No Man's Land展 - 建築系ラジオ

No Man's Land展

収録日時:2010年02月14日
収録場所:新丸の内ビルディング/千代田区
収録時間:21分35秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:9.9MB PLAY 出演者:栃原比比奈+彦坂尚嘉+天内大樹+五十嵐太郎

フランス大使館旧庁舎で開かれた「No Man's Land」(2009.11.26-2010.02.18)についての批評です。美術展示が美術館の外に出てくるという、かなり以前からの美術の流れをうけているものの、与えられた場をそのまま受け取るのではなく、その場の成り立ちをトータルに考えることで新たな(美術的)解を生みだすことが重要、と彦坂さんと栃原さん。清々しいモダニズムの建物で何も展示物を置かない方が建築としてはよかった、という五十嵐さん。以前配信したアートフェア東京との比較や、パリの現代美術スペース「Palais de Tokyo(パレ・ド・トキオ、築1937)」の紹介も挟まれます。「建築系美術ラジオ」第1回収録シリーズです。(D.Amanai)

・出演者プロフィール

栃原比比奈(とちはら・ひいな)
1977年生まれ。2001年多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。2000年より中野区の知的障害者施設のスタッフとして、ダウン症や自閉症、重度の知的障害者などが絵を描くプロセスと作品を研究。2001年よりサンエックス(株)勤務、2004年退社。2010年彦坂尚嘉アトリエ(気体分子アトリエ展)、ギャラリー山口にて個展。

・関連項目
フランス大使館(画面右上で日本語が選べます)
アートフェア東京(この後2010年4月に開催済)
ユダヤ博物館(独・英語,仏・伊・西語は概要のみ)
Palais de Tokyo(仏・英語のみ)
(2010年4月29日公開)

連載紹介

「建築大好き」というヒコ(美術家)とアマナイ(美学者)のコーナーです。2人の年齢差が34歳、隔世遺伝的な関係の2人が美術・美学の角度から、ひと味違う建築鑑賞の討論をします。もちろん建築家も必見の面白い美術展も取り上げて、わかりやすく、鋭く、ナイーブに迫ります。
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