出演者:武智仁志
建築系ラジオ第2期の始動、誠におめでとうございます。貴重な存在の山田さんを失ったのは大きいですが、残された僕たちは、また新たな一歩を踏み出すしかありません。
ご挨拶が遅れました。みなさん、はじめまして。
非常に恐縮なのですが、この度、建築系ラジオ第ニ期始動を機会にラジオのレビューを書けと仰せつかりました、武智仁志と申します。
「おぬしっ、なにものじゃ!」とつっこまれる方も多いと存じます・・・。無理もない・・・。
僕は、ただの平凡な学生であります。しかも、社会人で
他の仕事をしながら建築を勉強しているという、無鉄砲な30代後半の加齢臭漂うおっさんです。(ゔっっ!)
建築系ラジオ第一期の山田さん
に魅せられ、せっせと感想文を送り続けてきたのが、鬱陶しかったのか(笑)、コーナーを担当させていただくことになりました。
とはいっても、ラジ
オを聞いての感想や、ラジオを聞いて僕が悩んでみた内容ですので、たいして役には立ちません(笑)。ただのブログです。ただのブログだからこそ、気が引けるんです・・・。
おしゃべりは得意では無い代わりに、文章で人格が変る奴、いますよねー。特に匿名を使うと。
あっ、それ僕です。
まっ、
しかし、いままでの感じで続けられるだけ続けようと思います。
少しでも何かの役に立てばと願っています。皆さんからも、ラジオの感想をコ
アメンバーの皆さんに送っていただけると、僕もうれしいです。
最後に、貴重なページを何者かも分からない僕に割いてくださった建築系ラジオ関係者の皆様、本当にありがとうございます。腹が引き締まる思いです!
それでは皆様、気が向いたらおつきあいくださいねっ!
収録日時:2010年3月14日
収録場所:建築サロンTENZO(典座)/東京都狛江市
収録時間:30分07秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:14.5MB
PLAY
出演者:前田紀貞+大西麻貴+403 architecture+能作文徳+建築系ラジオコアメンバー
倉方──今日の議題は「テン年代の建築を考える」ということで、ゼロ年代が終わり、テン年代の建築がどうなるのか、あるいはどうあらねばならないのか、ということを5名のスピーカーに話して頂いた後、ディスカッションという形で進めたいと思います。
大西──私は、2010年代の建築は「原点回帰とその先」だと思っています。私たちの時代は、なにか絶対的な美の規範みたいなものがない時代だと思っていて、悪く言えば、何でもありのように見える時代。その中で私たちは一体何を目指したら良いのか、何が美しいのかということに対してもがき苦しんでいる世代だと感じています...
橋本(403 architecture) ──テン年代の建築とは何かということを考えるにあたって、「実現化の照準」を見極めるということがテン年代の建築のテーマになると思っていて、それは、僕らのこれまでの活動を通して考えてきたことです...
前田――今、話を聞いててすごく面白い。さっき俺が言ってたようなことと全く重なってて、まず、言いたいことが幾つかあるんだけど、403 architectureさんに関しては、自分の大きなパションとか、生きざまをもっと出して欲しいんですよ...
・出演者プロフィール
前田紀貞(まえだ・のりさだ)
1985年京都大学工学部建築学科卒業。1985~1990年大成建設設計本部。1990年前田紀貞アトリエ一級建築事務所主宰。1995~1996年芝浦工業大学システム工学部非常勤講師。現在、日本大学理工学部非常勤講師、法政大学工学部非常勤講師、東京理科大学工学部非常勤講師。
大西麻貴(おおにし・まき)
建築系ラジオコアメンバー。
403 architecture
原崎寛明+橋本健史+田所雄大+辻琢磨+永田賢一郎+彌田徹。設計事務所所員、Y-GSA、東京大学、筑波大学に所属する6人で構成。「現場合わせ」をキーワードに実現化の照準を見極める活動を展開中。
能作文徳(のうさく・ふみのり)
1982年富山県高岡市生まれ。2005年東京工業大学卒業。2007年東京工業大学大学院修了。2008年Njiric+Arhitekti勤務。2008年より東京工業大学大学院建築学専攻博士課程在籍。
建築系ラジオコアメンバー
五十嵐太郎+南泰裕+倉方俊輔+松田達