テン年代の建築を考える[1/7] - 建築系ラジオ

テン年代の建築を考える[1/7]

収録日時:2010年3月14日
収録場所:建築サロンTENZO(典座)/東京都狛江市
収録時間:30分07秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:14.5MB PLAY 出演者:前田紀貞+大西麻貴+403 architecture+能作文徳+建築系ラジオコアメンバー

倉方──今日の議題は「テン年代の建築を考える」ということで、ゼロ年代が終わり、テン年代の建築がどうなるのか、あるいはどうあらねばならないのか、ということを5名のスピーカーに話して頂いた後、ディスカッションという形で進めたいと思います。
大西──私は、2010年代の建築は「原点回帰とその先」だと思っています。私たちの時代は、なにか絶対的な美の規範みたいなものがない時代だと思っていて、悪く言えば、何でもありのように見える時代。その中で私たちは一体何を目指したら良いのか、何が美しいのかということに対してもがき苦しんでいる世代だと感じています...
橋本(403 architecture) ──テン年代の建築とは何かということを考えるにあたって、「実現化の照準」を見極めるということがテン年代の建築のテーマになると思っていて、それは、僕らのこれまでの活動を通して考えてきたことです...
前田――今、話を聞いててすごく面白い。さっき俺が言ってたようなことと全く重なってて、まず、言いたいことが幾つかあるんだけど、403 architectureさんに関しては、自分の大きなパションとか、生きざまをもっと出して欲しいんですよ...

・出演者プロフィール
前田紀貞(まえだ・のりさだ)
1985年京都大学工学部建築学科卒業。1985~1990年大成建設設計本部。1990年前田紀貞アトリエ一級建築事務所主宰。1995~1996年芝浦工業大学システム工学部非常勤講師。現在、日本大学理工学部非常勤講師、法政大学工学部非常勤講師、東京理科大学工学部非常勤講師。

大西麻貴(おおにし・まき)
建築系ラジオコアメンバー。

403 architecture
原崎寛明+橋本健史+田所雄大+辻琢磨+永田賢一郎+彌田徹。設計事務所所員、Y-GSA、東京大学、筑波大学に所属する6人で構成。「現場合わせ」をキーワードに実現化の照準を見極める活動を展開中。

能作文徳(のうさく・ふみのり)
1982年富山県高岡市生まれ。2005年東京工業大学卒業。2007年東京工業大学大学院修了。2008年Njiric+Arhitekti勤務。2008年より東京工業大学大学院建築学専攻博士課程在籍。

建築系ラジオコアメンバー
五十嵐太郎+南泰裕+倉方俊輔+松田達

(2010年4月27日公開)

連載紹介

建築系ラジオがいま最も注目しているテーマについて、討議を行います。ゲスト数人を交え、主要なメンバーが集まっての熱い討議です。過去の収録回も是非お聞き下さい。
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