤講師。共著書に柳澤田実編『ディスポジション:配置としての世界』(現代企画室2008)、共訳書にエイドリアン・フォーティー『言葉と建築──語彙体系としてのモダニズム』(鹿島出版会2006)http://www.ne.jp/asahi/d/ama/

出演者:武智仁志

 建築家なのに不動産会社を立ち上げて新しい住まい方を自ら実践されているということで、気になって購入しました。

早速、帯を開きました。
著者の馬場さんが将来描いている房総のにぎわいが描かれていて、馬場さんの野望が伝わりました(笑)。現在の電子媒体では味わえない本の楽しみ方ですね。馬場さんのワクワク感が伝わるようです。

文章も堅苦しくなく、知らなかったことは素直に表現されていて、読者の共感を得やすいと思います。一気に読めました。「気が付いてしまった。」という表現が先取り感を強調していて、なぜか、「先にやられた!」と思ってしまいます。でも、行動力が違い過ぎるので思うだけですけど。

プランを説明するために、赤裸裸な自分の半生の記録を解説するところを読んで、馬場さんは、建築家の中の建築家だな〜!と思いました。家族の歴史を空間にするという意気込みが、これから住居を持とうという人に伝わりそうで、読者は皆、馬場さんに設計を依頼するんじゃないかと思いました。

建築家が設計した物件への支払い方法も書かれていて、勉強になりました。なるほど、資金繰りでつまずいてほとんどの人がメーカーに走るわけですね。建築を勉強してるから思うんでしょうけど、なぜ、皆はつまらないメーカーの家を購入するのだろうと不思議でした。資金に関する悩みが、実は住む人にとっては大きな問題ですね。銀行に聞くと、3千万円のフルローンを組む人も少なくないらしいです。そうなると、メーカー住宅になってしまいますね。

「住宅金融支援機構」は支援してくれないし、「住宅ローン減税」も、耐火建築物でない建物は築20年以内の物件か.購入2年以内の耐震基準適合証明書または、耐震等級が等級1〜3であることを証明している住宅性能評価書が必要なんですよね。耐火建築物は25年以内。木造とそれ以外の5年の差も、意味不明ですけど中古物件の購入は減税対象にならないんです・・・。世の中は、購入者が損するしくみになっていますね。まあ、金がないのに買う行為が本当は怖いことなんですけど。

そのうち、馬場さんは銀行も始めてしまうのではないかと思う程に、「なにかやる人」という印象を持ちました。馬場さんの新しい住まい方の提案は、多くの都会人に受け入れられると断言できます。僕も都会に住んでいたら、馬場さんにお世話になっていると思います。

(思ひ出のコメントー初出:2009.4.9)

・関連項目
南洋堂店主荒田哲史の「今月の一押し本!」
馬場正尊『「新しい郊外」の家』(太田出版)
収録日時:2008年8月20日
収録場所:乃木坂のイタリアン・レストラン
収録時間:23分39秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:11.1MB
PLAY 出演者:斧澤未知子+五十嵐太郎+松田達

やはり一番に目をひくプレゼンテーション、斧澤さんのこのプレゼンテーションが生まれるきっかけとは何であったかをはじめ、作品について語られる思いなど、斧澤さんの一言ひとことがとても魅力的で、興味深い回となっています。(宮内美紀)

日本一決定戦2008で議論をかもしだし、日本二となった斧澤さんにインタビューしています。斧澤さんの作品の何が議論になったのか。他にないプレゼン方法とは?(吉岡佑樹)

*

[Lab-03B] 斧澤未知子インタビュー「私、私の家、または牢獄」、または私性について
コーナー名:この人に聞く
オリジナル配信日:2008年8月22日
オリジナルテキスト:

ギャラリー間で2008年8月21日から30日まで開かれている「卒業設計日本一展2008」で、日本二となった斧澤未知子さんにインタビューしました。 聞き役は五十嵐太郎+松田(2008年8月20日、乃木坂のイタリアン・レストランにて)。 
「建築系ラジオ 広島建築ツアー」のご案内
2月19日(土)から20日(日)にかけて、広島市をめぐる建築系ラジオツアーを企画しました。今回は平和記念公園を始めとする広島市内の建築から、広島から少し離れた、鶴学園なぎさ小学校など普段見られない建築を訪れる良い機会です。それに合わせて「コンペのコツ」と題して公開セミナーも開催いたします。建築系ラジオコアメンバーから、「コンペで勝つには?」「審査員側の心理」など、あらゆる場面を想定しつつ、どんどん語っていただきます。幅広い皆様のご参加、お待ちしております。なおこの度は広島国際大学の国内研修ツアーとの合同ツアーとなります。(吉岡佑樹+坂口大史)

<ツアー日程>
2011年2月19日(土)、2月20日(日)
※現地集合・現地解散となります。

<行程>
・2011年2月19日(土)
8:30 広島駅南口噴水前集合
8:30-9:00  市内電車で平和記念公園へ
9:00-10:00 平和記念公園
10:00-10:30 市内電車で平和記念聖堂へ
10:30-11:30 平和記念聖堂
11:30-12:00 徒歩にて広島駅周辺へ。途中、ホテルフレックス(宮崎浩)見学
12:00-12:50 広島駅にて、2/19広島入りの人々と合流後昼食
12:50-13:30 なぎさ公園小学校(村上徹)へバス移動
13:30-14:30 なぎさ公園小学校
14:30-15:00 広島環境局中工場へバス移動
15:00-15:30 広島環境局中工場(谷口吉生)
15:30-16:00 広島現代美術館へバス移動。途中時間があればパークレストルーム(小川文象)
16:00-17:00 広島市現代美術館(黒川紀章)
17:00-18:00 (打診中)
18:00-19:00 懇親会会場に移動
19:00- 懇親会
宿泊(広島駅付近)

・2011年2月20日(日)
9:00  集合:宿泊ホテルロビー
9:00-9:30  広島市立基町高等学校へバス移動
9:30-11:00 広島市立基町高等学校(原広司)
11:00-12:00 広島国際大学へバス移動
13:00-16:30 公開セミナー(建築系フォーラム2011)
17:00-18:30 懇親会
18:30-19:30 広島市へ移動(各自電車移動)
19:30    広島駅にて解散
19:30-20:00 打ち上げ会場へ移動
20:00- 打ち上げ

行程は変更有。

<公開セミナー 「建築系フォーラム2011 コンペのコツ」>
主催:広島国際大学
日程:2011年2月20日
13:00-13:10 開会の挨拶
13:10-13:30 五十嵐太郎さんのトーク
13:30-13:50 南泰裕さんのトーク
13:50-14:10 北川啓介さんのトーク
14:10-14:30 松田達さんのトーク
14:30-14:50 入江徹さんのトーク
14:50-15:00 休憩
15:00-16:20 ディスカッション
16:30    終了
17:00-18:30 学内懇親会
18:30-19:30 広島市へ移動(各自電車移動)
19:30    広島駅にて解散
19:30-20:00 打ち上げ会場へ移動
20:00- 打ち上げ

<参加費用>
基本的に無し(交通費、入館料、食事代等すべて各自負担)
宿泊は参加人数によって、宿泊費5,000円〜10,000円の間の宿泊施設にて一括で予約する予定。

<建築系ラジオからの参加者>
コアメンバー、スタッフ/全国から参加します

<参加申込み>
2011年2月7日(木)までに、吉岡佑樹(yukingyukingyuking@gmail.com)まで、氏名、所属、電話番号、メールアドレス、19日の参加時間を明記の上、お申し込み下さい。

<定員>
約30名

<主催>
建築系ラジオ
http://www.architectural-radio.net/

<協賛>
広島国際大学 :http://www.hirokoku-u.ac.jp/

<問い合わせ先>
info@architectural-radio.net

収録日時:2011年1月8日
収録場所:日本郵船歴史博物館
収録時間:24分04秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:11.4MB
PLAY 出演者:海老名熱実+天内大樹+五十嵐太郎

日本郵船歴史博物館の学芸員、海老名熱実さんによる「船→建築。ル・コルビュジエがめざしたもの」の解説の第2回目です。建築は船に憧れる一方で、船は陸上建築をめざす──そんな相思相愛の二者の関係が明かされます。ル・コルビュジエやモダニズム建築家が密かに思いを寄せた船の魅力とはどのようなものだったのでしょうか。本展示は日本郵船歴史博物館で4月3日まで開催中です。船と建築を探る貴重な企画展です。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。(吉田民瞳)

・出演者プロフィール
海老名熱実(えびな・あつみ)
日本郵船歴史博物館 学芸員 

・関連項目
船→建築。ル・コルビュジエがめざしたもの
収録日時:2011年1月8日
収録場所:日本郵船歴史博物館
収録時間:25分35秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:11.8MB
PLAY 出演者:海老名熱実+天内大樹+五十嵐太郎

日本郵船歴史博物館の学芸員、海老名熱実さんによる「船→建築。ル・コルビュジエがめざしたもの」の解説の第1回目です。巨匠コルビュジエや、日本武道館や京都タワーを設計した事で知られる山田守をはじめ、多くのモダニストを虜にした船の魅力とは。当時の船のデザインや設備とモダニズム建築の共通点についても話題は展開します。横浜港大さん橋にもほど近い日本郵船歴史博物館で4月3日まで開催中です。船と建築を探る貴重な企画展です。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。(近藤洋輔)

・出演者プロフィール
海老名熱実(えびな・あつみ)
日本郵船歴史博物館 学芸員 

・関連項目
船→建築。ル・コルビュジエがめざしたもの
出演者:武智仁志

僕がテン年代の建築に求めるものは、「つながる」というキーワードです。僕らは、閉じられた空間を求めて、そんな場所に安らぎがあると信じてきました。でも、内にこもる程に、外部に対して攻撃的になっているような気がします。安全な場所に居ながら、ミサイルのスイッチを押しているような人が増えていると言えます。ネットの匿名や、自動車の動く閉空間、家に帰っても個室にこもれる環境があります。パソコンのデスクトップも私的な空間です。唯一団らんできる食卓も、仕事による家族のすれ違いで広すぎる場所になってしまいました。

ある自動車のテレビコマーシャルに衝撃を受けました。そのセリフが、「家にいるより、家族だね。」ですよ。住宅内では家族関係が営まれていないということに共感できる人達が多くいるということです。世の中にアンテナを張り巡らせている車会社の経営陣は皆の認識が一致して、このフレーズでいけると判断したのですから。

プライベートな空間を大切にしすぎて、それに対する後付けで、クーラーなどの住宅内気候をつくり出す装置が、もてはやされています。この装置頼みの精神を変えないと「つながる」というキーワードに行き着けないと思います。築33年の中古住宅を購入して、夏の汗をぬぐうそよ風や、冬のすきま風を感じながら生活していると、日本の四季や、気候に旬があることに気づきます(笑)。梅雨時期のキス、秋の焼きサンマ、冬のブリの照り焼きなど、旬の魚は美味しいですよね。旬の野菜や果物も、口に入れたとたんに幸せが広がります(笑)。そんな感じで、外の四季を「見る」だけではなくて、「体感」して楽しんでもいいんじゃないかなと思うようになりました。
ただ、僕が住んでいる松山の気候だからこそですけど・・。

建築内の気候にアバウトになることによって、境界の質が変えられると思います。「つながる」というキーワードは、境界がどうなっているかが大きいのですが、ライザー+ウメモトさんのメッシュ構造とか、中村竜治さんの「すかすかなもの」に可能性を感じます。線の集積によってつくられている面をそのまま境界につかえば、ガラスに頼らない、新しい境界のありかたも可能ではないでしょうか。ただ、暑さ寒さに耐えろということではなくて、境界(天井・床・壁)を見直す事で次の世代の建築が見えてくるような気がします。

そうやって新しい境界の答が出たとき、1戸建て住宅や集合住宅というジャンルを超えて、ついでに敷地境界線も超えて、新しく「つながる」建築ができてくると思っています。既存の住宅の境界を変えてつなげると新築よりも可能性があるかもしれません。結局、人は一人では絶対に生きて行けませんからね。誰かと、つながっていたいです。

(思ひ出のコメントー初出:2010.3.5)
収録日時:2008年7月26日
収録場所:大同工業大学山田研究室
収録時間:20分13秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:9.3MB
PLAY 出演者:山田幸司+五十嵐太郎+松田達

山田幸司の「説教するダイハード・ポストモダン」記念すべき第1回目の配信内容です。山田さんの師匠である石井和紘さんと野武士について説教をしています。なぜ山田さんは石井事務所出身なのか?野武士とは?また山田さんが学生に言いたいこととは??(吉岡佑樹)

03A: 第1回「野武士と石井和紘」
コーナー名:山田幸司の「説教するダイハード・ポストモダン」
オリジナル配信日:2008年8月22日
オリジナルテキスト:

山田幸司さんが、ポストモダンを知らない若者に向けて、説教します。 記念すべき第一回は、野武士と、師匠石井和絋さんについてお説教いただきました。近過去をあまり知らない建築学生には特に必聴です (2008年7月26日、大同工業大学山田研究室にて)。
建築系ラジオによる沖縄建築ツアー第二弾!
2011年2月5日(土)~7日(月)に、沖縄建築ツアーを開催致します。2009年にもツアーを開催致しましたが、今回は第2弾ということになります。第1弾ツアーでは、沖縄における多くの建築物を視察しただけではなく、建築系ラジオコアメンバーを始め、全国からの学生、沖縄の建築家・学生と多くの方々による交流の場となりました。今回の第2弾ツアーでは、沖縄の建築物視察とともに、様々な道を辿ってきた沖縄の現状と歴史を知るため、平和と文化について学習するプランも含んでいます。ツアーには下記のメンバーが帯同致します。よろしければこの機会に、台風や直射日光と戦う沖縄の建築物を巡ってみませんか。 (入江徹)

<参加者>
村上心(椙山女学園大学教授)
南泰裕(国士舘大学准教授)
彦坂尚嘉(美術家)
入江徹(琉球大学准教授)

<ツアー日程>
2011年2月5日(土)~7日(月)
※現地集合・現地解散となります。

<集合場所/日時>
那覇空港(詳細は後日)
2月5日(土) 12:30
※昼食を済ませて集合して下さい。

<解散場所/日時>
那覇空港(詳細は後日)
2月7日(月) 16:30~17:00
※7日(月)も那覇へご宿泊の方は、貸し切りバスにて市内まで送るように手配します。

<行程>
2月5日(土) 南部/那覇国際通り 観光バス(数時間)
13:00頃 那覇にて集合
・斎場御嶽 ←パワースポット
・那覇市民会館(金城信吉)
・那覇国際通り(ガーブ川水上店舗など)
・国際通りで自由時間
  aicafe54(クラインダイサム)/フェスティバスビル(現OPAビル/安藤忠雄)
  など自由見学
夜 国際通りの居酒屋にて懇親会(自己紹介など)
宿泊:各ホテル

2月6日(日) 北部 観光バス
10:00頃 各ホテルロビー 集合
・名護市庁舎(象設計集団)
・今帰仁村中央公民館(象設計集団)
・オリオンビール工場(試飲出来るといいですが)名護
・琉球ガラスの制作体験
・パイナップル園
・美ら海水族館
・海洋博でイルカショウ
夜 那覇新都心「ぱいかじ上之屋店」にて最後の懇親会
宿泊:各ホテル

2月7日(月) 那覇市首里近辺 観光バス
10:00頃 各ホテルロビー 集合
・聖クララ教会(片岡献+SOM)
・城西小学校
・首里城
・首里金城町の石畳
・沖縄県平和祈念資料館(福村俊治)
・平和の礎
・旧海軍司令部壕
夕方 日程終了 解散

<参加費用>
現地集合、現地解散のため、飛行機チケットは皆さんの方で各自ご購入して頂きまして、沖縄での宿泊、観光バス、施設入場料などをツアー参加費用とさせて頂きます。

ツアー参加費用:25,000円~30,000円程度を予定(参加人数により変動あり)

飛行機(船)代、昼食・夕食代(懇親会含む)などは、別途各自負担となります。

<お問い合わせ先>
2010年1月25日(月)までに、入江徹(irie@tec.u-ryukyu.ac.jp)まで、
氏名、所属、電話番号、メールアドレスを明記の上、お問い合わせ下さい。

建築学生、建築関係者、建築以外の方、どなたでもお気軽にお問い合わせ下さい。

<定員>
30名

収録日時:2011年1月5日
収録場所:金沢某居酒屋
収録時間:21分08秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:10.1MB
PLAY 出演者:吉村寿博+鷲田めるろ+松田達+野田直希+篠原謙一+松尾智明+今井貴俊+金岡哲也+鎌仲諒+吉本陽広

CAAKへのインタビュー第二弾です。今回の配信は、複数の町家の管理人を兼ねている、町家マイスターこと野田直希さんによる勉強会の報告や、学生メンバーから見たCAAKの可能性などです。野田さんの勉強会ではCAAKの学生メンバーを集めて建築の勉強会を開いており、その経過や今後の方向性についてお訊きしています。また学生メンバーからは、CAAKに参加することで得られた体験や、金沢を拠点として活動することの価値や可能性などについても話して頂きました。(山本亜紀子)

・出演者プロフィール
吉村寿博(よしむら・としひろ)
1969年鳥取県生まれ。横浜国立大学大学院終了。妹島和世建築設計事務所+SANAA勤務。金沢21世紀美術館の竣工後、金沢にて吉村寿博建築設計事務所設立。鷲田めるろ・松田達・林野紀子とともに2007年秋 CAAK共同設立。

鷲田めるろ(わしだ・めるろ)
1973年生まれ。金沢21世紀美術館キュレーター。展覧会=「妹島和世+西沢立衛/SANAA」「人間は自由なんだから」「アトリエ・ワン:いきいきプロジェクトin金沢」「金沢アートプラットホーム2008」など。

野田直希(のだ・なおき)
1981年三重県生まれ。建築家、町家管理人。2006年筑波大学大学院芸術研究科修士課程修了。現在、CAAK寺町の町家、まちやゲストハウス管理人。設計事務所勤務。

篠原謙一(しのはら・けんいち)
1985年愛知県生まれ。金沢工業大学大学院、水野一郎研究室所属。金沢の建築・美術関係者による団体CAAKに所属。趣味、散歩、美味しい酒と料理。

松尾智明(まつお・ともあき)
1985年長崎県生まれ。金沢工業大学大学院水野一郎研究室所属。現在、金沢都心にて友人二名とルームシェアをしています。主に清掃を担当。

今井貴俊(いまい・たかとし)
1988年富山県生まれ。金沢工業大学建築学科4年水野一郎研究室。CAAK所属。地方都市・まちづくりに興味あり。音楽を聴くことが好き。

金岡哲也(かなおか・てつや)
1989年富山県生まれ。金沢工業大学3年。CAAK所属。趣味は写真。

鎌仲諒(かまなか・まこと)
1989年富山県生まれ。金沢工業大学環境・建築学部建築学科3年蜂谷研究室。建築新人戦2010入賞。趣味は音楽鑑賞いきものがかりが好きです。

吉本陽広(よしもと・あきひろ)
1989年石川県生まれ。金沢工業大学建築都市デザイン学科3年。

・関連項目
CAAK(Center for Art and Architecture, Kanazawa)
「建築系ラジオ 北九州建築ツアー」のご案内
2月25日(金)から26日(土)にかけて、福岡県北九州市をめぐる建築系ラジオツアーを企画しました。 25日18時から行われる公開セミナーでは、ラジオ収録も行います。後半部では、コアメンバーに加え、建築系ラジオスタッフにもディスカッションに加わっていただきます。スタッフの皆さん、ぜひお越しください。 北九州が誇る近現代建築の見学に加え、26日に初の大規模イベントを行う北九州建築の学生団体tonicaのメンバー、九州の建築家、福岡市をはじめとするその他の九州・中国地域の学生たちとも交流できる機会です。幅広い皆様のご参加をお待ちしています。(倉方俊輔)

<ツアー日程>
2011年2月25日(金)、2月26日(土)
※現地集合・現地解散となります。

<行程>
・2011年2月25日(金)
12:00  JR小倉駅改札前
12:15-12:45 昼食
12:45-13:15 魚町銀天街、旦過市場、小倉城ほか小倉市街を見学しながら随時、建築系ラジオ収録
13:15-14:00 北九州市立中央図書館(磯崎新、1974)
14:00-14:30 西小倉駅から小倉駅に移動
14:30-15:30 西日本総合展示場(磯崎新、1977)、北九州国際会議場(磯崎新、1990)
15:30-16:00 小倉駅から八幡駅に移動
16:00-17:00 福岡ひびき信用組合本店(村野藤吾、1971)、北九州市立八幡図書館(村野藤吾、1955)、八幡市民会館(村野藤吾、1958)、北九州市立響ホール(石井和紘、1993、山田幸司さん現場担当)
17:00-18:00 八幡駅から西小倉駅に移動
18:00-20:15 公開セミナー「デザイン・建築の現在 第4回 建築系ラジオの挑戦」
  会場:西日本工業大学小倉キャンパス(マイケル・グレイブス、2006)(詳細は下記)
20:15-21:00 西日本工業大学での学内懇親会
21:00-21:30 門司港駅に移動
21:30-23:30 懇親会第2弾
宿泊(門司港駅付近)

・2011年2月26日(土)
9:00 集合:門司港ホテル(アルド・ロッシ、1998)2階ロビー
9:00-11:00 門司港レトロ地区・下関唐戸地区を見学:門司駅舎(鉄道院、1914)、旧門司税関(妻木頼黄+咲寿栄一、1912)、門司港レトロハイマート(黒川紀章、1999)、秋田商会(秋田寅之助、1915)、唐戸市場(池原義郎、2001)ほか
11:00-12:00 門司港駅からスペースワールド駅に移動
13:00-17:00 北九州建築学生団体tonica講評会 ゲスト=建築系ラジオメンバー
会場:北九州イノベーションギャラリー(StudioNODE+佐藤総合計画、2007)
17:30-19:00 懇親会
19:00 解散:スペースワールド駅

<公開セミナー デザイン・建築の現在 第4回 建築系ラジオの挑戦>
主催:西日本工業大学 協賛:株式会社総合資格学院
日程:2011年2月25日
18:00-18:10 本セミナーの主旨を紹介。総合資格学院からの説明
18:10-18:20 司会の倉方から今回の企画解説と自己紹介
18:20-18:40 南泰裕さんのトーク
18:40-19:00 北川啓介さんのトーク
19:00-19:10 休憩
19:10-19:30 大西麻貴さんのトーク
19:30-19:50 松田達さんのトーク
19:50-20:15 ディスカッション
20:15-21:00 学内懇親会

<交通について>
東京から来られる方は、スターフライヤーのSFJ075便(羽田空港09:05→北九州空港10:55)をとり、北九州空港から小倉駅直行のリムジンバスに乗ると、集合時間にちょうど良いです。割引運賃(STAR7)で20,700円ですが、早起きできる人なら、その1つ前のSFJ073便(羽田空港07:35→北九州空港09:25)なら割引運賃(STAR28)で13,600円に下がります(1月10日現在)。
その他の地域からは福岡空港経由、あるいは新幹線の便を検索ください。東京、名古屋、関西、広島方面からでしたら、小倉行きの夜行バスもあります。

<参加費用>
基本的に無し(交通費、入館料、食事代等すべて各自負担)
宿泊は参加人数によって、宿泊費3,500円〜8,500円の間の宿泊施設にて一括で予約する予定。

<建築系ラジオからの参加者>
コアメンバー、スタッフ/全国から参加します

<参加申込み>
2011年2月17日(木)までに、倉方俊輔(uguisu@dream.com)まで、氏名、所属、電話番号、メールアドレスを明記の上、お申し込み下さい。

<定員>
約30名

<主催>
建築系ラジオ
http://www.architectural-radio.net/

<協賛>
北九州建築学生団体tonica http://tonica-kitakyu.main.jp/top/
西日本工業大学 http://www3.nishitech.ac.jp/

<問い合わせ先>
info@architectural-radio.net

収録日時:2011年1月5日
収録場所:金沢某居酒屋
収録時間:19分27秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:9.3MB
PLAY 出演者:吉村寿博+鷲田めるろ+松田達+野田直希+篠原謙一+松尾智明+今井貴俊+山本亜紀子+金岡哲也+吉本陽広

金沢の建築・美術関係者による団体CAAK(Center for Art & Architecture Kanazawa)へのインタビュー第一弾です。今回の配信では、CAAKが発足したきっかけや、地方で活動する団体としてどういうコンセプトで活動してきているのかを、昨年度の活動や今年度の方針を踏まえてお話しして頂いています。CAAK は町家を活動拠点としており、日本全国や海外からのアーティストにレクチャーして頂くなど、様々にネットワークを広げています。金沢からの発信を行なっているCAAKの皆さんへのインタビューは、とてもアットホームな収録になっています。皆様も金沢へ来られた際にはぜひCAAKにお立ち寄りください。(山本亜紀子)

・出演者プロフィール
吉村寿博(よしむら・としひろ)
1969年鳥取県生まれ。横浜国立大学大学院終了。妹島和世建築設計事務所+SANAA勤務。金沢21世紀美術館の竣工後、金沢にて吉村寿博建築設計事務所設立。鷲田めるろ・松田達・林野紀子とともに2007年秋 CAAK共同設立。

鷲田めるろ(わしだ・めるろ)
1973年生まれ。金沢21世紀美術館キュレーター。展覧会=「妹島和世+西沢立衛/SANAA」「人間は自由なんだから」「アトリエ・ワン:いきいきプロジェクトin金沢」「金沢アートプラットホーム2008」など。

野田直希(のだ・なおき)
1981年三重県生まれ。建築家、町家管理人。2006年筑波大学大学院芸術研究科修士課程修了。現在、CAAK寺町の町家、まちやゲストハウス管理人。設計事務所勤務。

篠原謙一(しのはら・けんいち)
1985年愛知県生まれ。金沢工業大学大学院、水野一郎研究室所属。金沢の建築・美術関係者による団体CAAKに所属。趣味、散歩、美味しい酒と料理。

松尾智明(まつお・ともあき)
1985年長崎県生まれ。金沢工業大学大学院水野一郎研究室所属。現在、金沢都心にて友人二名とルームシェアをしています。主に清掃を担当。

今井貴俊(いまい・たかとし)
1988年富山県生まれ。金沢工業大学建築学科4年水野一郎研究室。CAAK所属。地方都市・まちづくりに興味あり。音楽を聴くことが好き。

山本亜紀子(やまもと・あきこ)
1988年北海道生まれ。金沢工業大学建築学科4年宮下智裕研究室所属。金沢の建築・美術関係者による団体CAAKに所属しています。雑貨やかわいい物が好きです。YUKIを聴くと元気になります!

金岡哲也(かなおか・てつや)
1989年富山県生まれ。金沢工業大学3年。CAAK所属。趣味は写真。

吉本陽広(よしもと・あきひろ)
1989年石川県生まれ。金沢工業大学建築都市デザイン学科3年。

・関連項目
CAAK(Center for Art and Architecture, Kanazawa)
gazou_dm

建築系ラジオが建築写真の一日展を行います。 

<日時>
2011年1月19日(水)11:00-19:00

<会場> 
マキイマサルファインアーツ
住所:東京都台東区浅草橋1-7-7(アクセス方法は、下記を御覧ください)

<開催主旨>
画像になった建築! 画像しかない建築!
 建築を写真に撮ろうとすると、写らない。写らないという意味は、肉眼で、その建築の内部や外部を見ている時の実感が、写真のファインダーを通してみると見えないないのです。それは写真のレンズが単眼であることや、視野が狭いことがあるのです。
 写真というものが持つ特性は、何も建築を撮影する時にだけ起きるのではないのですが、建築においては特に意識されるように思います。それでも建築は写真に撮られているし、写真を通して私たちは多くの建築を体験することになるのです。
 絵画でも写真に写らないものがあって、実物を見ないと絵画に対する判断を間違えるのです。が、にもかかわらずアンドレマルローの「空想の美術館」の指摘のように、《近代》のモダンペインティングというのは、実は画集として流通する印刷美術であったのです。つまり実際の作品は原画に過ぎなくて、私たちの絵画鑑賞の大半は、印刷絵画によるものだったのです。実は建築においても、建築写真という画像が流通することで大きな影響を持った時代であったのです。つまりベンヤミンが指摘したように複製建築の時代が《近代》であったのです。
 建築はものであるので、実物よりも写真や画像としての建築だけがあればよいという、建造されない建築(アンビルドの建築)の考え方は愚かなもののはずです。しかしアンビルドの建築は,実は生産性を持ってきたように思います。必要なのは実物の建築ではなくて、建築の画像だけなのだとする考えは、まったくの「さかしま」であるにもかかわらず、奇妙な真実を指し示しているように私には思えます。実際アンビルドの試行の面を抜きにしては、建築の歴史は無かったのです。画像だけの建築は、制作費は安いのですが、だからといって簡単という訳でもないのです。実用建築とは、画像建築はどこかで何かが根本的に違うのです。それは何なのでしょうか?
2011.1.8 彦坂尚嘉(本展企画責任者)

<出展者>
建築系ラジオ コアメンバー
五十嵐太郎(建築史、建築批評、東北大学教授)
南泰裕(建築家、国士舘大学理工学部准教授)
北川啓介(建築家、国立大学法人名古屋工業大学大学院工学研究科准教授)
松田達(建築家、京都造形芸術大学・桑沢デザイン研究所非常勤講師)
大西麻貴(東京大学大学大学院博士課程藤井明研究室所属、大西麻貴+百田有希共同主宰)

彦坂尚嘉(美術家、立教大学大学院特任教授)
糸崎公朗(写真家、美術家)
高橋堅(建築家、東京理科大学非常勤講師)
後藤充(写真家)
エサシトモコ(彫刻家)
大木裕之(映像作家)
鵜飼悠(写真家)
菅野英人(写真家)
建築設計ユニットStudio@(建築設計事務所<上海>)
Cubit Studio Inc.(建築設計事務所<横浜>)
中川晋介(アニメ作家、美術家)
栃原比比奈(美術家)

<スケジュール>
11:00- 搬入
14:00-15:30
シンポジウムと建築系ラジオ収録
テーマ:「画像になった建築/画像しか無い建築」
16:00-18:00 親睦会 (会費 2000円)
18:00- 搬出

<参加申込み>
参加無料、聴講自由、予約無しでどなたでも聴きに来れます。
直接会場にお越し下さい。

<アクセス>
マキイマサルファインアーツ
・JR総武線浅草橋駅 東口より徒歩2分
・都営地下鉄浅草線浅草橋駅 A3出口より徒歩2分

<関連HP>
マキイマサルファインアーツ「1月19日開催「画像建築展」のお知らせ」

<問い合わせ先>
info@architectural-radio.net
収録日時:2008年8月14日
収録場所:石上純也建築設計事務所
収録時間:12分52秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:5.89MB
PLAY 出演者:石上純也+五十嵐太郎+松田達

ヴェネツィアから一時帰国中の石上純也さんに、自身が出展する日本館展示会場や、他の国の展示会場の施工現場の様子などを伺っています。また、展示のコンセプトである、建築と植物を等価に扱い、環境を作り出そうとする試みについても話を伺っており、大変貴重な収録となりました。(編集部)

*

02B: 石上純也インタビュー「ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館展示について」
コーナー名:建築家インタビュー
オリジナル配信日:2008年8月15日
オリジナルテキスト:

ヴェネツィアから一時帰国中の石上純也さんに、ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館展示の状況を伺いました。聞き役は五十嵐太郎+松田。(2008年8月14日、石上純也建築設計事務所にて)

今回でこのアンケート企画は最終回になります。実に50人近くの方からのご回答をいただくことができました。皆様の回答が、2010年の建築系ラジオを振り返ることにも、これから建築系ラジオを聴き始めるリスナーの方へのおすすめコンテンツの紹介にもつながっていく、有意義な企画に出来たと思います。最終回の今回もまた、回答者それぞれの視点から多様な回答が挙げられています。(関口達也)

<質問>
(a):2010年に建築系ラジオのコンテンツとして配信された音声ファイル(ポータルサイト、Labr4)やツアー、イベントなどから、最も印象に残ったものを、ベスト5(もしくはベスト10)として挙げて下さい。
(b):上記に関連する文章を自由に記述して下さい。

<回答者一覧>(その3)

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後藤連平木崎美帆山崎泰寛平郡竜志尾崎龍一留目知明伊藤史哉針貝傑史片田江由佳渡辺秀哉田中元子谷村仰仕(順不同)
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後藤連平(architecturephoto.net 編集者/発行者)


第1位 藤村龍至の批判的工学主義を問う!(藤村龍至vs松田達)(全体討議・全5回)

第2位 書物の現在と未来(全体討議・全7回)

メディア的な活動をしている者としては、どのタイミングでコンテンツが発信されるかという点が気になります。同じ内容でも、それが一カ月はやくても、または、一か月遅くても、視聴者にとっての受け取られ方は変わるはずです。以下に挙げさせていただいた、二つのコンテンツは、まさにベストなタイミングで企画され、発信されたという点で(内容はもちろんですが)印象に残っています。


後藤連平(ごとう・れんぺい)
architecturephoto.net編集者/発行者。architecturephoto.netはひと月の訪問者数約17万の建築・デザイン・アートの新しいメディアです。

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木崎美帆(建築系ラジオスタッフ)


第1位 建築系フォーラム2010「地方建築家のロールモデルを考える」(全2回)
ある意味、地方都市のような場所に大学があるのも手伝い、このテーマはとても興味をそそられたものの一つです。海外ではメトロポリタンシティが必ずしも建築家にとって有利な土地とは限らないということ、東京もある種の地方都市と言えるのではないかという発想の転換。地方都市に実際に拠点を置いている建築家の生の声。どれもが新鮮で、ハッとさせられる内容でした。東京に縛られていた私に、新しい選択肢を教えてくれました。

第2位 Archi-TV2010 総括──26時間を振り返って(全3回)
田町の建築会館で行われたArchi-TV2010の打ち上げでの収録です。これは私が初めて参加した学校外のworkshopなのですが、当日その場に行かなくても、twitterやUstreamを通して、リアルタイムに参加できるという、新しい構成をとっています。従来のworkshopとは違い、様々なメディアを使って行っていて、このような形で建築に関わることができるのかと、とても衝撃を受けました。現代社会に対応した、新たな可能性を秘めているのではないでしょうか。建築系ラジオも、ネットを媒体とするメディアです。ぜひ、いろんな方に聴いて欲しい内容です。

第3位 東京理科大学TUSAインタビュー(全2回)
私が実際に参加していたTUSAへのインタビューです。東京理科大学理工学部建築学科という肩書をもつ学生の「らしさ」とはなにか、参加者が熱く語っています。理科大生「らしさ」、さらには自分「らしさ」について、改めて考えさせられた内容です。客観的に自分を見つめるいい機会になりました。

第4位 東京理科大学建築教育論(全3回)
今まであまり疑問を持たなかった教育について、初めて真っ向から意識したきっかけとなりました。与えられたものをただこなすのではなく、常に疑問を持ち、いかにそれを改善するのか、そして現状を批判するだけで終わらず、そこからいかに新たな可能性を見出すのか。しっかり考えなければいけないな、と感じさせられました。

第5位 50C: 建築女子ガールズトーク「おしゃれと建築」(Lab
建築学科の学生の女の子がどのような生活をしているのか、前から気になっていたので、リアルな声が聞けてよかったです。「井の中の蛙大海を知らず」ならぬ「大海を埋め尽くせ」という橋本さんの発言が斬新でおもしろかったです。ぜひ今度は全国の建築女子を巻き込んでのガールズトークを聴いてみたいです。


木崎美帆(きざき・みほ)
1991年千葉県生まれ。9〜12歳をイギリス南部で過ごす。9年間女子校。東京理科大学理工学部建築学科1年。趣味:音楽鑑賞、ライブ、読書。なんでも知りたい。なんでもやりたい。いろんな人と話したい。ちょっとずつ実現に向けて邁進中。

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山崎泰寛(建築ジャーナル編集部)


第1位 コメント:「山崎泰寛インタヴュー 建築外からのモチベーション 保健室から建築へ」の感想です -[r4]-
それほど熱心なリスナーではないので、回を挙げることは難しいのですが、ひとつ、ぜひ書き記しておきたいことがあります。それは、私の収録回に対する感想を、コメントとしていただいたことで、2010年10月14日に公開されたものです。自分が話したことについて文字で感想が残される。情報には受け手が存在するということをはっきり感じさせてくれた、とてもうれしい出来事でした。Twitter的な即時性は追わずに、配信から時間差があるのも面白いと思います。そもそもラジオというメディアは受容するのに時間が必要で、かつ音が脳に直接飛び込んでくるメディアだという意味で個人的経験です。
コメントが、誰もがいつでも読める状態で残されていることは、出演者はもちろん、建築系ラジオというメディアにまだ親しんでいない(=未来の)リスナーにとっても、何らかの手がかりになるのではないかと思いました。


山崎泰寛(やまさき・やすひろ)
1975年生まれ。編集者。横浜国立大学大学院教育学研究科、京都大学大学院教育学研究科修士課程修了。SferaExhibition/Archiveを経て、建築ジャーナル編集部勤務。ROUNDABOUT JOURNAL共同主宰。論考に「都市は学校でつくられる」(10+1 No.29、INAX出版、藤村龍至と共著、2002)、「『つくる世代』の叫びを聞け」(『建築都市ブックガイド21世紀』、彰国社、五十嵐太郎編、2010)など

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平郡竜志(建築系ラジオスタッフ)


第1位 テン年代の建築を考える(全体討議・全7回)

第2位 伊藤豊雄「消費の海に浸らずして新しい建築はない(1989)」を読む(全2回)

第3位 西村浩×山崎亮「自走力のデザインメソッド」(全4回)


平郡竜志(へぐり・たつし)
1988年生まれ。国立明石工業高等専門学校建築学科卒。立命館大学理工学部環境都市系所属。2級建築士。趣味、バイク、ハンドボール。

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尾崎龍一(建築系ラジオスタッフ)


第1位 伝説のトーク「梅林克×山田幸司」(全2回・Lab

第2位 テン年代の建築を考える(全体討議・全7回)

第3位 都市建築へ(中庭をめぐって)(全3回)

第4位 「失敗」をめぐって(全3回)

第5位 藤原徹平×西村浩「下関市川棚温泉交流センターのプロセスから」(全5回)


尾崎龍一(おざき・りゅういち)
1988年愛知生まれ、埼玉育ち。多摩美術大学環境デザイン学科所属。性格、肯定しがち

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留目知明(建築系フリーター)


第1位 「Japanese Junction 2010」展レヴュー(全5回)

第2位 豊田高専SD研究部インタビュー──高専ってどんなところ?

第3位 建築系フォーラム2010「海外経験は地方活動とどう関係しているのか?」(全2回)

第4位 せんだいスクール・オブ・デザイン04──第1期受講生が語る、SSDに期待すること

第5位  Interview with an architecture student from Norway

私が建築系ラジオをフォローし始めるきっかけとなった、「「Japanese Junction 2010」展レヴュー」は、想い入れ深いコンテンツとして第1位に挙げたい。建築系ラジオ配信を聞きながら、毎回の出演者プロフィールを拝見することが私の密かな楽しみだ。「よくこんなにも、いろいろな地域から、いろいろな経歴の方々が出演/サポートしているものだ」、と。そんな状況で配信される各コンテンツは、同様の枠には収まりきらない、活動ごとの即興的スピード感でもって、「新鮮」の一言である。と同時に、建築系ラジオならではのラフさや、ユーモアを交えた会話は、建築の話だけにとどまらない、"建築周辺"の話が聞ける機会として貴重だろう。そんな中心性のなさが、現代的メディアとして楽しめるところでもある。「豊田高専SD研究部インタヴュー──高専ってどんなところ?」はそんな"建築周辺"のトピックとして、これまで考えてもみなかった事なだけに、興味深い。「建築系フォーラム2010「海外経験は地方活動とどう関係しているのか?」」、「せんだいスクール・オブ・デザイン」シリーズにみられる、"地域"性とその領域拡張的な視点/議論は、私自身の体験(地方出身、海外留学経験)に照らし合わせながら、実感を持って考えさせられたコンテンツであった。特に、「建築系フォーラム2010」での、アイコン建築と地域性の議論は、2つの異なる(と思っていた)議論が不意に連結し、刺激的であったと記憶している。そして、これらのコンテンツが日本国外の方々にとっても楽しめると想像するだけに、「Interview with an architecture student from Norway」のような、海外向けコンテンツの展開に今後期待したい。


留目知明(とどめ・ともあき)
1984年岩手県生まれ。2007年宮城大学事業構想学部デザイン情報学科卒業。2009年イーストロンドン大学修士課程(University of East London, MArch)修了。Japanese Junction展キュレーター、現在、ロンドンを拠点に活動中。

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伊藤史哉(名古屋建築学生団体ゼロワン元代表)


第1位 スタッフ討議──大学間の差異と共通点

第2位 twitterの現在をめぐって(建築系twitterオフ会)(全体討議・全6回)

第3位 インターンシップ・オープンデスクで考えたこと、感じたこと(全2回)

第4位 ダンボール茶室から考える建築とアートの可能性──一周忌を期に、初代コアメンバー山田幸司さんを振り返る

第5位 書物の現在と未来(全体討議・第6回)

第6位 建築系大学3年生のための合同設計展「でらa展」を終えて──名古屋建築学生団体1/0(ゼロワン)インタビュー(全体討議・第6回)

第7位 Archi-TV2010総括──26時間を振り返って(全3回)

第8位 建築系フォーラム2010「地方建築家のロールモデルを考える」(全2回)

第9位 東京のイメージ──ぼくたちの東京論

第10位 『伊勢神宮 魅惑の日本建築』レビュー

今回僕が建築系ラジオのコンテンツベスト10を決めるにあたり「学生」「地方」「媒体」の3つの語を軸に選定させて頂きました。

「地方」
建築学生においての「地方」そして対極におかれている「東京」。尽きる事の無いこの議論は、多くの建築学生と同じく地方で学び、東京に対してある種の感情を抱いている僕にとっても関心の高い論題です。それらを主とし議論展開を行う「地方建築家のロールモデルを考える」「僕たちの東京論」を選出。その中での「僕たちの東京論」は、キャッチーなコンテンツ名、東京に対する直接的な意見に共感する点はもとより、多様な視点を通して新しい東京像を観る事が出来ました。

「学生」
そして「大学間の差異と共通点」「インターンシップ・オープンデスクで考えたこと、感じたこと」の2つのコンテンツは学生活動を中心とした議論であり、普段は感じたり意識したりする事が出来ない他大学の雰囲気や建築活動、個人の思想において表面的な事では無く本音を語るその内容は「地方」に住む僕に多くの影響を与えてくれました。

「媒体」
そして地方学生にとって重要であろう情報の発信を行う「媒体」。ここ数年、大きく変遷しつつあるこの分野を語る「書物の現在と未来」「twitterの現在をめぐって」。上記2つの議論は大変興味深く拝聴しました。数千年にも及び、記録媒体として台頭してきた紙の優位性が電子媒体の出現によって大きく崩れる中、これらの取り巻く環境をいくつかのカテゴリーに分けて討論されることで、媒体の新しい可能性について考えさせられました。特にtwitterに関しては僕自身も建築クラスタとの共有ツールとして活用しており、Twitter使用以前と以後では、身を持って建築環境の変化を体感しています。ラジオでも触れられているように、情報や交流の面において劣る地方学生には無くてはならない存在ではないでしょうか。
その他のコンテンツは、私が所属する学生団体主催の設計展「建築系大学3年生のための合同設計展「でらa展」を終えて」や、恩師である故山田幸司氏の遺作「段ボール茶室から考える建築とアートの可能性」。私の出身、三重県にある伊勢神宮を取り上げた「伊勢神宮魅惑の日本建築」と、個人的に所縁のあるコンテンツを選出しました。

「建築系ラジオの魅力」
是非聞いて頂きたい点と、僕の拙い文章ではコンテンツの内容を伝えきれない点から漠然とした文章となっていますが参考にして頂ければ幸いです。生まれながら不況世代の僕たちは莫大な情報に飲み込まれ、どこかリアリズムを好み、閉塞感漂うこの国に息苦しさも感じつつも、突出するのを避け集団主義に走る傾向みられます。テレビや新聞等のメディアも偏見や思想が色濃く現れ、それらを批判するネット社会でも虚偽や中傷が蔓延しています。ゆとり世代と揶揄され、不合理や矛盾に苛まれる中、建築系ラジオの僕たちに向けられた問いかけはリアルで身近な媒体として、指針となるべく存在感があるのではないでしょうか。それは編集されてない収録そのままの出演者の声が、造られたモノでは無く「生まれきた」モノであるからこそであり、僕はこの建築系ラジオの普遍的な暖かさに魅力を感じています。
これからどのような議論が生まれ成熟していくか、様々な可能性を秘めた建築系ラジオをこれからも聞き続けたいと思います。


伊藤史哉(いとう・ふみや)
1988年三重県生まれ。大同大学工学部建築学科4年中島貴光研究室所属。名古屋建築学生団体ゼロワン元代表。3年生のための合同設計展「でらa展」実行委員長。今年度より中国、北京の設計事務所に勤務。twitterアカウント @fumiya3

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針貝傑史(Archi-TV2010代表)


第1位 藤原徹平×西村浩「下関市川棚温泉交流センターのプロセスから」(全5回)
藤原さん独特の語り口で建築と環境の擦りあわせ方が語られています。学生時代の仮設建築の経験が「リアリティの身体化」につながっていることはとても新鮮なお話でした。共有するために積み重ねていく事とジャンプする事のバランス、そこで必要な瞬発力。海外でのプロジェクトで培われた論理的な構築力によって、ネガティブチェックから推進力へと変容する学問の有効性。それらは現代における建築家の職能だと感じました。それにしても、建築って面白そう。そう素直に思える放送です。

第2位 高橋堅インタヴュー 円環するパースペクティヴr4
ロンシャンの礼拝堂を高橋堅さんがジャケットを着て訪れたときの体験と「弦巻の住宅」についての共通項を〈パースペクティヴ〉〈構成〉という言葉で語られています。難解なテーマですが、なかなか気付くことのない建築と人の複雑な関係にふと気付かせてくれます。建築の見方を大きく変えてくれるようなお話です。

第3位 世界の新しい美術館と皇居美術館(全5回)


第4位 高橋堅さんと装飾を語る
高橋さんが設計されたBRASS CLINICについて階調をキーワードに語られています。装飾でない階調とは如何なるものか。「わいせつ」のように、判断が難解である装飾という言葉から話は始まり、ガウディの建築、スカルパの建築、そして日本建築へと話は「階調」をテーマに展開していきます。否定的に捉えられがちな装飾ですが、これを機に皆さんも考えてみてはいかがでしょうか。

第5位 寳神尚史、原田麻魚インタビューArchi-TV2010「銀茶会ワークショップ」
学校の設計課題と実際的に建築することの間に存在する大きなギャップ。設計者の人数、クライアントの存在、検討事項の内容といった、様々な事柄が普段とは異なるワークショップを通じて、建築家の職能、そして建築をつくるということはどういうことなのかを目の当たりにし、衝撃を受けました。ここでは実際に使用することを目的とした野点空間を制作するにあたり、男性班と女性班の2チーム編成で行われたワークショップの様子が描かれています。性別で分けられるという禁欲的な状況下において、果たしてどのようなクリエーションが生まれているのか。講師である寳神尚史さんと原田麻魚さんが合意形成の方法、個人の行動、決定案に至るまでのプロセスといった様々な視点で性差を分析されています。


針貝傑史(はりかい・たけし)
1988年生まれ。東京理科大学大学院修士過程小嶋一浩研究室所属。TUSA2008代表、Archi-TV2010代表。ポスター、家具など色々とモノづくりが好き。twitterアカウント @t_harikai

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片田江由佳(建築系ラジオスタッフ)


第1位 北川啓介のもうひとつの建築設計資料集成!円山町ラブホテルデート編

第2位 カリスマガールと建築デート(シリーズ)

第3位 交通から都市と建築を考える(第5回カルチベートトーク)(全4回)

第4位 瀬戸内国際芸術祭2010・総括(全2回)

第5位 藤原徹平×西村浩「下関市川棚温泉交流センターのプロセスから」(全5回)




片田江由佳(かたたえ・ゆか)
1986年福岡生まれ。福岡大学卒。東京理科大学大学院 伊藤香織研究室所属。福岡の都市戦略を研究中。地方都市と市民と建築に斬りこむ研究職を目指しています。

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渡辺秀哉(建築系ラジオスタッフ)


興味の赴くままに順位を選んでいて、ふと思ったのが、どうやら自分の興味の対象は、建築の周囲にある事象や状況、人の考え方に興味が向いているようです。その興味の対象で順位を選んでみました。

第1位 建築家をあきらめろ!建築学科卒、だけど仕事は建築以外。 (全体討議・全6回)
「建築家という職能の定義の仕方が重要となる。建築家という枠は外れていないこと」
という言葉に打たれる。建築を継続する、あるいは辞めても、自分の考え方の根底に建築学をおこうと思うようになった。

第2位 書物の現在と未来(全体討議・全7回)
「リアルな書店のへ、生身の人間を呼んで、人をひきつける(グラビアや読書会etc..)」
これが今後の各々のリアル書店の個別化、差異化へつながるのかと。

第3位 テン年代の建築を考える(全体討議・全7回)
「本当の魂の部分ってのは、なかなか手に入らないんですよ。それをこれからのテン年代の人たちにはやってもらいたい」
ぼくは、そんなに強い人間ではありません。そのような魂を持った'強い'建築家が生まれていくのを見守っていこうと思います。いずれにせよ、テン年代に期待を込めて。

第4位 twitterの現在をめぐって(建築系twitterオフ会)(全体討議・全6回)
「建築に関わっている人の職能って出会いをコーディネートするのがすごく上手なんですよ。」
twitterでの関わり方をもっともっと真剣に考えようと思います。素敵な人と素敵な人が出会うのは、素敵です。。

第5位 建築系ラジオへの質問(全2回)
「活字離れを背景に.../建築系ラジオを経由して、また書籍に戻って欲しい。本とか雑誌を応援したいなっていう理由でやってる。」
なるほど!共感します。ネット配信型ラジオによって、知識が全国フラットに共有できるところが建築系ラジオの魅力の様に思います。


渡辺秀哉(わたなべ・しゅうや)
1983年北海道生まれ。2006年日本大学理工学部海洋建築工学科 卒業。2008年日本大学大学院理工学研究科海洋建築工学専攻修了。フリーで活動後、2009年~office toyodaに勤務。

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田中元子(ライター/クリエイティブファシリテーター)


建築系ラジオに関わったことも、聴いたこともほとんどない。そんな立場からこのアンケートに答えるのは抵抗があるけれど「建築系ラジオ」の存在に敬意を表す意味で、無理矢理にでも何か書こうと思います。だからといって全部聴く時間はないし、これからも多分あまり聴かない。理由はいくつかあるけど、実は私はパソコンを音声再生にはほとんど使っていないんです。大好きな音楽だって、パソコンやiPhoneは全く入れていない。つまり好きだとか嫌いだとか以前の問題が、聴けていない理由です。
そんなわけでリスナーではないので誠に僭越ですが、とても真面目に熱心に、マメに、そして正直に配信を続けている姿勢は、少しは見知っているつもりで、頭が下がる思いです。加えて、ラジオの存在からさまざま なコミュニケーションが派生していること、いろんな人の(特に松田くんの!)モチベーションが高まるという意味でも、貴重な存在と思います。そこで、今回は2010年4月から現在までのアーカイブだけざっと眺めて「あ、これは聴いてみたいな」と思えた求心力コンテンツ、ベスト5を挙げてみようと思います。スキャンダラスな回に票を入れることを期待されていたとしたら、全く空気を読んでいないリストかも知れません、ごめんなさいね。いやしかし改めて、すごいメンツですねえ。刺激的ですねえ。みんな仲良さそうだなあ笑。こりゃ作っている人は相当楽しいだろうなと思います。楽しんで作るって大事なことですよね。

交通から都市と建築を考える(第5回カルチベートトーク) (全体討議・第4回)
建築学生諸君は将来そういうものを作る機会がなかろう=教えたり伝えたりしなくてもよかろう、という流れには異議を持っています。いまだにイラつかない駅や道路は少ないのが現状です。しかも時代によって絶えず変化が求められるものであるはずです。IT社会になろうが人口が減ろうが、人がどこかへ移動することは永遠に続くし、そこがもっと素敵になるために尽力してもいい。それは、設計に参加することだけでなく、どうあるべきか、どんな可能性があるかを考えたり読み解いたりすることから始まると思うから。

・緊急討議 レム・コールハースの現在(r4・全7回)[1][2][3][4][5][6][7]
どんな分野にも、伝説化されて語られるような人物がいます。私はコールハースも建築界において、そのひとりだと思っています。だからこそ聴いてみたいなーと思ったけど、メンバーを見るとあくまで予備知識を豊富に携えたうえであくまでコールハースの「現在」を語る内容になっていそうですよね。書籍だけでなく、他の情報も調べてからじゃないと難しいかなあと、敷居の高さも感じます。

せんだいスクール・オブ・デザイン06──小野田泰明先生インタビュー「都市のコンベンション機能」シリーズ
小野田さんの活動にとても興味があるから。

西村浩×山崎亮「自走力のデザインメソッド」
西村さん、山崎さんの活動にとても興味があるから。

宮城大学事業構想学部中田千彦研究室活動インタビュー(全2回)
中田さんの研究室にとても興味があるから。

ってものすごい月並みなコメントで申し訳ないんですが、本当です。どなたも、建築と何かが混ざる領域で活動されていること、そしてちっぽけな個人、愚衆と見過ごされそうないわゆる大衆ひとりひとりの能動性を信じて引き出しているように見受けられます。私はそういうことにとても関心を持っています。


田中元子(たなか・もとこ)
1975年、茨城県生まれ。2004年、mosaki共同設立。執筆及びディレクションを中心に活動。2007~2008年、co-labクリエイティブファシリテーター。2009年~ 日本建築学会文化事業委員。主な連載に『mosakiのイベント巡礼』(2005~2008|日経アーキテクチュア)、『妻・娘から見た建築家の実験住宅』(2009~|ミセス・文化出版局)。

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谷村仰仕(広島国際大学 建築学科講師)

建築系ラジオの魅力をあえて一言で括るならば、どの言葉が似合うだろうか。私は、エロティシズムという言葉を贈りたい。その心は、妄想を喚起する力が極めて高いからです。エロティシズムは、開きつつ閉じるとか、見せつつ隠すとか、相反する要素が同時に共存した瞬間に宿ると考えます。マルチメディアが当たり前になった時代に、音声のみのメディアを追求するというのは、まさにエロティシズムです。しかし、だからといってこの言葉を贈りたいわけのではありません。最初は、作業をしながら気楽に聞き始めたはずなのに、いつの間にか聞き耳を立て、感情移入したり、一喜一憂したりしている内に、手が止まっている自分に気付きます。そんなとき、建築系ラジオのエロの力にまたしてもやられたと思うわけです。
建築系ラジオのさらなる飛躍を願って、2010年に私が拝聴した中で、特にエロいなーとついつい聞き耳をたててしまったモノを選んでみました。今年も期待しております!

第1位 倉方俊輔、出会い系を大いに語る!
本当に流して大丈夫なのか!?収録していることを忘れているのではないか!?と、聞き手の方が心配してしまうのも建築系ラジオの醍醐味のひとつでしょう。躍動感あふれるトークは、主観(本音トーク)と客観(批評)が交差し、振動するによって生み出されるのだと、真面目に聞き入ってしまいました。また、自白すると、私も出会い系カフェを案内して頂きました。見る側と見られる側の空間の非対称性に衝撃を受けました。ただ、昼間の訪問だったために、語られているようなアクティビティを確認することはできませんでした。

第2位 北川啓介の「無批判的行動主義」の誕生
何かが誕生する瞬間は、とてもエロティックです。語り部は若山滋先生です。クラシックのような明晰な語り口。それとは裏腹に、ロックのような何か新しい概念が最後にポロっと生み出されてしまったところに惹かれます。そして、その誕生の瞬間に立ち会えた!ことに高揚感を覚えました。

第3位 信州大学 鍋田莉江さんと東京カテドラルでデート
建築を学んでいると、建築に開眼する瞬間があります。東京カテドラルを見学する回を聴きながら、やはり開眼する契機として、圧倒的なモノとの出会いは欠かせないなと耽っていました。建築デートは、男/女、教員/学生といった対岸にあるものが、建築に関するトークや共通の体験を介してその距離を徐々に溶かしていく様子に毎回ドキドキワクワクしてしまいます。

第4位 藤村龍至の批判的工学主義を問う!(藤村龍至vs松田達)(全体討議・全5回)
まず、この企画が実現したことに敬意を称します。そして、一連の議論を通じて、建築系ラジオは愛で満ちあふれているなと大変感動しました。初めて、批判的工学主義のレクチャーを拝聴した際は、菊竹さんがいうところの「か、かた、かたち」の各項目に該当する話は極めて明快だけれども、それらがどうつながるのか、といった話になると、ドロンと煙に巻かれた感がありました。その霧が晴れるのか!?と期待してこの回を聴講したところ、残念ながらスカッと晴れる!とまでには至りませんでした。最後の永山祐子さんのコメントは必聴です。

第5位 テン年代の建築を考える(全体討議・全7回)
昼ドラのように、議論は平行線。どこまでいっても噛み合わない。そもそも両者にその気がない。けれども、真剣に想いを言葉に乗せ、ぶつけ合うことで互いの論旨が洗練されていき、新たな境地が生み出されていきます。収録中の出来事が懸け橋となって、他者としての理解が芽生えていく様子がとてもドラマティックでした。議論ってこのためにするのかとその意味がわかったような気がしました。


谷村仰仕(たにむら・たかし)
1975年生まれ。広島国際大学建築学科講師。博士(学術)。2000年 京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科造形工学博士前期課程終了。2003年 京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科機能科学専攻博士課程後期課程修了。2003年より、広島国際大学社会環境科学部建築創造学科助手。2007年から現職。建築数人会、社宅研(社宅街研究会)メンバー。

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<回答者一覧>(その3)

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後藤連平木崎美帆山崎泰寛平郡竜志尾崎龍一留目知明伊藤史哉針貝傑史片田江由佳渡辺秀哉田中元子谷村仰仕(順不同)
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今回で最終回の、「みんなの選んだ建築系ラジオ2010」。こんなにたくさんの人に回答していただけるとは思っていませんでした。この場を借りて、アンケートにご協力していただいた皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。ただのアンケートで終わらせるのではなく、建築系ラジオを振り返って見直すことで、また新たな視点やアイデアを作ることのできる、良い企画にできたと思います。スタッフも増え、更に多様性を増した2011年の建築系ラジオにご期待ください。(大木翔太)


収録日時:2010年12月9日
収録場所:国士舘大学南研究室
収録時間:18分20秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:8.4MB
PLAY 出演者:南泰裕+福原一真+柊章夫

レビュー作品:《ホキ美術館》 山梨知彦+中本太郎+鈴木隆+矢野雅規/日建設計
後半はホセ美術館内部の緻密にコントロールされた光の話からスタートします。腰窓により床の低い位置に優しく自然光を取り入れたり、天井に広がる無数のLEDライトが小刻みにアート作品を照らしたりしています。そして話は「何をもって人間は幸せと感じるのか」という壮大なテーマへ。学生が今感じている幸せとは一体何か?人間の本質的な部分へと迫って行きます。(佐藤仁哉)

・出演者プロフィール
福原一真(ふくはら・かずま)
1987年生まれ。国士舘大学大学院工学研究科建設工学研究科専攻
あだ名...ふくちゃん、カズマ

柊章夫(ひいらぎ・あきお)
1987年生まれ。国士舘大学大学院工学研究科建設工学研究科専攻
あだ名...あきお

・関連項目
新建築社
収録日時:2010年12月19日
収録場所:代官山セドナ
収録時間:14分14秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:6.5MB
PLAY 出演者:林厚見+中村健太+田中陽明+片田江由佳+花房由衣+石戸谷直紀

「続・建築家をあきらめろ!」第3弾。最終回です。この回から、全体討議に参加された方々にも参加して頂き、社会に出る事の意味など、実際に経験されている方々からの意見を聞けた収録となりました。これから将来のことを考える、学生へのアドバイス、メッセージのある、濃い内容になっています。建築というただ一つを見ているだけでは社会では生きていけない。そんなことを考えることができました。(長門亮)


・出演者プロフィール
林厚見(はやし・あつみ)
SPEAC inc.パートナー / 東京R不動産共同主宰 1971年生まれ。東京大学建築学科、コロンビア大学不動産開発科修了。McKinsey & Company にて経営戦略コンサルティング、(株)スペースデザインにて不動産開発事業に財務担当取締役として従事。2004年にSPEAC inc.を吉里裕也と共同設立。ファイナンスからデザインまでを統合し、不動産の開発・再生を中心に空間に関わる事業企画・プロデュースを行う。

中村健太(なかむら・けんた)
東京仕事百貨代表 株式会社シゴトヒト代表取締役 1979年生まれ。明治大学建築学科卒業後、株式会社ザイマックスを経て、2008年より東京仕事百貨を企画、運営。

田中陽明(たなか・はるあき)
co-Lab 企画運営代表 春蒔プロジェクト株式会社 代表 クリエイティブ・ファシリテーター&ディレクター、ソフトアーバニスト 1970年生まれ。武蔵野美術大学建築学科卒業後、株式会社大林組設計本部に勤務。慶應義塾大学大学院政策メディア研究科でメディアアートを専攻。同院にて建築、音楽、メディア表現を専門とするメンバーによりメディアアートユニットflowを結成する。2003年、クリエイター専用の集合型シェアードスタジオ&クリエイションシンクタンク『co-lab』を森ビルと共同でプロデュース、その後自社で事業化し、企画運営代表を務める。クリエイターと社会起業家や企業等とのコラボレーションをコンセプトに拠点を増設/ネットワーク化し、クリエイター主導によるアーバニズムを画策している。

片田江由佳(かたたえ・ゆか)

1986年福岡生まれ。福岡大学卒。東京理科大学大学院 伊藤香織研究室所属。福岡の都市戦略を研究中。地方都市と市民と建築に斬りこむ研究職を目指しています。

花房由衣(はなふさ・ゆい)
1987年大阪府生まれ。早稲田大学国際教養学部所属。趣味、妄想、ぶらりひとり旅。建築ライターを目指してます。


石戸谷直紀(いしどや・なおき)
1977年東京都生まれ。高校中退後、夜の世界へ。ホストクラブ、キャバクラ等を経営。引退した後、長距離トラックの運転手をしながら高卒認定を受験。子供の頃から憧れていた建築家を志す。中央工学校夜間建築科1年。


・関連項目
東京仕事百貨
収録日時:2010年12月19日
収録場所:代官山セドナ
収録時間:15分11秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:7.0MB
PLAY 出演者:中村健太+片田江由佳+花房佑衣+南泰裕+松田達

「続・建築家をあきらめろ!」今回は、第2弾です。南さんのおもしろい発言から話がはじまり、ここから「続・建築家をあきらめろ」は盛り上がっていきます。前回に引き続き、聞いてみてください。さらに盛り上がりをみせる、最終回の第3弾もお楽しみに。(長門亮)

・出演者プロフィール

中村健太(なかむら・けんた)
東京仕事百貨代表 株式会社シゴトヒト代表取締役 1979年生まれ。明治大学建築学科卒業後、株式会社ザイマックスを経て、2008年より東京仕事百貨を企画、運営。

片田江由佳(かたたえ・ゆか)
1986年福岡生まれ。福岡大学卒。東京理科大学大学院 伊藤香織研究室所属。福岡の都市戦略を研究中。地方都市と市民と建築に斬りこむ研究職を目指しています。


花房佑衣(はなふさ・ゆい)
1987年大阪府生まれ。早稲田大学国際教養学部所属。趣味、妄想、ぶらりひとり旅。建築ライターを目指してます。


・関連項目
東京仕事百貨
収録日時:2010年12月19日
収録場所:代官山セドナ
収録時間:20分35秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:9.4MB
PLAY 出演者:中村健太+片田江由佳+花房佑衣+南泰裕+松田達

昨年12月に行われた、全体討議「建築家をあきらめろ!」終了後の懇親会で南さんによって収録されたものです。全体討議の感想や反省から、全体討議では言いきれなかった話がはじまると「続・建築家をあきらめろ!」と言えるような発展をしていきます。収録は、各々の意見を交わしながら次第と盛り上がり、1時間近くに及びました。その収録を全3回に分けて配信していきます。今回は第1弾です。是非聞いてみてください。

・出演者プロフィール

中村健太(なかむら・けんた)
東京仕事百貨代表 株式会社シゴトヒト代表取締役 1979年生まれ。明治大学建築学科卒業後、株式会社ザイマックスを経て、2008年より東京仕事百貨を企画、運営。

片田江由佳(かたたえ・ゆか)
1986年福岡生まれ。福岡大学卒。東京理科大学大学院 伊藤香織研究室所属。福岡の都市戦略を研究中。地方都市と市民と建築に斬りこむ研究職を目指しています。


花房佑衣(はなふさ・ゆい)
1987年大阪府生まれ。早稲田大学国際教養学部所属。趣味、妄想、ぶらりひとり旅。建築ライターを目指してます。


・関連項目
東京仕事百貨
収録日時:2010年11月24日
収録場所:阿部仁史アトリエ
収録時間:24分33秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:11.5MB
PLAY 出演者:鈴野浩一+禿真哉+堀口徹+五十嵐太郎

せんだいスクール・オブ・デザインの第1回SSDハウスレクチャー後の質疑応答後半の模様をお送りします。引き続きトラフ建築設計事務所の鈴野浩一さんと禿真哉さんに、SSD受講者から沢山の質問が寄せられたようです。冒頭では「空気の器」ネーミングについての質問から、製作・展示までの背景、新たなマテリアルとの出会いなど製作プロセスが語られます。また、後半部分ではわくわくするようなアイデアを生み出すトラフ的思考のエッセンスを垣間見ることができます。(平山善雄)


・出演者プロフィール
鈴野浩一(すずの・こういち)
1973年神奈川県生まれ。 1996年東京理科大学工学部建築学科卒業、 1998年横浜国立大学大学院工学部建築学専攻修士課程修了。 1998~2001年シーラカンスK&Hに勤務後、 2001~2002年NMBW Architecture Studio(メルボルン)協働、 2002~2003年Kerstin Thompson Architects(メルボルン)勤務。 2004年2月より株式会社トラフ建築設計事務所共同主宰。 2005~2008年東京理科大学非常勤講師、 2008年より昭和女子大学非常勤講師、 2010年より共立女子大学非常勤講師 2010年より武蔵野美術大学非常勤講師

禿真哉(かむろ・しんや)
1974年島根県生まれ。 1997年明治大学理工学部建築学科卒業、 1999年同大学大学院修士課程修了。 2000~2003年青木淳建築計画事務所勤務、 2004年2月より株式会社トラフ建築設計事務所共同主宰。 2008年より昭和女子大学非常勤講師。
収録日時:2010年11月24日
収録場所:阿部仁史アトリエ
収録時間:27分03秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:12.3MB
PLAY 出演者:鈴野浩一+禿真哉+堀口徹+五十嵐太郎

せんだいスクール・オブ・デザインの第1回SSDハウスレクチャー後の質疑応答についての模様をお送りします。今回の講師であるトラフ建築設計事務所の鈴野浩一さんと禿真哉さんに、SSD受講者から沢山の質問が寄せられたようです。前半は、方向性や判断の違い・役割分担についての共同主宰における問題、70年代の建築家として世代間のつながりについて、建築に限らず様々なジャンルを横断して活動することについてなどを、学生の頃の活動や施主に提案の方法等を交えて答えて頂きました。(上條美里)


・出演者プロフィール
鈴野浩一(すずの・こういち)
1973年神奈川県生まれ。 1996年東京理科大学工学部建築学科卒業、 1998年横浜国立大学大学院工学部建築学専攻修士課程修了。 1998~2001年シーラカンスK&Hに勤務後、 2001~2002年NMBW Architecture Studio(メルボルン)協働、 2002~2003年Kerstin Thompson Architects(メルボルン)勤務。 2004年2月より株式会社トラフ建築設計事務所共同主宰。 2005~2008年東京理科大学非常勤講師、 2008年より昭和女子大学非常勤講師、 2010年より共立女子大学非常勤講師 2010年より武蔵野美術大学非常勤講師

禿真哉(かむろ・しんや)
1974年島根県生まれ。 1997年明治大学理工学部建築学科卒業、 1999年同大学大学院修士課程修了。 2000~2003年青木淳建築計画事務所勤務、 2004年2月より株式会社トラフ建築設計事務所共同主宰。 2008年より昭和女子大学非常勤講師。
収録日時:2008年7月26日
収録場所:大同工業大学山田研究室
収録時間:21分33秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:9.9MB
PLAY 出演者:五十嵐太郎+南泰裕+山田幸司+松田達

初期の建築系ラジオ(建築系ラジオLab)を再配信する企画第3弾。今回は名古屋の大同大学山田研究室で収録した「名古屋建築談義」です。実はこのファイルは、初回配信の「01A: 『磯崎新の「都庁」』について」より以前に収録されたもので、配信されたものの中でもっとも古いものになる、記念すべきファイルの一つです。「建築系ラジオ」という名前が決まる以前、仮収録のはずのものでしたが、後に公開することになりました。建築系ラジオが生まれる誕生前夜の雰囲気を知ることができ、かつ名古屋建築論ともなっている、貴重な内容です。(編集部) 

*

02A:「名古屋建築談義」
コーナー名:テーマ討議
オリジナル配信日:2008年8月15日
オリジナルテキスト:
名古屋の建築について、あれこれ議論しています(2008年7月26日、大同工業大学山田研究室にて)。
収録日時:2008年8月5日
収録場所:ティーハウス建築設計事務所
収録時間:19分47秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:9.16MB
PLAY 出演者:槻橋修+松田達

初期の建築系ラジオ(建築系ラジオLab)で配信された内容を再放送する企画第2弾です。第1弾は2010年12月24日に配信されております。当時最新号の北京特集取材や、『建築ノート』製作のコンセプト。いかに建築の面白さを伝えるか。アイディアが生まれる瞬間を捉えて、それを誌面に表すという、その独自の視点から生まれる建築の魅力について語ります。(木崎美帆)

*

01B:槻橋修インタビュー「『建築ノートNo.5』について」
コーナー名:建築家インタビュー
オリジナル配信日:2008年8月8日
オリジナルテキスト:

『建築ノート』の監修をしている槻橋修さんに、最新号の北京特集取材や、他誌との違い、おすすめ記事などをお聞きしています。聞き役は松田。

収録日時:2010年12月9日
収録場所:国士舘大学南研究室
収録時間:17分27秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:8.0MB
PLAY 出演者:南泰裕+福原一真+柊章夫

レビュー作品:《ホキ美術館》 山梨知彦+中本太郎+鈴木隆+矢野雅規/日建設計
美しき水平と垂直のシンフォニーを奏でる建物が住宅地に突如現れる。それは千葉県千葉市に建てられた絵画とワインを収蔵するチューブ状の施設である。片持ちで30mも張り出したそのヴォリュームは緩やかな曲線を帯び、伝統的な日本の空間の柔らかな表現を見せる。しかしその一方で、フランク・ロイド・ライトの重厚な落水荘を軽やかに解釈し直した現代版落水荘のような印象をも兼ね備える。この緻密に計算されて作られた建築を皆さんも一緒に体験してみて下さい。(佐藤仁哉)

・出演者プロフィール
福原一真(ふくはら・かずま)
1987年生まれ。国士舘大学大学院工学研究科建設工学研究科専攻
趣味...釣り

柊章夫(ひいらぎ・あきお)
1987年生まれ。国士舘大学大学院工学研究科建設工学研究科専攻
趣味...スポーツ

・関連項目
新建築社
出演者:武智仁志

新年、あけましておめでとうございます!
本年も、楽しく建築を学べるよう、よろしくお願いいたします。

新年、一発目は、己に克つ!というテーマで自分を見つめ直してみようと思います。(新年早々、堅い・・。)建築系ラジオのみなさんのご好意によって、本コーナーがスタートし、今日までなんとか続けてこれたのですが、ここらで、このコーナーの原点に、もう一度立ってみようと思います。

■ラジオの親近感

さて、建築学生たるもの、タイトルは表現の中身を表していないとマズいです。プレゼンしにくいです。そこで、今回は、どうしてこういうタイトルになったかを誰も聞いてくれないので、勝手に語りたいと思います。要するに、僕の息抜きです(笑)。

松田達さんと大西麻貴さんは、僕が通っている大学の先生です。(お会いしたことはないのです・・。)ですから、先生とお呼びしなければなりませんが、学校の外では、先生と呼ばれるのがあまり好きではないのではないかなと思います。様々な人にインタビューして、ラジオを一般の人達にも発信するには、先生だとやりづらいのではと。まあ僕の個人的な価値感を押し付けていると言われればそれまでなんですけどね。ですから、このコーナーでは、何々先生とお呼びしたいのをグッと我慢して、普通に何々さんと、お呼びしています。その方が、親近感がありますもんね。

親近感といえば、ラジオって、テレビと比べてずーっと自分の生活に密着している感じってありませんか?いつかの配信で確か杉浦さんがおっしゃっていましたけど、ラジオって「ながら聞き」ができるんです。

動物に例えると、テレビが犬で、ラジオが猫とでも言えますかね?
あっ、違う。
テレビを見ている僕は犬で、ラジオを聞いている僕は猫ですね。テレビを見ている時は、何から何までつきっきりで、他にやる事があってもほったらかして忠誠を示して見ています。対してラジオは、やりたいことをメインにやって、ついでに聞いてしまおうという欲張りな態度でいられます。お得感と「気ままさ」がラジオの良いところでしょうか。

■見えないのに見えている!?

映像がないということがながら聞きができるポイントなんですが、「声」ってすごいですね。声を聞くと、声優さんではないかぎり、まず性別が分かります。精度は悪いですがだいたいの年齢も分かりますね。あと、顔が浮かんでくるんです。不思議ですよねー。もちろんお会いしたこともない人でも顔が浮かんできますよね。

声から想像する顔って十人十色で、皆さんが想像した、それぞれの顔を見てみたいものです。
で、その中の顔から好みのものを選んで、自分の顔にできるシステム(笑)。皆に好かれたい人は、一番多い系統の顔を選ぶとか、モテたい人は男前や美女を選べる。いいですねー。福山雅治さんの顔の人生って、どうなんでしょうか?モテてモテて、もううんざり!って人生なのでしょうか?(笑)いや〜、こんなアホなことが現実になったら、男は皆、福山雅治さんだらけで逆に気持ちわるかったりして!もう、こうなると、見た目のファサードなんかは重要ではなくて、世の中の女の子達は男の中身を重視するようになってくれるかもっ。

■新?住宅論

おお〜、日本の住宅状況は、もしかして男前だらけなんじゃないでしょうか。すごいことに気が付きました!高気密・高断熱でプライベート空間を大切にした至れり尽くせりの住宅を皆が求めていて、インテリアが人気ですもんね。

時代によっては、男前の顔は違っているんですよね。口ひげが長い方がカッコいいとか。男前の基準も、実は多数決なんでしょうね。より多くの人が男前だと思っている顔が男前だと、皆思っているでしょう?
いやまて、そうじゃないと。
男前はこうだ!と声高らかに言う変った人間が増えれば、ある時、男前の定義が変っていると。

最近では、中性的な雰囲気を出す男が男前と呼ばれている事も。子供とゴレンジャーシリーズの何とかレンジャーを見ていたら、レッド役が、なんだか中性的なんです。ゴレンジャーのレッドと言えば、頼りがいのありそうな男前が当たり前だったと思います。それが、あたりさわりのない態度を取るキャラがメインなんです。スーパーマンは、近いものがあったのですが、「押して忍ぶ」雰囲気であって、中性的とはまた違う雰囲気でした。やるときゃやるってとこは似てますが。話がまた飛びますが、今時の小学校って学級委員がいないらしいんです。皆、平等〜とか言ってるんですかね?・・・。ああ〜、僕はいつまでも流行の男前を否定できる新しい男前でいたい!(でも、ましゃは悔しいけどカッコいい。)

〜こんなことを考えた後日〜
僕の嫁さんに、「日本の住宅は男前だらけ論」を話したら、「なに言ってるの!日本のは男前じゃないでしょ。色も形もバラバラであっち向き、こっち向きして汚いじゃない。西洋の街並を見てご覧なさい。色や形や向きがそろっていて奇麗じゃない。福山雅治だらけで気持ち悪くなるはずがないっ!」と、一喝されました・・・。群として見るとは。視点が都市計画的。実際にローマや、その他色々な国に旅行に行ってるんですよね。僕は行った事がないのに・・・。でもねっ、福山雅治さんが沢山いて、「はいっ、皆さんこっち向いて〜」って言われて、向くと思います?ものわかりが良い男は、男前と呼べるのか?男前って、こだわりが強そうだべ?・・・って心の中で反論しました(笑)。

■やっと、コンセプトのお話

え〜っと、何の話でしたっけ?
あっ、そうそう、コーナータイトルのコンセプトでしたね。危うく忘れるところでした。(笑)

僕が建築系ラジオを聞いているシチュエーションはと言いますと、通勤中です。パソコンの前でかしこまって聞くというより、通勤し「ながら」聞いています。ipodから聴こえてくる建築系の方々は、人生経験でも、生き様でも、知識でも僕より何億倍上の存在の方々です。面識もない皆さんを直接友達とは、もちろん呼べませんが、いつも携えているipodから聴こえてくる「声」は、通勤途中の僕を楽しませ、励まし、退屈させません。

小学、中学、高校と、友達と一緒に通学したことがある人は多いと思います。そんな感じで、ipodから聴こえてくる「声」を友と呼ぶ事にしました(笑)。すごく人生の糧になる声は、友と言っても過言ではないかもしれません。実在の友達はいないのか?と突っ込まれそうですが、それはそれとして、声を発するipodを友と呼ぶ・・・それじゃ寂しすぎるので、声の存在そのものを「友」と呼ぶことにしました。ですから、タイトルは、「ラジオのお共」ではなく、「ラヂオは友」です。

ラジオって今ならまだレトロなイメージというかアナログで、放送局の周波数をダイヤルをまわして合わさなくてはいけないイメージがあって、奇麗な音ではないんだけど、安心するような懐かしいような言葉の響きがあります。ラジオの「ジ」が「ヂ」なのは、そんな古いイメージを想起させるような、あまりガツガツしていない雰囲気のブログにできたらいいなという気持ちがあって名付けました。あっ、でも、いちいちコメントするのって、ガツガツしてるってこと??

そんなわけで、タイトルの理由をこじつけてみました(笑)。
ぷふぁっ!息抜きになってないじゃん。長い。

それでは、このコーナーを最後まで読む暇がある、そこのあなたっ!
時間を惜しんで、建築系ラジオを聞きましょう(笑)。
収録日時:2010年12月22日
収録場所:渋谷某所
収録時間:24分48秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:11.3MB
PLAY 出演者:藤澤卓也+樋口哲也+百田圭廣+李楠+李相ヒョン+笠井勇+松田達

2011年1月2日(日)〜16日(日)にハウスクエア横浜で行われるイベント「ダンボールで再現した国宝茶室、如庵に入ってみよう」のために段ボール茶室の設営を行ったボランティアスタッフのインタビューです。今回のイベントは国宝如庵の写しに自由に出入りできる貴重な機会であり、素材である段ボールの劣化のため、段ボール茶室を設営できる最後の機会になります。設置作業をすることによって、段ボール茶室を設計した山田幸司さんの意図に対する理解が深まったというスタッフの感想や、苦労話などを聞けば、ハウスクエアで段ボール茶室を見る際により理解が深まるのではないでしょうか? (江藤靖子)

・出演者プロフィール
藤澤卓也(ふじさわ・たくや)
1987年岐阜県生まれ。2009/4~2010/3大同大学工学部建築専攻山田研究室。2010/4~大同大学大学大学院工学研究科宇野享研究室所属。

樋口哲也(ひぐち・てつや)
1987年岐阜県生まれ。2009/4~2010/3大同大学工学部建築専攻山田幸司研究室。2010/4~大同大学大学大学院工学研究科萩原伸幸研究室所属。

百田圭廣(ももだ・よしひろ)
広島国際大学大学院工学研究科建築・環境学専攻修士1年。広島建築系学生団体scaleメンバー。

李楠(り・なん)
1986 年中国の瀋陽生まれ。遼寧工程技術大学、土木工学( 渉外建築工学) 学科卒。2009 年7 月に来日し、日本語の勉強を始めました。来日の目的は日本の大学院に入って、建築学を勉強するためです。趣味 旅行。

笠井勇(かさい・いさむ)
1982年東京生まれ。笠井工務店。
収録日時:2010年12月22日
収録場所:東北大学
収録時間:28分49秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:13.8MB
PLAY 出演者:五十嵐太郎+平野晴香+市川紘司+加藤拓郎+村越怜

磯崎新の最初の著作『空間へ』から「都市破壊業KK」(1962年)を声に出して読みます。このテクストは、都市破壊業を営む友人Sという謎の人物についてのエピソードを中心とした刺激的なエッセーです。最後に友人SがSINという名である、つまり磯崎新(ARATA)の名を別の読み方にした人物だと明かし、自身を相対的に評価しています。『空間へ』は、1960年代に記したエッセイをクロノジカルに並べたものですが、この「都市破壊業KK」は巻頭に置かれ、本書の中でも特別な位置づけとなっています。現在の磯崎新さんとのイメージとの違いといった感想から、過去の言説を繰り返し問うことの意味へと議論が展開していきます。(近藤佑子)

・出演者プロフィール
平野晴香(ひらの・はるか)
1987年静岡県生まれ。芝浦工業大学卒。東北大学五十嵐太郎研究室所属。卒業設計「残柱のアリア」第19回JIA関東出展。企画、編集関係の仕事を目指しています。

市川紘司(いちかわ・こうじ)
1985年生まれ。東北大学大学院五十嵐太郎研究室。

加藤拓郎(かとう・たくろう)
1986年生まれ。東北大学大学院五十嵐太郎研究室。

村越怜(むらこし・れい)
1987年生まれ。東北大学大学院五十嵐太郎研究室。


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