世界の新しい美術館と皇居美術館[1/5] - 建築系ラジオ
収録日時:2010年9月5日
収録場所:マキイマサルファインアーツ/東京都台東区浅草橋
収録時間:23分25秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:11.0MB
PLAY 出演者:暮沢剛巳+天内大樹+彦坂尚嘉

浅草橋にある画廊マキイマサルファインアーツで開催中の彦坂尚嘉さんの個展『HISTORY LESSONS/皇居美術館』に併せ、暮沢剛巳さんと五十嵐太郎さんをお呼びして「世界の新しい美術館と皇居美術館」というディスカッションを収録しました。初回は暮沢さんのお話です。"Chefs-d'œuvre?"展のカタログを見せながら、ポンピドゥーセンター・メス(設計:坂茂+ジャン・ドゥ・ガスティーヌ)の客の入り、展覧会の規模や出品作品について。ストラスブールを挟んで同じくらいの距離にあるスイス・バーゼルの近代美術館拡張(設計:レンゾ・ピアノ)とカールスルーエのZKMの映像センター増設、バーゼルに戻ってシャウラガー(設計:ヘルツォーク&デ・ムーロン)、ストラスブール近現代美術館、リヨンのコンフリュアンス(設計:コープ・ヒンメルブラウ)について。(天内大樹)

・出演者プロフィール
暮沢剛巳(くれさわ・たけみ)
1966年、青森県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。東京工科大学デザイン学部准教授。美術、建築、デザインに関する執筆活動を行っている。著書に『美術館はどこへ――ミュージアムの過去・現在・未来』(廣済堂出版)、『現代美術を知るクリティカルワーズ』(編著、フィルムアート社)、『風景という虚構』(ブリュッケ)、訳書に『実践カルチュラル・スタディーズ』(大修館書店)、『ドゥルーズの哲学』『パステルカラーの罠――ジェンダーのデザイン史』(共訳、法政大学出版局)など。
(2010年9月15日公開)

連載紹介

「建築大好き」というヒコ(美術家)とアマナイ(美学者)のコーナーです。2人の年齢差が34歳、隔世遺伝的な関係の2人が美術・美学の角度から、ひと味違う建築鑑賞の討論をします。もちろん建築家も必見の面白い美術展も取り上げて、わかりやすく、鋭く、ナイーブに迫ります。
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