彦坂尚嘉(ひこさか・なおよし)1946年東京生まれ。美術家、美術史批評家、ギャラリスト。1970年多摩美術大学絵画科油彩中退。文化庁在外研修員としてペンシルバニア大学大学院に留学。現在、立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。第1回リスボン建築トリエンナーレ出品。著書=『反覆/新興芸術の位相』(田畑書店、1974)、『彦坂尚嘉のエクリチュール』(三和書籍、2008年)、共著=『リノベーションの現場』(彰国社、2005年)、『空想・皇居美術館』(朝日新聞社出版、2010年出版予定)
山崎亮(やまざき・りょう)1973年生まれ。studio-L代表。ランドスケープデザイナー。公共空間のデザインに携わるとともに、完成した公共空間を使いこなすためのプログラムデザインやプロジェクトマネジメントに携わる。その際、常にプロジェクトを通じて積極的にまちへと関わる主体を生み出すことを目指している。最近は、中山間離島地域のまちづくりや総合計画づくりにも関わっている。共著書=『震災のためにデザインは何が可能か(NTT出版)』『マゾヒスティックランドスケープ(学芸出版社)』『都市環境デザインの仕事(学芸出版社)』など。受賞=2008年グッドデザイン賞など。
南後由和(なんご・よしかず)1979年大阪府生まれ。社会学、都市・建築論。東京大学大学院学際情報学府博士課程を経て、同大学院情報学環助教。
桑沢デザイン研究所、駒澤大学、法政大学、早稲田大学非常勤講師。
共著書=『都市空間の地理学』(ミネルヴァ書房、2006年)『路上のエスノグラフィ』(せりか書房、2007年)Atelier Bow-Wow: Behaviorology(Rizzoli、2010)など。
論文=「コンスタントのニューバビロン×建築界(1)(2)」「有名性と『界』の形成ーー建築家の事例分析に向けて」など。
天内大樹(あまない・だいき)1980年東京生まれ。日本近代建築思想。2008年東京大学大学院(美学芸術学)博士課程単位取得満期退学、日本学術振興会特別研究員(PD、大阪大学)、東京大学教務補佐員を経て、東京理科大学工学部建築学科ポストドクトラル研究員(坂牛研究室)、大学非常勤講師。共著書に柳澤田実編『ディスポジション:配置としての世界』(現代企画室2008)、五十嵐太郎編『建築・都市ブックガイド21世紀』(彰国社2010)、仲正昌樹編『叢書アレテイア13 批評理論と社会理論1:アイステーシス』(お茶の水書房2011)、共訳書にエイドリアン・フォーティー『言葉と建築──語彙体系としてのモダニズム』(鹿島出版会2006)、ジェフリー・スコット『人間主義の建築──趣味の歴史をめぐる一考察』(鹿島出版会2011)。
http://www.ne.jp/asahi/d/ama/
川勝真一(かわかつ・しんいち)
1983年生まれ。建築家、リサーチャー、RAD代表。京都工芸繊維大学大学院建築設計学専攻修了。2007年に建築的領域の可能性をリサーチするプロジェクトRAD(Research for Architectural
Domain)設立。また2008年にプロジェクトスペースradlab.を設立。2009年より、レクチャープログラム「QueryCruise」、建築ギャラリー「rep」などを企画、運営。
榊原充大(さかきばら・みつひろ)
1984年生まれ。京都在住。建築家、リサーチャー。RAD。文学部芸術学科卒業、その後建築専門学校在学中に建築的領域の可能性をリサーチするプロジェクトRAD(Research for Architectural
Domain)加入。radlab.設立に関わる。2009年より、レクチャープログラム「Query
Cruise」、建築ギャラリー「rep」などを企画、運営。
チームトンチク(市川紘司+菊地尊也+加藤拓郎ほか)
東北大学大学院生のユニット。東北大学建築タブロイド『トンチク』編集。作品に「オノマトペ」(『近代建築 卒業制作2009』掲載)「アイスクリームタワー』( 第11回JIA東北建築学生賞受賞)「「2010年代=テン年代」的住居設計の在り方をめぐる小話」(第5回ダイワハウス論文コンペティション優秀賞受賞)。共著に『現代建築家99』『都市・建築ガイドブック21世紀』など。