日本の美術運動[1/2] - 建築系ラジオ

日本の美術運動[1/2]

収録日時:2010年06月26日
収録場所:板橋区立美術館
収録時間:25分43秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:11.8MB
PLAY 出演者:弘中智子+彦坂尚嘉+天内大樹

板橋区立美術館で開かれた館蔵品展「日本の美術運動」(2010.05.15-06.27)について、同館学芸員の弘中智子さんを迎えてお話を伺います。池袋モンパルナス(詩人・小熊秀雄の命名)という30年代の芸術家たちの動きを継承する、個性的な同館において、大正期から戦後の日本アンデパンダン/読売アンデパンダンの時期までをカバーする展示を拝見しました。彦坂さんが「ブログにも書けないほど感動した」という新人画会(1943−44、松本竣介、靉光、井上長三郎ら)を中心に発掘作業を続ける弘中さん。学芸員の地道で貴重な仕事をフィーチャーしながら、難波田龍起など戦中・戦後の芸術家たちを見ていきます。終盤、視覚や他の知覚と絵画の関係も語られます。「建築系美術ラジオ」第4回収録シリーズです。(天内大樹)

・出演者プロフィール
弘中智子(ひろなか・さとこ)
1979年山口県生まれ。板橋区立美術館学芸員。専門は日本近代美術。一橋大学大学院言語社会研究科博士課程在学(休学)中。展覧会に「池袋モンパルナスの作家たち」(2007年)「新人画会」(2008年)「日本のシュルレアリスム」(2009年)他。現在は「福沢一郎絵画研究所」(2010年11月20日より2011年1月10日)の準備中。

・関連項目
板橋区立美術館(2008年新人画会展/2010年日本の美術運動展)
(2010年7月 3日公開)

連載紹介

「建築大好き」というヒコ(美術家)とアマナイ(美学者)のコーナーです。2人の年齢差が34歳、隔世遺伝的な関係の2人が美術・美学の角度から、ひと味違う建築鑑賞の討論をします。もちろん建築家も必見の面白い美術展も取り上げて、わかりやすく、鋭く、ナイーブに迫ります。
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