中川運河キャナルアートにおける産業遺産活用 - 建築系ラジオ
収録日時:2010年10月31日
収録場所:名古屋市中川区舟戸町 岡谷鋼機・第三倉庫
収録時間:26分20秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:12.3MB
PLAY 出演者:服部充代+村上心+田中大介+五十嵐太郎+南泰裕+北川啓介+松田達

「名古屋の水辺空間をもっと気持ちよくしたい」そんな声で始まった中川運河での産業遺産活用。もともと名古屋市や名古屋港管理組合、関係ある企業しか許可されなかった運河の水辺に中川運河キャナルアート実行委員長の服部充代さんが関係者に足を運び、運河の脇の倉庫で今回の中川運河キャナルアートNo.0を行うこととなった。大きな運河や交通、地下街など都市基盤を主としていた名古屋の思いがけない視点である。例えばアートのためにつくられた美術館ではなく、そのためではないものの中でアートを鑑賞するということはどんなものだろうか。 実は名古屋駅からとても近いというポテンシャルをもつこの水辺で、今までにないような活用によって新たな名古屋の発信源と一変するかもしれない。(南谷江美)

・出演者プロフィール
服部充代(はっとり・みつよ)
中川運河キャナルアート実行委員長 like air + water 代表 愛知県名古屋市出身
武蔵野美術大学を卒業後、伊藤忠ファッションシステムR&D室に勤務するが、自らデザインの仕事に携る夢を捨てきれず、ニューヨークへ。Parsons School of DesignにてInterior Design/Bachelor's Degreeを修得。その後、Clodagh Design Internationalにて、数々のプロジェクトに参加し、スペース・プランニング、カラーとマテリアルのコーディネート、特注家具デザイン、プロダクト・デザイン、パッケージ・デザイン、CIデザイン等に携わる。 2000年より2001年までは IA, NYにてインテリア・デザイナー/家具デザイナーとして主としてオフィス・プロジェクトのコーディネートに従事。2002年、NY同時多発テロを機に帰国。

田中大介(たなか・だいすけ)
1967年生まれ。京都大学卒。都市計画・建築家。 1999-2002 Kohn Pedersen Fox 勤務後 現在鹿島建設中部支店在籍。中川運河キャナルアート 実行委員(事務局)。
(2010年11月16日公開)

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