高橋堅さんの「BRASS CLINIC」を訪れる - 建築系ラジオ
収録日時:2010年7月14日
収録場所:落合クリニック/千葉県浦安市
収録時間:21分07秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ: 10.1MB
PLAY 出演者:高橋堅+天内大樹+彦坂尚嘉

『新建築』2010年3月号「リノヴェーション」特集に掲載された「BRASS CLINIC」を設計者の高橋堅さんにご案内いただきました。真鍮と漆喰塗りの壁、12mm厚のガラス板とモルタルの床で構成された病院です。彦坂さんは高橋さんと出会ったときの建築と美術の関係についての会話を「鑑賞構造」をキーワードに再現、鈴木了二さんやリチャード・セラに言及。長い時間見つめられる=鑑賞に堪える性質のことです。しかし高橋さんはこの真鍮という素材の選択が合理の追求であるとも主張。一方、真鍮の輝きを抑制する工夫には手造りの側面も。病院という与件から設計を強く束縛する計画学を踏まえながら、計画学の専制を避けた設計です。最後にはガラススクリーンと、床とのとり合いで壁を浮かせるということとの連関、つまり収まりについて。建築系美術ラジオ第5回収録、ついに建築そのものに踏み込みます。(天内大樹)

・出演者プロフィール
高橋堅(たかはし・けん)
1969年生まれ。1995年東京理科大学大学院、96年コロンビア大学大学院修了後、青木淳建築計画事務所を経て2000年より高橋堅建築設計事務所主宰。東京理科大学・京都造形芸術大学非常勤講師。主な作品に「鵠沼の長屋」「鵠沼の二世帯住宅」「東京理科大学コミュニケーション棟」「弦巻の住宅」など。

・関連項目
『新建築』2010.3
松田達さんによるレビュー(artscape、09.10.24)
(2010年8月 1日公開)

連載紹介

「建築大好き」というヒコ(美術家)とアマナイ(美学者)のコーナーです。2人の年齢差が34歳、隔世遺伝的な関係の2人が美術・美学の角度から、ひと味違う建築鑑賞の討論をします。もちろん建築家も必見の面白い美術展も取り上げて、わかりやすく、鋭く、ナイーブに迫ります。
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