「下関市川棚温泉交流センター」をめぐる、設計担当の藤原徹平さんと西村浩の対談の第3回目です。今回は、「下関市川棚温泉交流センター」の構造の話、建築を越えろの意味、これからの建築の大事な所、箱モノ建築の良さ、地方の公共単位の良さ、隈事務所の良さなどについて語られます。建築をするうえで大事な話が詰まっている回です。(Y. Momoda)
・出演者プロフィール
藤原徹平(ふじわら・てっぺい)
1975年横浜生まれ。横浜国立大学大学院修了。2001年より隈研吾建築都市設計事務所勤務、現在同事務所設計室長。2008年より横浜国立大学非常勤講師、2009年よりフジワラテッペイアーキテクツラボ代表、2010年よりNPO法人ドリフターズインターナショナル理事、東京理科大学非常勤講師。
西村浩(にしむら・ひろし)
1967年生まれ。1991年東京大学工学部土木工学科卒業。1993年同大学修士課程修了。1993年gia設計入社1999年ワークヴィジョンズ設立。日本大学理工学部非常勤講師、国土交通省東北地方整備局デザイン研修講師。2007年土木学会デザイン賞、2009年グッドデザイン大賞、2010年日本建築学会賞など受賞。